2017年4月11日 (火)

桜ヶ丘

832a0361_1

 ウチは、じぃさま、オヤジと二代続けてデンカマンだったこともあって、僕がうまれる直前までは今のセメント工場のあたりにあった社宅に住んでいたとのこと。で、工場拡張に伴って「南社宅」がなくなったときに、今の場所に家を建てて引っ越してきたようです。

 それだけに、小さい頃は昔の南社宅があったあたりにオヤジに連れて行かれて「昔はこのあたりに家があってな」なんて話をしたり、手掘りのトンネルを通ったり、青海川の中にかこってあったわき水を見たり風穴からの冷たい風にあたったりと、あのあたりには、オヤジの懐かしさにオヤジを通して遭遇した、なんとも懐かしい記憶があります。

 そして、南社宅がなくなった頃になっても、この桜ヶ丘界隈にはまだすこしエラいひとたちの社宅が残っていて、ちょっと敷居が高い場所だったものの時々あそびにいったりとか。確か、このあたりのお宅に上がり込んで、生まれて初めての「豆のコーヒー」を飲ませてもらったりもしたんだっけ。

 そんなこんなで、今日の一枚は、桜ヶ丘あたりの大きな桜と黒姫。
 ここから回れ右すると、おなじく大きな桜の木の向こうに海が見えて、まちを見下ろすとあっちにも、こっちにも、桜の木。昨日は天気もよかったし、なかなか楽しいサボりの時間でした。

 さて、今日からはちょっと荒れ模様の天気。今朝は風がものすごいこともあって、今年の桜にはなんとか耐えて貰いたいところですが、さて。

 おはようございます。

2010年10月31日 (日)

当店自慢

Pa300364

 台風の中、職場の同僚と一緒に草津に行ってきました。
 行けば、カメラ片手にあちこち散歩してしまうのは性癖なので、うろうろしているとこんなお店が。

 群馬の山中。距離的には「築地直送」の方が自然だし、新潟からの経路を考えたって、関越道ルートの方が近いかもしれない。でも、そこであえて「『直江津港』の魚介類」と書いてくれているあたりに、「知られざるウマい港だ」ってニュアンスを感じてしまいます。

 ほかにも、温泉街の酒屋さんに、岩の原葡萄園の菊水印ホワイトブランデーなんてけっこうカルトなお酒が置いてあるのを見つけたり、あちらこちらで、ウチのご近所からのものを見つけてしまう。上越市はおとなりのまちだけれど、こういうの、なんだかちょっとうれしい。
 雨の中、裾を濡らしながら何度も散歩した甲斐があったなぁ。そんな風に思える、案外と楽しい職場旅行でした。

 大活躍だった幹事さんによろしくお伝えください>いつもお越しいただく「元同僚」さん(笑)。

2007年1月17日 (水)

糸魚川に来るなら

Img_8047 ちょうど朝一番に関東にいる必要がある出張があったので、久しぶりに寝台列車に乗りました。

 僕が乗ったのは、「北陸」号。上野と金沢をつなぐ、一日一往復の寝台特急です。

 北海道へと日本の表裏から走るカシオペアやトワイライトエクスプレスに比べれば古いこの列車。ブルートレインにあこがれた小学生だった僕らが乗りたかった、富士やさくらと同じ世代の車両です。

 写真の部屋は、B個室。B寝台は2段ベッドなのだけれど、同じ料金ですこしだけ個室があるので、ここに乗ることができると、なかなか優雅な出張になります。部屋には鍵もかかるし、ベッドもやや広め。安心して部屋に荷物を置いて、シャワーにいったりできます(シャワーがついている車両も連結されているのです。有料だけど)。

 この列車、糸魚川を0:08に出て、翌朝6時頃に上野につきます。上野発糸魚川着もだいたい同じ。なので、駅に車を置いて、かるく一杯やってから乗って寝て、朝起きたら東京といったことができて、案外便利。首都圏往復フリー切符なら、高い寝台料金払わなくてもいいのでリーズナブルだし。

 首都圏のひとが糸魚川に来るとしても、この電車、なかなか便利なのではないかなとも思います。仕事を終えて軽く一杯。そして、金曜日の夜に乗って、土曜日の早朝糸魚川へ。海岸でヒスイの石拾いしたりして・・・というには、少し無理があるか。朝早くあいている店はほとんどないので。でも、終点金沢まで行けば、近江町市場が活気を帯びている頃に着くので、便利な列車だと思います。で、土日石川から少しずつ移動して、糸魚川で日曜日の夜ぎりぎりまであんこうやカニを楽しんでから、またコイツに乗って、月曜の朝上野に降り立つ。こんな旅、どうでしょ?(笑)。