ドキュメントの容積
そういえば、昔はついてくるマニュアルが分厚くて、読むのが大変だったなあ。
会社の清掃で出てきたNetwareというサーバOSのマニュアルを捨てながら懐かしく思い出します。
厚さ5cmくらいの本が何十冊も来て、まとめると本棚の一段分まるまるくらいになるドキュメント。今だとオンラインでの教育がけっこうあるのでマニュアルは必要なところを拾い読みするだけで済むことも多いのだけれど、このときは教育自体がめちゃくちゃ高かったので泣きながら読んだ覚えがあります。それでもこのバージョンは日本語だったからなんとかなったけれど、その分無茶な翻訳が多くて「原文みせろよ」とか思ったことも多かったなあ。
ブラウン管のモニタ時代のフィルタのサンプルとか、いろんなものを今年は捨てました。
まだ、物理的に捨てられるというのはラクなのかも。今やどんどんクラウドに貯まっていくデータのどれが必要なもので、どれがもう絶対に要らないものなのかの仕分けなんてやりようもなく、容量がいくら増えてもいいからため込んでいるけれど、一昔前のように「一杯になったら消す」時代だったら場所をあけるためにどれくらいの時間と手数を掛けなきゃいけないかと思うとぞっとします。
今は「自分が見るべきモノだけ選択して見えるようにして、それ以外のものは必要に駆られたときに検索する」ようになっているから、自分のデータになっているけれど一度も見ていないものも数多くあるだけに「捨てられる量しかない」というこういう物理的な資料は、まだまだありがたいのかもしれません。
そんなこんなで、仕事で市外にいくのもたぶん今年は今日でおしまい。
明日掃除して、出社は一段落のはずです。
そういえば、年末年始、客先が止まっているうちにやるリモートでのいろいろ作業も、以前に比べてすこし減りました。
オンプレミスのメールサーバが、写真や動画満載の重い「あけおめメール」で飛ばないように監視するなんてことも、もう懐かしい話。
すこしゆっくりする年末年始になると、いいなあ。
そんなこんなで、今日もおつかれさまでした。
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