2009年11月 8日 (日)

あなご焼き

Pb061034 最近は、全国どこでも食べられるようになったけれど、僕が働き始めた頃はまだ、関東のお寿司やさんに入っても、ネタケースに甘エビがないことで驚くことがあったし、逆に、近所のお寿司やさんでは、ゆでた赤い海老や、ぼたん海老など、他の生えびを見ることもありませんでした。
 それにくらべると、最近は以前にくらべて、全国どこでも一緒ということが増えてきているのかもしれません。

 ・・・というわけで、昔は地元でふっくらとやわらかく煮たあなごを食べるという習慣はまったくなかったこともあって、お酒を飲み始めた頃から口にするようになった「あなご」は、干してブツ切りにしてあぶった、コリコリしたヤツでした。
 しかも、これ、実は「クロメクラウナギ」なるもので、「アナゴ」とは別の種類なんだそうで・・・。でも、日本酒にはよくあう、ウマい酒のアテ。市内の飲み屋さんでは、こんなふうに「あなご焼きあります」なんて貼り紙を時々みかけて、「いっぱいやりたいな」なんて思う、そんなもののひとつなのです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月 7日 (土)

糸魚川のおさけ

Pb061029 昨日は、ひすい王国館で、地元の日本酒を楽しむ会。
 加賀の井、月不見の池、謙信、雪鶴、根知男山の五蔵の方がいろんなお酒を持ってこられて、いろんなつまみとともに、それを楽しむ1年1回のイベントです。
 今年は、このむかごがうれしくて、つまみながらいろんなお酒を飲んできました。

 ただ、コドモを風呂にいれてからいったら、まわりがはやくて、あまりたくさんいただけなかったのが、心残り。でも、血の巡りがいいから、飲み過ぎないで、今日これだけ爽やかな気分でもあるわけで、酒量っていうのは、これくらいがいいんでしょうね。

 そんなわけで、例によって酔っぱらいのピントも露出も怪しい写真で失礼します。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年10月 1日 (木)

火曜日の給食

P9300639 二度目のトキの放鳥は、一昨日の9/29。二日目の昨日の時点では、まだすべてが飛び去ってはいないようだけれど、県内はなんだか「トキめき」新潟国体開催中ということもあって、トキの話題が多くなっています。

 で、その9/29にコドモが通う小学校の給食で出た牛乳が、ちょっとかわったものだったので、昨日パックを持ち帰ってきました。それが、これ。

 佐渡牛乳の「トキパック」で、あけるとくちばしとかしっぽができるようになってます。小中学校の給食用製品らしいのですが、最近は佐渡汽船の売店なんかでも買えるようになってきたとか。
 佐渡牛乳は、日本でいちばん?牛乳比率の高いコーヒー牛乳を作っていることでも有名なんだそうで(生乳率60%だとか)、今度いちど飲んでみたいな。で、飲んだ娘には、自慢されっぱなしなのです。
 それにしても、学校の給食担当の方も、なかなか味なことをやりますね。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年7月20日 (月)

丑の日

Img_8194 昨日、入院していた家族が、無事退院してきました。朝は晴れていたはずなのに、車を降り、家に入る頃には視界が3mくらいしかないようなものすごい雨に。
 あっという間に池は溢れ、そこいらの側溝も溢れ、砂利道は水浸しになり。
 かくして、近所のスーパーに予約してあった土用のウナギを引き取るついでに、みんなで空っぽの冷蔵庫対策の買い物に行こうといっていたのが、「おとーさんひとりで行ってきて」に。
 かくして、うなぎもなんだか水滴ついて濡れてます(笑)。

 それにしても、自転車で10分くらいのところに大きな養鰻場があるなんて、昔は意識したことなかったけれど、ファーストフード店とかで500円以下でウナギが食べられる今、あえて、ちゃんと国産の蒲焼きを、「これ、地物なんだよね」なんていいながら楽しむのも、小さなゼイタクなのです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年7月11日 (土)

も「ぞ」く

Img_8060 ここいらへんではもぞくと呼ばれることの多いもずく。昨日いただいたので、さっそく夕食でもずく酢に。
 みそ+ショウガ味。小鉢にちょこっとじゃなくて、ガラスの大鉢にたっぷりと作って取り分けて食べる。こんなスタイルは、僕の祖母が生まれた外波あたりのもののようです。
 そして、今朝はのこりのもぞくを青のりのように使って味噌汁に。香りと歯ごたえで、目が覚めるかな。
 そんなわけで、久しぶりの朝食前更新。みなさん、おはようございます。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年5月25日 (月)

