発掘の日
市内のレトロな建物の番付のパネルには、平安堂旅館や京屋分店、鶴来家、加賀の井など、今となっては懐かしい建物がいくつもあります。
いろんなお宅の壁など、散歩しながらのスナップ写真も、残っていれば町の記憶になる。ここしばらく、駅北エリアで写真を撮ることはほとんどなかったのだけれど、また少しずつ、まちの姿を残していこうかなと、そんなことを思う「発掘」でした。
さて、明日起きたとき、どれくらい白くなってるかな。
おやすみなさい。
今日はおまんた祭り。で、来週の土日には、おなじく恒例の「おばけの館」が予定されています。で、今日はおばけの準備で大きな部材を運びに、倉庫になっている旧歌外波小学校へ。
いつものことながら、誰もいかなくなった学校というのは、ほかの建物とはちがううら悲しさがあります。まだまだ現役の先生の名前が下駄箱に貼ってあったり、こどもたちがつくった大きな絵がそのまま残してあったりしてね。
ただ、今年お伺いしたら以前体育館一杯にあったものがずいぶん減っていて、けっこう広々としていました。で、その端っこでみつけたのが、この大きな煉瓦車庫の絵。雪景色、なのかな。
いろんなひとが、この建物を、絵に残しているんですねえ。
これも、駅のどこかに飾ったり、できるといいのになあ。
天気は、なんとか保ってる感じの午後。これからお祭りの終わりまで、降らないことを祈って。
かつては建物だったけれども、今は「モノリス」になってしまった糸魚川駅の赤れんが車庫。でも、昨日最終列車で帰ってきた家人を迎えに行くと、上の部分にほっそりと、でもしっかり雪が積もっていました。ヤツは、きっとまだまだ屋根のつもりなんだろうなあ。なんだか、心強いぞ。
レンガ車庫といえば、保存活動をしていた頃は毎年のようにコンサートを中で開いていたのだけれど、2008年に出演していただいたサキソフォンプレイヤー、彦坂眞一郎さんのお名前を、先週末に小出で行われた新潟県アンサンブルコンテストの審査員の中に見つけて、ひさしぶりにやりとりさせていただきました。なんだか、懐かしかったなあ。
今は、上野学園大学の教授もされているそうで、今年の夏のオープンキャンバスには、日常のレッスンの公開授業だけでなく、多くの人向けの基礎講座をされたそうで、その動画をよかったら中学校の子に教えてあげて下さいと紹介いただきました。
https://www.youtube.com/watch?v=v9mGKI75Bx4
そして、今日は夕方18:00オープン、18:30スタートで、おなじく何度も赤レンガ車庫のコンサートに出て頂いた Squall のみなさんのこの季節恒例のクリスマスライブ。なんだか、時期は多少前後しても、ここ数年、かならず雪のある日のコンサートになっている気がします。
こちらも、ぜひビーチホールまがたままで、お運びください。
そんなわけで、そろそろ夕暮れ。
みなさん、おいしい夕ゴハンを。
赤レンガネットワークの年に一度の大会で、愛知県の半田というまちにいってきました。いつものことながらどこかへいくと、朝はうろうろカメラ片手に散歩するのだけれど、そうなると僕のみかけはけっこう不審者めいているので「あやしくないですよ」のアピールも兼ねて、会う人会う人に「おはようございます」と声をかけることにしています。
でも、だいたい帰ってくる歩留まりというのは50%くらい。お年寄りの男性からは、帰ってこないことのほうが多い。まじまじと「アンタ、わたしと知り合いだったっけ」と言われたこともあります。いや、たぶん初対面で、二度と会うこともないと思います(笑)。
で、今朝の半田散歩では、この挨拶往復成立率が100%。オジサンもオバサンも、じいちゃんもおばあさまも、全部挨拶のやりとりができました。時間がはやかったので若い子とは遭遇しなかったけど、きっとこういうやりとりがあるまちって、オトナがみんなそこいらの子のことを「じぶんたちの子」的な感覚で見守ってるんだろうなあ。それが息苦しい面もあるのが田舎町ではあるのだけれど、でも、それが安心の根っこになってたりもする。先日新聞の投書でみかけて驚いた「知らないひとと話をしないように学校でも言っているのでマンションで住民同士の挨拶をしないことにしてほしい」という呼びかけのまちよりは、きっとコドモの安全は、こっちのほうが守られると、思うんだけどなあ。
