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こんな写真を撮っています

2007年3月15日 (木)

弁天さま

Img_9221 駅前「八」福神の写真は、いつも夜のものばかりで、そのうち昼間あたたかそうな光が降り注ぐヤツをとも思っているんですが、今日もまた、夜の弁財天です。

 この弁財天は、信用組合の前。

 お隣は、以前鮎にだきついているカエルの写真が新聞写真コンクールでいい賞になったオヤジさんがいる糸屋さん。

 最近、よく「小さい頃触れて『!』と思った街のにおい」のことを、同じ年代の近所の人と話すことが増えています。

 青海はいわゆる「企業城下町」ですが、その社宅のエラい人の子の家に遊びに行ったときに、おやつにケーキが出てきたとか(そもそも、遊びに行ったときにおやつが出ること自体、めずらしい時期ではありました)、ネスカフェじゃないコーヒー、ポットで入れた紅茶とか。

 おなじく「糸魚川へお買い物に行く」ということも、心躍り、前の日から興奮するようなイベントで、アキヤマの4Fのグリーンピースが乗ったカレーとか、ヤマシタのソフトクリームとか。そして、この弁財天がたっている場所にかつてあった小八木は、僕らにとっては、いわゆる、初めて遭遇する「ファッションビル」だったようにも思います。

 エスカレーターがあるお店で、あえて吹き抜けのあかるい階段を上ること。それがなんだか誇らしげに思えた、なんとも安上がりな中坊の頃の自分。でも、決して狭い世界以外を拒否していたっていうわけではなく、普段触れることができる世界が狭かったというだけのこと。それだけに、触れるものすべてで世界が広がっていくあの感じは、今となってはとても贅沢だったように思えるのです。

3/20追記
 上でちょこっと紹介している「糸やさん」に、その後のことを教えていただきました。
 朝日新聞へe-mailで送られ、本紙にも掲載された「アユ、君を離さない」という写真は、その年の年間優秀賞のEメール賞に輝き、朝日新聞報道写真集(2005)に採録されて、まるまる1ページ掲載。さらに裏表紙べろのところにまで乗るという、2004年の「代表選手のひとつ」にまでなってしまったとのこと。久しぶりに写真も見せていただいたけど、あらためて、すごいです。図書館などで見かける本だと思いますので、ぜひ写真も探してみてください。ついでに、鮎釣りする川としてはちょっと変わった川だと思うので、姫川にも、ぜひ(笑)。

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2007年3月 5日 (月)

夜の寿老人

Img_8761 駅前の八福神シリーズも終盤。今日は、寿老人です。

 ”八福神”のとなりには、絵馬をかけられるようになっていて、ここにはやはり「こんな風に老いたい」といったものをいくつも見かけます。

 トヨタレンタリースのCMでのブルースハープを吹くジィさんじゃないけれど、かっこいいジジィになりたいという願いはある。あるのだけれど、それと同時に、こんな力みのない、おだやかな笑顔ですごせるようなトシの取り方もしたいなと思うのでありました。一方で、「近所の口うるさいジジィ」として、わからずやになりたいという気もあって、なかなか人間なんてのは勝手なものだな、と。

2007年3月 1日 (木)

布袋さん

Img_8764 一日鮭のお話でお休みしましたが、今日もまた、夜の駅前を。

 今日は、懐かしい丸形ポストが立つ、呉服屋さんの前界隈を。

 向こうにちいさく映っているのは、布袋さん。福々とした、思わずこちらまでにこにこしてしまいそうな笑顔です。

 像の下にある紹介には、布袋『和尚』とあります。和尚とかかれているのは、ちょっと珍しいかもしれません。悩みがないからなのではなく、悩みながら、でもそれときちんと向きあうことができるからこその笑顔。そんな強さを勝手に感じてしまった僕なのです。

 今度は、このポストに投函しに来てみよう。

2007年2月27日 (火)

木の地図

Img_8760 というわけで、今日は夜の駅前を。

 以前紹介したことのある七福神の像。これがどこにあるかが、この地図には載っています。

 駅から海に向かって200mほど。ちっちゃい公園のところで横断歩道を渡ってすぐ左の壁に、積み木を組み合わせたようにして作った、大きな地図。コイツは、昼間よりも、あたたかめのライトがあたる、夕方のほうが、きれいに見えるような気がします。

 昨日紹介した勾玉やヒスイの原石も、ここのすぐ近く。冬の日本海を見に行く散歩のついでに、ぜひこの地図も探してみてくださいな。

2006年12月16日 (土)

おなかいっぱい

Img_7445 になると、にこにこ。これって、人間の、というより、生物の本能なんだろうなぁなんて思う。今日は、市内八福神から、恵比寿さんです。

 恵比寿さんが立っているのは、市内でも有数の古くからの食堂の前。ちょっとお年の方にラーメンの話をすると、「こだまがうまいよ」と言う方が多い。

 ラーメンは、ここ10年くらいで、まさに革命でもおきたかのようにかわったゴハンのひとつ。スープの取り方、麺、具、タレ・・・。そして、新潟はある意味「激戦区」の一つとなり、近辺にも麺屋あごすけをはじめとした、かなりの有名店も現れました。

 ただ、その一方で、どんどん、しょっぱく、濃厚で、強い香りになっていくというのも否めない。さらっと一杯、いっとく?みたいな気軽さが、だんだんと薄れてきたようにも思います。それだけ、さっぱりしたものがうまいトシになってきたということなのかもしれませんが(笑)。