ほっぺ

Img_7061 冷凍で販売しているMOCHI CREAMムというクリーム大福があります。先日お土産にいただいたときは家族が狂喜乱舞しながら一度に二個三個と食べていたのですが、「早川のお菓子やさんにも、そんな感じのがあるよ」と聞いていたので、通りかかったついでに買ってきました。
 新町の山川製菓舗さんの「赤ちゃんのほっぺ」。一個140円のこの手のモノとしてはとてもリーズナブルな値段なのだけれど、和菓子やさんのものということで、とても餡がおいしくて、それに加えてのずんだの香りとか、コーヒーのほろ苦さとの組み合わせがかなり幸せなクリーム大福なのでありました。
 とりあえず、少し食べて、あとは冷凍保存。「あ、なくなってる!」と、家族でののしり合う日も近いかもしれません(笑)。
 ちなみに、今日はお昼も盛りだくさんの小皿料理+釜飯や天丼、ピザなどのメイン+デザート・コーヒーのとても幸せなお昼ご飯を、大和川の「さくら」でいただいてからの小ドライブ。とても舌が幸せな一日でした。こちらのお店のことは、またそのうちに。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年4月29日 (水)

ぼくのまちのこと

Img_6214  昨日お客さんにいただいた、セミノールというみかん。オレンジよりすこし大きくて、ワックスをかけたわけではないのに艶があってものすごく赤い皮。そしてなにより、手がびしょびしょになってしまうくらいの、多すぎるほどの果汁が特徴で、あまりこのあたりではみない果物です。
 このセミノールは和歌山県産なのだけれど、これをくれた和歌山県出身のお客さんは、いつもみかんのこと、梅のこと、アドベンチャーワールドのこと・・・と、和歌山のいいところのことを本当に熱心に話してくれます。
 まさに「ぼくのまちのこと」。
 自分の町が大好きで、人に自慢したくなるというのは、幸せなことだと思う。
 そして、僕もそんなふうに、このブログを綴っていきたいなぁと、おいしいセミノールを食べながら、ふと思った夜なのでありました。
 Tさん、ごちそうさまでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月20日 (月)

明日のゴハン

Img_6151 なんでしょうか。
 物干しに、5枚のカレイ。あと、1本はホッケかな。
 そういえば、昔はウチも、「今日はハタハタが安かったから」とかいって買ってきては、干していたのだけど、最近はすっかり干物は買うものになってしまいました。
 僕が小さい頃なら、魚はびっくりするくらい安かったし、フクラギ(ブリのちいさいもののこのあたりの呼び名です)に追い立てられて突然浜にイワシが大量に打ち上げられたのをバケツにいっぱい拾ってきたりするなんてこともありました。
 だから、「余っちゃったから干しでもしないと腐っちゃうし」というわけで、家で干したりもしたのだけど。
 でも、自家製の干物も、おいしいんだよねぇ。

 ・・・と、自転車での通勤途中いつも通る道で、時折干物を作っているお宅を見るたびに、そのお宅のゴハンを想像してしまう僕なのです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月13日 (月)

こごめ、もぞく、よしな

Img_5763 地域によって呼び方がちがうもののひとつに、山菜があります。
 料理やさんとかで、くるみ味噌とかをかけたお上品な先付けになることの多いコゴミは、このあたりでは「こごめ」。
 そういえば、おなじくお上品な小鉢の酢の物になることの多いモズクも、発音は「ぞ」にちかい「もずく」。駅前の海産物のお店の看板には「もぞく」と堂々と書いてあります。そういえば、コイツも大鉢になみなみと作って、たくさん食べるという点では、全国vsこのあたりの変化のパターンがこごめとにているかもしれません。
 炒め物や漬け物になるヨシナは、全国的には「ミズ」と呼ばれることが多いんだとか。方言と全国の呼び方の差は、そのまま気取って食べるか、たっぷり食べるかの差という気もします。
 そんなこんなで、食卓で感じる春、、、なのです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月25日 (水)

アオサ

Img_5489 近所の回転寿司にいってあおさの味噌汁を頼むと、いわゆる「青のり」の味噌汁が出てきます。この間は上越のお店で、長藻の味噌汁を頼んだら、このブログで何度かご紹介した銀葉草が入ったものが出てきたりもしたのだけど、とかく海藻の名前というのは、土地によってちがうものなんですよね。
 というわけで、写真はご近所の方にいただいた、「アオサ」。この直後、味噌汁にたっぷり入れて、僕の笑顔の元になったのですが、このずいぶんと香りと歯ごたえのいいアオサは、図鑑で調べるときはなんていう名前なんでしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月14日 (土)

かまぼこ

Img_5345 今日、親戚の結婚式で黒部へいってきました。で、いただいてきた引き出物の中に、懐かしいものか。
 鯛や鶴亀など、おめでたい意匠のかまぼこの詰め合わせでした。
 僕が小さい頃、結婚式と言えば、この形をしたかまぼこか、生菓子。なんだか、生菓子は苦手で、かまぼこだとうれしかったんだよなぁ。
 お昼の式もとてもいい式で、なんだかいい気分なので、今日の夕ゴハンでは、このかまぼこで一杯、いただくことにします。
 そんなわけで、Jくん、Yさん、おめでとう。末長くお幸せに。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月 8日 (日)