さて、そんなわけで、半田赤レンガ建物を、「通学路の向こう」に撮ってみました。古くからある、昨年ようやく整備公開された文化財。でも、この建物は生活圏の中、日々の暮らしのすぐトナリにあって、しかも整備の仕方が「観光に来て下さい」100%ではなく、地元の人同士が集えるように、使いやすいようにという「ひとを集めるいごこちのいい場所であり戦略基地である」という意識で生まれ変わらせたという感じがしました。
そして、その中での告知はとても広域。じぶんのまちのことだけではなく、ご近所あちこちの催しをまとめてPRしている。たとえば、糸魚川のバル街の企てをしているひとがあちこちの県内・県外のバル街をひとつのシリーズイベントのようにお互いPRしあってくれているように。こんなふうに、いきたいなとおもったらふと出かけていける距離感のところの情報をもっと垣根なくいっしょくたに取り扱ってみなさんにお知らせできるようになると、いいのになあ。
いろいろヒントをたくさんいただいた二日間でした。
じゃ、明日からもがんばろう。
というわけで、みなさん、おいしい夕ご飯と日曜日のおわりのサザエさんを(笑)。
今週末は、赤れんがネットワークの年に一度の大会。今年は、愛知県の半田市で開催されます。
開催地は、どこもレンガで作られた古いなにかがあり、それを保存し、これからも使って自分たちのまちを「!」なまちであり続けさせたいと願うひとたちの場所。今年は、半田赤レンガ建物( http://handa-akarenga.jp/ )を残したひとたちのまちです。
半田は、地元の大学生とも協業して、古い建物をまちのシンボルのひとつとしてとてもうまく活用しているんだそうです。去年の舞鶴の大会でも、やってきた半田のジィさんと若い子たちがとても楽しそうに自分のまちの「!」なところを自慢し、「この先どうしようか」という話をしているのは、見ていてとても眩しい風景でした。古いものを古いひとたちだけが躍起になって残すのではなく、昔からあったそのまちの風景が、ちっちゃい子からおじいさんおばあさんまでみんなのやりとりの起点になる。それが、素晴らしいな、と。
赤れんがネットワークの大会は、糸魚川でも2009年に開催。全国いろんなところのひとたちが集まり、この三連アーチがこの形で残ることに力を貸してくれました。
また、週末にはいろんなところのひとたちに、パワーをもらいにいかなきゃ。
というわけで、糸魚川の美味しい日本酒と地王を手土産にお伺いするときに持って行く「糸魚川はこんなまちですよ」というリーフレットのために、今朝あらためてアルプス口の写真を撮りに行ってきました。ヒスイも「日本の石」になったことだし、またいい出会いができるといいな、と。楽しみにしています。
では、みなさんたのしい午後を。
昨日、出張から戻る途中の大宮駅は北海道新幹線開通直前のいろんな催し物でいっぱい。僕は牧家(ぼっか)の風船に入ったプリンを買ってきたのだけれど、金森赤レンガ倉庫関連のお菓子もいっぱい並んでいました。そういえば、金森の倉庫群は、赤煉瓦ネットワークの番付にも入ってたなあとふと思ったり。
そして、戻ってきたら新幹線改札の中には、ご近所幼稚園の子たちの新幹線の絵がたくさん。
一年、経ったんですねえ。
この一年、たぶん20回にちょっと欠けるくらい往復してるんじゃないかと思うのだけれど、なんだか越後湯沢まわりで上京していたのがものすごく昔のような気がします。向こうで朝イチから動くことができたり、昨日みたいに帰ってきてコドモと一緒に夕方水芭蕉を見に行ったり、時間にすると30分程度の短縮なのだけれど、ずいぶんと近くなった感じ。
そして、今「何分くらい短縮なんだっけ?」と思ってWeb上で去年3月までのダイヤを探そうと思ったら、ほとんどそういう情報はないということにも気付いて、あらためてどんどんかわっていくものなのだなあと実感したワタクシなのでした。
さてさて、そんなこんなで、お彼岸をはさんで今週も今日からスタート。
おはようございます。
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