COVID-19の日々は「ちゃんと生活を回す」ことが最優先だったので、いろんな優先度の低いことに支障が出ていることに目をつぶってきた部分があります。子どもたちが学校の外で集まってなにかすることも、そのひとつ。
今後、中学校の部活動が学校からスピンアウトして地域の活動へとシフトしていくということもあって「だったら、地域にいて活動に出会える機会を作っていかないとね」の一環として、まずは地元、田沢地区でスポーツの体験会。
今日は、野球、剣道、サッカーの3種目。どれか興味のあるのだけやってみるのではなく、3つ全部まわって、いろいろやって楽しんでいってもらう趣向で、スタンプカードを持ってみんなで楽しんでもらいました。
スピードガンでボールのスピードをはかったり、ちゃんと面をつけたひとに市内で面をいれてみたり、PKを蹴ってゴールに蹴り込んでみたり。たのしいこといっぱい。その中で「やりたい」がひとつでもふたつでも生まれたら、うれしいな、と。
今回は、田沢地区公民館のみなさんのお膳立てで3競技団体が参加させてもらいましたが、エリアを広げたり、体験できる競技を増やしたり、だんだんと、こういうことが広がるといいなと思います。
願わくば、もうカレンダーにこういう催しが組み込まれて、毎年何回もできるようになると、いいなあ。
そんなこんなで、今日もおつかれさまでした。
こんな小さいパンフをしないで見かけるようになるかもしれません。
地域のジオサイトとかおいしいお店とか、いろんなものを「地質女子」が紹介しているパンフなのだそうですが、なんだか身近な顔が写っています(笑)。
この糸魚川青年会議所さんの事業「チーム糸魚川DEドリームズカムトゥルー」では、女子美大の山下さんが原画を描いたプリンとクッキーや紙袋がとても素敵なので、こちらも遭遇された方は「へえ、これはそれか」と思って頂けるとうれしいです。
ちなみにこの写真はウチの家族連絡用のホワイトボード。その下のピンクの紙は、田沢地区公民館のスポーツ体験会のものです。
剣道、サッカー、野球の体験ができますので、興味のある方はぜひ。
そんなこんなで、今日もお疲れさまでした。
今日の午前は、市役所でとある会議。
市役所の方ではなく、民間の、参加者の方があえて「それはいま議論しているカテゴリの中の話ではない」と発言されるのを見て、ちょっと寂しい気持ちになりました。
担当があり、作業を分けている以上、いろんなことはカテゴライズされる。でも、その間に落ちてしまうものは必ずあるわけで、民間から呼ばれてなにか言う立場の人間は「その区切りにきれいに収めること」より大切なことを入れて、境界を時に踏み越える仕組みを埋め込んでいくことのほうが、大切な気もします。
数か月に一度集まって、段取りのようにやる会議。
顔を合わせてやることはとても大切なことなのですが、より自由な感覚で議論を進めるためには、たとえば「Teamsで時々meeting、会議と会議の間でも、チャットで常に微修正や議論」みたいなことができる年代のひとにあえて委員会等の委員を絞ってしまうほうが、有益なのかもしれません。お年の方の経験や人脈がとても有効で重要だということは、重々承知しています。でも、上の世代の重しを外して、ぼくよりもう一つ下くらいの世代が自由に言うことが行政などに拾われていくような仕組みにしないと、どんどん硬直するし、後れを取っていくのではないかなあ。
そんなことも思いながら。
それにしても、今日は風の強い日ですねえ。
今日は、糸魚川の共場というスペースで上演された「楽屋」という芝居を見てきました。
考えてみれば、猪又しょうこさんの芝居をはじめてみたのは2011年の「三人姉妹」。
ご近所妙高出身の清水邦夫さんのこの作品。日本で最も上演回数の多い戯曲として有名なのだそうですが、僕は全然そんなことは知らず、この作品には今日が初遭遇でした。それだけに、仕掛けもだんだんとわかってくる謎もたっぷりと初見の「!を楽しむことができ、そして物語の最後に向かって深く「三人姉妹」が絡んでくることにちょっとゾクゾクとしてしまいました。