御神酒

Img_4853 生まれて百日くらいといわれる初宮参りですが、ちょっと(だいぶ?)遅れたもののだいぶあたたかくなってきたので、一の宮の天津神社に行ってきました。
 写真は、お祓いのあとにいただいてきた御神酒。見ると、加賀の井さんなんですね。ありがたくお下がりをいただきました。
 あわせての「お食い初め」の赤い魚は、鯛ではなくて、このあたりではセイカイと呼ばれるメバルの焼き魚。当人はもちろん食べられないのだけれど、みんなでおいしくいただいちゃいました。
 これで、この子が一生食いっぱぐれませんように。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009年3月 4日 (水)

桃の節句

Img_4659_2 ということで、桃のカステラをいただきました。きれいなアイシングとジャムとチョコの飾りで、おいしくいただきました。
 このカステラを持ってきてくれた大工さんちの棟梁は、夕食後にこれをひとりでぺろりと召し上がったんだとか。
 このカステラは長崎のものですが、最近近所のお菓子やさんに並んでいるケーキやお菓子も、目を引くものがだんだんと増えてきていて、体重をセーブしたい身にはなかなかツラいです(笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月27日 (金)

カード

Img_3927 誕生日当日が出張と戻ってからの仕事で深夜帰りだったこともあり、ちょっと遅れて家族が誕生会を開いてくれました。
 誕生日がわくわくするということはさすがになくても、みんなが祝ってくれるのはとてもうれしいです。mixi他でメッセージをくれたかたも、本当にありがとうございます。

 さて。

 ケーキの前にたてかけてあるのは、ケーキやさんがケーキに添えてくれたカード。「ぱぱ」の文字をチョコのボードの上に書いてくれた店員さんなのだと思います。
 「本日はお誕生日おめでとうございます~おいしく召し上がれますように」の、店員さんのお名前入りの手書きのカード。こういうちょっとした心遣いが、地元のお店への愛着にきっとつながっていくのだと思います。自分も、こういうこと、仕事を通じてできるといいな。そんなことを思ったナカシマさんのカードなのでした。
 さぁ、今日もがんばろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月22日 (日)

手が覚えるということ

Img_3899 以前、市内のセレモニーホールで行われたお菓子フェアで、子供がどら焼きを焼く体験をさせていただいたことがありました。
 おたまですくって、ホットプレートにまあるく乗せて、ひっくり返して。最後にあんこをのせて・・・。
 絵本の「しろくまちゃんのほっとけーき」のような作業は、思えば家でやっているのと似たようなもの。でも、家で作るホットケーキよりもずっとおいしいどら焼きになるのは、体験コーナーを担当する和菓子屋さんが用意してくれた生地と餡がおいしいからにほかならないのだけど、子供はまるで自分が上手になったかのように大喜びするわけで。
 そんなこんなで、昨日ちょこっと出かけた先で、「和菓子作り体験」があると、早速やってみることになってしまったのでした。
 練り切りを使っての、春めいたとてもきれいな上生菓子。途中は不格好でも、最終的にはけっこうサマになりました。そうなれば、やっぱりおいしい餡と練り切りで作ったものだから、食べればおいしいわけで、にこにこしながら「和菓子屋さんになる」などとご満悦のウチの子なのです。

 さて。

 僕自身はコンピュータの仕事をしていますが、ずっとずっと昔から、職人仕事に対してのあこがれがあります。テレビに映ったり、文化勲章をもらったりするような分野ばかりじゃない。普通の工場や、お店でやっている、一般には「誰がやっても同じ」みたいな仕事の中にも、やはり、見る人が見ればわかる「この人の仕事は、みていて惚れ惚れするよねぇ」という仕事は、実はいっぱいあるわけで。そういう、手際の良さやあがりのきれいさや、出てくる仕事ゴミ(たとえば、かんなくずとか)の見事さとか、そういうものを見ていると、時間を忘れてしまう。
 なにより、頭がわかっても手が覚えないと見事にならない仕事というのは、手数をかけないと覚えられないわけで、かといって、手だけが覚えて、その理屈が頭にはいっていなくても、ちゃんとできない。機械に弱くてちゃんと計量せずに手秤でぴしっとあわせてしまうような、絵に描いたような職人さんにも、頭の中にはそのひとなりのちゃんとした理屈がある。
 僕のオヤジは化学工場で働く人だったけれど、僕の中ではあきらかに「職人」でした。そして、その仕事を続けていると自然と名声が得られるような分野以外にもあきらかに「職人」がたくさんいるということを認め、「へー」と思い、そしてわくわくしたり、尊敬したりする。それが、実は日本の素敵な精神的バックボーンのひとつだったのではないかと、僕は信じているのです。