 こだまのラーメンは、シンプルな昔ながらのラーメンだと思う。玉丼とかを頼んでも、あまり甘くない干し椎茸のにおいのするさっぱりしたものが出てきます。

 でも、それがなんとなく、安心するという面もあるのかな、なんて思ったりもする。ある種の反動なんでしょうか。

 市内にはほかにも、昼間は碁打ちの人が集まっているうちやま(夏のかき氷の氷のやわらかさは好評なんです)とか、ちょっと時間が止まったような感じのする懐かしい大衆食堂がいくつかあります。時々は、そういうところで、ラーメンとかカツ丼とか食べてみるのも、楽しいんじゃないのかななんて思う。

 そんなわけで、このお店の前に、にこにこふくふくした恵比寿さんがいるというのは、なかなか似合っていて、僕は好きなのです。

2006年12月14日 (木)

雨の通り道

Img_7440_1200 今朝は雨が降っています。こうなると、傘がないと外を歩けない・・・わけではなくて、田舎の人間はみんな、車で移動。ドアtoドアなので、実は街の人たちよりもずっと歩きません。

 ただ、もちろんどこへ行くにも車という人ばかりではないので、そんなときにうれしいのが、この雁木道。家の軒先をつなげてアーケードみたいにしたものです。そして、雪が降ると、雨よりももっと、この雁木道がうれしくなります。

 よく「アーケードみたい」と言われる雁木道。でも、雁木とアーケードの最大の違いはというと「誰のもので誰が作るのか」というところ。

 アーケードは、共有地をみんなで(市だったり、商店街だったり・・・)整備して作ります。その一方、雁木道というのは、(基本的には)「その家の軒先」でしかありません。つまり、その家の人の持ち物であるということ。みんながとおる場所にある家の人みんなが、軒先を長くつくって、通りやすいように便宜をはかる、互助システムから生まれたもの。だから、古くからの雁木みちは、屋根の高さや色がまちまちだったり、突然一部切れたりなんてこともあります。

 上越市では、外部の力も取り込んで、けっこう積極的に保存をめざしているようですが、糸魚川では、表通りは商店街のみなさんの共同事業として、木を使ったあたたかみのあるものに一新。それにともなって、今日の写真が紹介3つめの「八福神」や絵馬なんかも置かれるようになった。

 でも、この雁木のスピリッツっていうのは、なんでもエラいひとにおんぶにだっこしないで、自分たちで自分たちのことを決めていく、そんな雪国の強さの表れなのではないかとも思います。

 今日の写真の「八福神」は、その強さで周りを震え上がらせるけれども、実は慈悲にあふれる存在とも言われる毘沙門天。これって、雪国の強さを象徴する神様なのかもしれないな、などとも思うのです。

2006年12月13日 (水)

笑顔

Img_73381 昨日も戻りが少し遅くなってしまったので、ついでに今度は、市内「八」福神の大黒天を一枚。

 先日の奴奈川姫は蒼い光の中にいましたが、こちらはもうすこし温かい色の光のなかで、ふくふくと笑っておられます。場所は、夜間金庫の横で、やはり銀行の前。けっこう世知辛い場所なのだけれど、笑顔というのは、やっぱりふくふくとして、いいですね。

 最近、「天国は待ってくれる」という映画のことが、時々とりあげられています。この映画とは、全然関係ないのだけれど、安部恭弘という人の1991年のアルバム「天国は待ってくれる」にすこし光があたるかな?などと、楽しみにしています。

 なんでも明るく考えること。ポジティブシンキングというのは、時に、脳天気だとも言われる。でも、常にポジティブシンキングできるひとというのは、きっと、かなり強い人なのだろうなとも思うのです。日々、しんどいことはたくさんある。悲しいことだっておきる。見通しがいつも明るいことなんて、そうそうない。そんな中で、「んじゃ、なにも考えない」と刹那的になってしまうのであればともかく、ごくごくふつうに生きていこうとすると、やっぱり気が重くなることは、避けられない。

 でも、だから、だからこそ。

 そんな中で、「だいじょうぶだよ」という言葉をちゃんと吐いて、ポジティブに考えていける人。そんな強さを持ちたいと思いながらも、日々ネガティブシンキングの日々なのです。いやはや。

 大黒さんの笑顔は、きっと、そんな「ポジティブシンキング」なのだろうな。そんなことを考えながら。今日は、「天国は待ってくれる」を聴きながら出かけようと思います。

2006年12月10日 (日)

蒼い姫

Img_7334_1280 日曜日の夜、急な仕事からの帰りに、ふと信号待ちで、市内の雁木道のあちこちにある、七福神が目について、写真を撮ってみました。

 糸魚川では、七福神に古代日本の伝承の姫、奴奈川(ぬながわ)姫を加えて「八福神」とすることが多く、銀行の前に立っている姫の像の横には、8人が乗った宝船も置かれています。銀行前に宝船というのは、少々趣味が悪いような気もしますが(笑)。

 こういう、お地蔵さんみたいな石の像というのは、昼間と夜で、ずいぶんと顔が違う。ひだまりのなかにたたずむときには、とてもあたたかく。そして、夜、蒼い光のなかにたたずんでいるときには、ちょっと神々しい雰囲気があったりもします。

 今度、昼間、やわらかな光をあびている時も、撮ってみようかなとも思っています。