糸魚川で上演された市民劇の三人姉妹では、姉妹と強くかかわる+1としてしょうこさんと遭遇したワタクシとしては、あの外連味たっぷりの「イヤなやつ」を演じきった彼女に相当圧倒されまして、今日また4人の女優での芝居で、三人姉妹「+1」となった彼女に、なんだか懐かしい気持ちも感じたりとか。
写真は、当時の芝居で出てきた「孤児」役のバイオリンを弾く子ども。もう今となっては成人してますが(笑)、バイオリンを上手すぎず弾ける小学生という妙な条件で探されなければ、このご縁はなかったのだな、と。そう思うとなんともしみじみします。
夜、もうひと公演あるそうです。チケットをお持ちのかたは、ぜひお楽しみにおでかけください。いぶん古い写真を引っ張り出してきました。
今日は、上越サッカー協会の「上越選手権 中学生の部」の2週目。
一人カゼ欠で交代なし10人のチームですが、糸魚川FC U-15は優勝です。日頃、こどもの顔の写真は載せないのですが、まあ協会のサイト等にも掲載されているので、今日はご勘弁いただいて(笑)。
さて。
糸魚川で、中学生がサッカーできる場所は限られています。
4校ある中学校のうちサッカー部があるのは1校のみ。そして、残り3校の子がサッカーをするとすれば、市域唯一のクラブチーム、糸魚川FCに入るか、平日夜の送迎を覚悟して隣町のチームにいくしかありません。
1~3年生で「ひとり欠ければそのまま少ない人数で出るしかない」糸魚川FC U-15ですが、3年生が卒業すると残りは3人。来年の春に入ってくる一年生の数によっては、単独で試合ができなくなってしまいます(そして、今のところの見込みでは、小6の子でサッカーをやっている子が全部はいってきても、11人にはなりません)。
何度か、このブログでも書いてきていますが、僕らは「子どもがたまたまサッカーをやりたいと言ったときに、地域に環境があった」のでサッカーすることができた。すばらしい指導者の方にも恵まれた。だから、僕らの子の下の年の子たちにも、おなじ環境を残したまま卒団していきたい。思いはそこに尽きます。
今までであれば「中学からスポーツをはじめる」受け皿としては、部活というものがありました。
でも、今年からすこしずつこの地域でもはじまっている「中学部活動の地域への移行」で、どんどん中学部活の選択肢は減り、最終的には「中学部活」というもの自体は、10年もしないうちになくなってしまう可能性があります。そうなると、「中学から、高校からはじめる」という子たちがいなくなり、競技人口としては小学校の時が最大でどんどん減る一方。競技的な活動をする子の体験は残るかもしれませんが「トップアスリートにはなら(れ)なくてもいいからそのスポーツをやりたい」という子たちの受け皿がどんどん薄くなります。
だからこそ、中学校に入る子と、地域のクラブチームの間をうまく取り持って「中学からはじめるという選択肢があるよ」ということを、もっといろんな場面で伝えたいのです(と、市のスポーツ係サンで何度となく強調して、とても煙たがられています(苦笑))。
この優勝を「最後の優勝」にしないために。いろんなわるあがき、続けていきたいと思います。
昨日は、田沢小学校で4年生の防災学習。
AEDとか消火器とかすこしのペットボトル以外では濁水しかないところでゴハンを炊くとか、そういういろんな災害時のTipsを学ぶカードゲームをやってみる授業のお手伝いをしてきました。
僕は、朝読書やIT系の授業などでけっこう小学校へは行っている方だと思うけれど、それでも体験系の授業での連中のパワーは段違い。毎日一緒にやっている先生って、ものすごいパワーが要るなあとあらためて感心してしまいました。
一段落ついたあとは、地域の啓発看板の上に「たざわの輪のInstagram QRCodeを貼る」作業。
毎日目につく場所に、すこしでも地域の情報と繋がるポイントができるといいな、と。そんなことを考えながら、ちいさな努力を重ねています。
そんなこんなで今日も一段落。おつかれさまでした。
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