 話がなんだか大げさになってしまいましたが、そんなわけで、職人仕事の手際の良さにあこがれ、ああなってみたいと憧れるような経験を、ちいさいうちにたくさんさせたい。たとえ、職人と呼ばれる職種になることはなくても、職人的な美意識は、ちゃんともってほしい。そんなことを思いながら、子供が作った和菓子の写真を撮る馬鹿親なのでありました(笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月 4日 (日)

おみやげ

Img_2747 お正月の慰労会(というのも、ヘンだな(笑))で、能生の権現荘で温泉につかってきました。
 年末年始けっこう降ったはずの雪が、あれくらい山奥までいっても案外ないのに驚いてしまいました。もう5kmほど上のシャルマン火打スキー場では、たっぷり雪があるのにね。
 で、ここのお土産やさんで、かわったものを見つけました。それが、「すもう君サーモン」。
 鮭は川に戻ってきてほしい。でも、川をさかのぼってきた鮭はもう力尽きていて、食べるにはあまりおいしくない。かといって、採卵だけしてがんばって帰ってきたヤツを捨てるのも・・・というわけで、能生の海洋高校の生徒さんが開発した、スモークサーモンというよりも、鮭トバのような燻製を、地元の会社が商品化したんだそうです。
 海洋高校、相撲部強いもんねぇ。
 探してみると、バイヤーズガイドなんかでも紹介されてます。産学協働って、大学がなくてもできるんですね。がんばってほしいです。
 というわけで、雪が多くなると屋根からの落雪のため休業になってしまう権現荘の露天風呂、しっかりやってましたので、行かれる方は、ぜひ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年12月28日 (日)

あさってのために

Img_2672 我が家では、30日が餅つき。
 二日前から、餅米をみずに漬けて準備をはじめます。
 あわせて、当日のお汁粉のために、台所のはしっこで、小豆も水につけました。
 この日は、弟のところの子供たちもやってきて、みんなでお供えをまるめたり、のし餅を作ったり。
 実際、お餅は買った方が安いし、よくのびておいしかったりもするのだけれど、でも、こういうこと、僕らがコドモのころ、親はちゃんとやってくれたから、僕もちゃんと続けていきたいな。そんなふうに思っています。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年12月24日 (水)

Merry Christmas

Img_2625 クリスマスに限らず、ここしばらくホールのケーキを買うイベントでは、いつも上のかざりを別にしてもらってきて、家でコドモと一緒に最後の仕上げを楽しんでいます。
 今年は仕事だったこともあって、この飾り付けには参加できなかったのだけど、帰ってみてびっくり。はじめて飾り付けした二年前と比べると、だいぶ「らしく」なりました。こんなところにも、成長を感じたりしてね。
 そろそろ、仕事で会う人と「今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いします。」とか「あと○日、がんばりましょう」なんて話をするようになりました。
 仕事では、酷い年だった。そう感じるのは、ここ二ヶ月ほどのまさに目に見える実感としての景気の落ち込みのせいなのだと思う。日々ダークパワーに押しつぶされそうな感じだけれども、でも、僕はこうやって、イブの夜に家族とゴハンをたべて、ケーキの写真なんぞ撮ったりしていられる。
 こういう年だからこそ、幸せなのだなぁと思ったり。
 10代の頃、いちばん好きだったクリスマスソングは、佐野元春の Christmas time in blue でした。甘く夢のようなクリスマスだけではない。そのとき、寒い中にいるひとも、祝う余裕のない人も、いろんな人がいる。でも、そのときは、そういった歌の世界は、ある意味ただの「言い回し」でしかなかったような気がします。90年代を迎えて湾岸戦争をはじめとする実際の戦争の映像を目の当たりにし、そして今、同じ国の中で、炊き出しを受ける人たちのニュースに日々遭遇しながら、あの「平和なまちで、戦ってるまちで~」「教えてる人も、教えられてる人も~」と、いくつもいくつも並べられる、いろんな状況の人のことを、すこしは現実感を持って想像できるようになりつつある。
 そして、どんな人たちにも、生きている人にはクリスマスの日や、あたらしい年はやってくるし、そのとき、ちょっとだけ、心の中のなにかを変えることができるきっかけが訪れる。
 年を経るということは、歌と再会するということでもあるんだな。Christmas time in blueとの再会は、今年がいままでで一番鮮烈だったのではないか。そんな風に思うのです。

 そんなわけで、つたない文章と写真を見に来てくれるみなさんにも、Merry Christmas!。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年12月15日 (月)

糸魚川へ「おでかけ」していた頃

Img_2317_1_2  僕は青海の人間なので、小学校の頃、バスに乗ってでかける「糸魚川」というのは、まさに前日や前々日から指折り数えて楽しみにしているようなおでかけでした。
 山下の最上階で食べるソフトクリーム、小八木での移動動物園イベント・・・。そういったあこがれたものの一つに、スーパーに売っているもうビニール袋にはいっているわけではない、トングで好きなものを選んでお金を払うパンやさんもありました。
 というわけで、今日の写真は、イノヤさんのシュトーレン。この時期のドイツの菓子パンです。ナッツやドライフルーツがたくさんはいった、甘くて日持ちのするちょっと堅めのパン。ドイツでは、クリスマスにはクリームで飾られたケーキよりも、こちらを食べるほうが一般的なのだとか。
 実は、シュトーレンを地元で売っているお店がなかなかないので・・・と言っていた、ワタシの肩こりを取ってくれるY先生の話に、ふと「そういえば、職場でチラシ見たなぁ」などと思い出してお話ししたのが数日前。そして、今日はお店の前でばったり会ってしまい、またもシュトーレンの話で盛り上がってしまいました。甘いお菓子のことについて、40男がパンやさんの店頭で二人で盛り上がっている図は、あまりほほえましいものではありませんが(笑)。

 こういう、小洒落たものも、ちゃーんと糸魚川には、あるんですねぇ。なんだか、バスに乗ってわくわくしながらやってきた、青海よりも街な糸魚川。あの感覚をほんのすこしだけ思い出したような、そんな夕方なのでした。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2008年11月21日 (金)

お蕎麦の会

Img_1960 毎年一回くらいしかお会いしない写真の先生方との新蕎麦の会に、今年もお招きいただき、ついさきほどまでとてもおいしくて楽しい時間を過ごさせていただきました。

 僕は、仕事柄、コンピュータのことはわかります。たとえば、画面に表示される色とプリントアウトした写真の色をある程度合わせるとか、写真として違和感のない感じのインクジェットプリンタへの印刷は、どんな紙を使ってどんな設定でやればいいのかとか。

 でも、それはある種の仕事上の技術のお話。それ以上に、「どんな絵を撮りたいのか」という衝動やセンス、そして、それを実現するために、たとえば朝早く起きて山にいくといった努力の積み重ね。そういったものは、足りないモノがいっぱいあります。

 手段はそこそこ手に入れることができる。でも、それはすべて、目的の実現のため。まずは、目的が必要なのだということを、長いこと写真を撮ってきた方たちと話をするたびに思ってしまう。そもそもの「手段」だって、「そこそこ」程度しかないのですけどね(笑)。

 というわけで、今年はじめて食べる十割の新蕎麦。そして、向こうには、あたたかい囲炉裏の赤。手ぶれがあるのは、幸せなお酒のせいということで。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月 9日 (日)

いいわけ

Img_1796_2  日本酒の会に遅刻した僕が飲み足りない顔をしていたのを気にして、席がおとなりだった写真の先生がもう一軒連れて行ってくれました。

 ちょうど届いたばかりだというZeissの新しいレンズをさわらせてもらったりしながら、おいしい刺身でもう少し日本酒をいただき、お土産までいただいて帰るという、とてもとてもありがたい夜だったのですが、写真はその、おみやげ。

 いいですよねぇ、「いいわけ寿司」。下の子が生まれたばかりで酒好きなのに飲みに出られないカミさんが(と)とてもにこにこしながらいただきました。すさまじいばかりの「いいわけ」効果。本当に、ありがとうございます。

 というわけで、おみやげのお寿司にこのカードをいれてくれるのは、駅前の志乃さん。なかなかお茶目でいいですよねぇ。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2008年11月 8日 (土)

水の味

Img_1784 今年も、糸魚川の5つの酒蔵の会にいってきました。

 残念ながら仕事ですこし遅れてしまって、利き酒イベントには間に合わなかったんですけどね。もっとも、今までの何度かのこの会で、一度もあたったことないんですけどね(笑)。

 この会の利き酒は、5つの蔵の仕込み水が各テーブルに並べられ、そして、5蔵のお酒のうち1種類だけがラベルを隠しておいてあって、水を利き、あっちこっちで5種類のお酒を飲んでみて、自分が利いているのが5つのうちどのお酒なのかを当てるスタイル。

 ラベルが貼ってある5つのお酒と、ラベルを隠したお酒とを比べるだけでなく、仕込み水も飲みながら、当てられる。おもしろい利き酒だと思います。お酒には、必ずその仕込み水の味が反映されているんだそうですから。とはいえ、そういう微妙なところはよくわからない僕にとっては、ただただ「うまい」だけなんですけどね。

 そんなわけで、今年も楽しい会でした。誘ってくれたみなさん、会場で楽しいお話をしていただいたみなさん、どうもありがとうございました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月 2日 (日)

あと一時間弱ですが

Img_1731_1 セレモニーホールひすいで、お菓子のイベントをやっています。

 試食や、どら焼きを焼く体験コーナーなど盛りだくさんだとか。僕は、ちっちゃいのがいるので留守番だったのですが、上の子とカミさんが顔を出して、どら焼きを焼かせてもらってきました。家でホットケーキミックスでやるどら焼きはごくごくたまぁーーにやりますが、ちゃんとした生地でやると、香ばしくておいしいなと実感。

 で、帰りにきれいな上生菓子を買ってきてくれたので、それを記念に一枚。

 お近くで間に合う方は、ぜひおでかけを。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月18日 (土)

お祝い

Img_1471_2 先日は、下の子が無事生まれたことにたくさんの方からお祝いいただき、ありがとうございました。

 昨日、無事役所に届けなど出してきて、無事人間界のお仲間となりました。ここで、退院祝いも兼ねて、しばらくあまり外出できない家人が授乳中でも食べられるごちそうをなどとムリヤリかこつけて、お寿司など食べてしまいました。

 で、お店にいただきにいくと、お願いしたのとは別に、一つ小さい桶が。お店で、こんな手まり寿司の「お祝い」を作っていただいてしまいました。

 いただいた本人の乳児はまだわけがわからないので、上の子に「おねえちゃんになったお祝いをつくってもらったよ」と、ろうそくに火などつけて吹き消したりと、さながら誕生日のようなことをしてしまいました。

 すし廣さん、どうもありがとうございました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月 1日 (水)

いつもおせわかけます

Img_0921 今日は、コドモの誕生日。

 例によって、市内のケーキやさんに、いちごのデコレーションケーキ。だけど、「上のフルーツやチョコを別にしてください」と、無理なお願いをしてしまいました。

 仕事帰りに受け取ってきて、さっそく工作。イチゴを並べ、チョコプレートをのっけて、今年は案外まっとうな外見のケーキができあがりました。わずか10分ほどのケーキ作り「ごっこ」。でも、なんだかとても楽しかったみたいで。

 こういうお願いをきいてくれる地元のケーキやさん。とてもありがたいです。

 というわけで、ことしもナカシマさん、ありがとうございました。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年9月24日 (水)

がんばれ

080923_171236 市内のとあるお店でのこと。

 お店に入るとまず、「事故米がらみの焼酎はありませんよ」という張り紙がありました。まぁ、これは昨今のお店のリスクマネジメントとしては、よくあること。とはいえ、酒造会社さんもある意味被害者だから、「ウチは安全だよ」とお客さんにPRするためのネタにされるのは、気の毒だよね。そんなことを思いながらテーブルにいくと、そこにあるメニューには、「がんばれ西酒造、喜界島酒造・・・」の追加メニューが。

 事故米報道があった酒造会社のうち、いち早く問題ないことがわかった銘柄をピックアップして、おすすめ銘柄にしてあったんですね。

 最近は、焼酎の種類が多いお店も増えてるから、いろんな銘柄の中に埋没して、「どれ飲もうかな」の対象から、こういった銘柄は消極的にこぼれ落ちていくことが多いかもしれない。でも、こういう取り扱い方で、かえって目にとめてもらえるかもしれない。

 おそらくは、あちこちでこういう店が出てくるように、流通段階でも、こういった企画を立てて料飲店に売り込んでいる人たちがいるのだと思います。

 それは、確かに商魂といえば商魂なんだけど、それ以上に、いいお酒が酷い目にあうことを、すこしでも避けたいという、お酒に関わるひとたちの心意気を感じる。それがとてもうれしいな、と。

 この日の僕は運転手だったので、残念ながらお茶を飲みながらの食事だったのだけど、今度はぜひ、吉兆宝山とか飲んでみたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月 2日 (月)

伝統?

Img_8854 大人になってからも、給食のことは時々話題にのぼります。

 ソフト麺がうまかったという人と、どうしても駄目だったという人、先割れスプーン、米飯給食があったかなかったか。僕らより上の世代の人だと、鯨肉や、脱脂粉乳なんて話も出るかもしれません。

 そして、そういった話題の一つとしてよく出るのが、「三角食べ」。パンと牛乳とおかずを順番に食べなさい。さきにおかずだけ全部食べてしまうのはいけないですよということで、当時の田沢小学校では、さらに「パンはジャムやマーガリンを塗ったら、半分に折って一枚ずつ食べること。二枚を重ねて食べるのは駄目」なんて、ローカルルールもありました。

 ただ、「三角食べ」は、「そうやって食べるように」と言われた記憶はあるものの、そんな名前だったという記憶はなくて、その後、ラジオの深夜放送などの「ネタ」として、耳にした言葉なのではないかという気もします。

 それだけに、先日コドモがもらってきた幼稚園の手紙に、絵入りで詳細に書かれていたのを見たときは、びっくりしました。これって、公文書にも載る言葉だったんだ。

 こうやって、三角食べも、伝統芸能のように、受け継がれていくんですねぇ(詠嘆)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年2月 7日 (木)

銀葉草

Img_6900 なぜか、検索サイトから当ブログにお越しになる方の一年を通じて多いキーワードは、「糸魚川」でもなければ「青海」でもなく、「銀葉草」だったりします。銀葉草情報を求める人は多く、情報は限られているのでしょうか(笑)。

 というわけで、今朝の味噌汁は、久しぶりに銀葉草。僕はこの味噌汁が大好きで、普通なら青のりなどを浮かせた味噌汁と同じく、色と香りを楽しむ程度に入れるのに、たっぷりと、まるで和え物か煮物のように放り込んで作ってしまいます。

 この海草、聞けば食べる範囲は相当ローカルなものらしく、日本海側のごくごく一部だけなんだそうです。

 ウチでは、味噌汁にいれるのが多いのだけど、他のウチで聞いたら、わかめのメカブを食べるように、湯通しして醤油をかけまわして・・・という食べ方もするそうで、そちらのほうが、どちらかというとポピュラーなんじゃないかという意見。確かに、そういう食べ方も、うまそうです。

 寒い時期の海藻は、どれも磯の青い香りがするものだけど、それに加えてコイツは、シャキシャキした食感がいい。これは、パックで買ってくる青のりとかとは、比べものになりません。

 あまり、お取り寄せでは見かけないけど、地元ではスーパーでけっこうみかけます。遊びにきたときの買い出しのついでに、ぜひ。

続きを読む "銀葉草"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月24日 (月)

メリークリスマス

Img_6109_1 去年のクリスマス、お願いして作ってもらった「定番のクリスマスケーキ、だけど、上にのせるイチゴやチョコだけ別にしてもらえませんか?」のケーキ。あのあと何度かお願いしたら、今年は「マイケーキ」というオプションとなって、ナカシマさんのクリスマスケーキの定番品にしてもらってしまいました。

 ウチの子だけじゃなくて、弟のところの一家もやってきて、みんなでよってたかってイチゴをのせ、デコペンで書き、カラースプレーやアラザンをのせて、なんだか見るも無惨なケーキになってしまったけど、飾り付けをやってるこどもたちの目はキラキラ。

 地元のケーキやさんだから、こういうお願いできるんだよなぁと、あらためてありがたく思いながら。

 そんなわけで、こんなケーキになりました。ことしもありがとうございます、ナカシマさん。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2007年11月27日 (火)

おまけ

Img_5686 毎年この季節になると、親戚に頼まれるのが、かに。昨日も、仕事の合間にちょっと寄って、発送の手配をしてきました。

 電話でも済むものを、わざわざでかけていくのは、実は、たのしみがあるから。というわけで、今日の写真の袋の中身、実は、すべてサービス品のかに。店頭では500円以下で売られている小さいかにで、しかも足が一本とか二本ないものがほとんどですが、でも数えてみたら全部で8ハイ!。

 ありがたく、夕ご飯のおかずに。残りは足の中身を抜き出して、冷凍庫へ。

 というわけで、オバちゃんたちと「家族何人?」「お兄さん近所?」なんて話をしながら、おまけをもらうのも、なかなか楽しいですよ~。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月 2日 (金)

酔っぱらいのピンぼけ

Img_4931 10月のはじめにこのブログでも紹介した、糸魚川の5つの酒蔵のお酒を楽しむ会に行ってきました。

 ふらっと一人ででかけたので、誰も知っている人がいなかったらどうしようと心配だったのですが、最近ずいぶんとお会いできなかった昔仕事でお世話になった方とお会いできたり、市内のおそばやさんを紹介していただいて楽しくカメラの話をさせていただいたりと、楽しい会でした。

 なによりも、楽しい話というのは、美味しいお酒があって、ついだり、つがれたりしながらお互いにこにこすることで、楽しく転がるんだなぁと、再認識。とはいえ、ほとんどつぐことなく、年上の方にどんどんついでもらって一人で飲んでいたのは、反省しなければ。一応まだまだ若輩者ですから(笑)。

 さて。

 今回の会は、いろいろうれしいことがありました。たとえば、根知男山さん。兵庫産の特A山田錦で仕込んだ大吟醸を紹介しながら、今米作りにとても力を入れていること、五百万石などはかなり地元根知谷産に切り替えてこられたこと。そして、近い将来、根知男山から兵庫産山田錦の大吟醸がなくなるかもしれない、つまり、根知谷の自慢の酒米で、大吟を仕込んで、それを大看板として売れるようになりたいという、いわば純粋地酒宣言。酒蔵が心意気にあふれているのは、ファンとしてとてもうれしい。加賀の井さんのくろうざえもんとも久しぶりに再会できたし、雪鶴さんと、「清酒 麻布十番」の話もできました(そういうお酒が麻布十番で売られていて、それが糸魚川で作られているのです)。

 というわけで、今日の写真は会場中央の蔵の方がとっておきのお酒を飲ませてくれるコーナー。残念ながら謙信さんが写っていないのですが、五蔵のうち、4つの蔵のはっぴがならんでいます。ピンぼけなのは、美味しいお酒のせいですので、ご勘弁を。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年10月20日 (土)

鮭まつり

Img_4668 鮎のシーズンは9月いっぱいまで。禁漁期に入って、川はいよいよ鮭のシーズン。あちこちの川に、力尽きてよれよれの鮭がもどってくるようになりました。

 この時期になると、あちこちの川ではじまるのが、鮭のつかみどりでコドモが大喜びしたり鮭汁、ちゃんちゃん焼き、スモークサーモンなどで大人が舌鼓を打つさけまつり。

 というわけで、今日はご近所では一番はやい田海川のさけまつりでした。

 この川、ずいぶんと小さい川なんですが、小学生が稚魚放流をずいぶん長いことやったりもしていて、けっこうたくさんの鮭が毎年戻ってきています。たとえば、信濃川(千曲川)のように長い川だと、上の方まで鮭が戻ってくることはまずないので、去年あたりは貴重な「戻ってきた鮭」が長野県庁のロビーで展示されたりしていたくらい。それだけに、こういったイベントもまた、河口に住む楽しさの一つなのかもしれません。

 今日の写真は、さけまつりで買ってきた鮭で作った、夕食のちゃんちゃん焼きのもの。野菜もたっぷり食べられました。ごちそうさまです。

続きを読む "鮭まつり"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年10月 2日 (火)

来月の、きょう

Img_4278 京王プラザホテルで毎年開かれる日本酒天国というイベントに、何度か顔を出したことがあります。最初は、全国の美味しい日本酒が一同に会して、入り口で渡された利き猪口片手に持ち込まれたどのお酒でも試飲できるだけのイベントだったのが(それだけでもかなり幸せですが)、だんだんと充実して、入り口で折り詰めのおつまみまで渡され、しっかり飲んでいってくださいといったイベントになって、日本酒好きには、たまらない会になりました。

 やっぱり、日本酒は、食べ物とあわせるお酒。だから、この酒飲むなら、これ一緒に食べたいよねっていうことを、いろんな人に聞いてみたい。

 そんなこんなで、糸魚川でも、地元の5つの蔵のお酒をつまみとともに楽しむ会が、毎年秋の終わりに開かれます。

 今年は、11/2。街角でポスターをみかけたので、一枚撮ってきちゃいました。今年は立食形式だそうなので、一人でふらりと行くのもまた、いいかもしれません。お酒好きの方は、ぜひ。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2007年8月 5日 (日)

Eat it!

Img_2468 そういえば、ずいぶん昔にコント赤信号の小宮孝泰が「MCコミヤ」になって、「プリーズコミヤドントハーテム」なるアルバムを出したことがあったっけ。今や牧師のハマーのアルバムをジャケットまできっちりマネして、Don't Touch Thisの代わりに「遣唐使です!」と叫んだりしていたのだけれど、マイケルジャクソンのBeat itにも、Eat itってこういう感じの替え歌があったなぁとふと思い出した、暑い暑い昼間。

 年に一度、カニを食べに来る友人と一緒に、能生のマリンドリームへと赴いた我々は、写真のカニを買い込み、昼間っからじりじり照りつける太陽の下で、酒盛りをしていました。ちなみに、この量は4人分。買ったのも4ハイだけなのですが、常連になればなるほどちっちゃいカニをおまけしてくれる小泊のカニやさんのありがたさで、なんだか妙にたくさんあります。

 この日来てくれた友人の一人は、カニにかぶりつきながら、月曜日に出張で札幌にいく話をしていました。もちろん、行った先でもカニ(そちらでは毛蟹だとか)を食べる話をしているんですが、あちらとこちらはまた、違った楽しみ方らしい。

 思うに、紅ズワイガニのうれしいところは、「カジュアルなカニ」ってことなんじゃないだろうか。ちゃんとした店で食べるんじゃなくて、こうやって店で買っておけにいれてもらって、海岸でかぶりついて、手を石けんでじゃぶじゃぶあらって・・・。そういう食べ方が似合うカニ。背伸びもいらない。大枚はたくこともない。食べる間柄で気取る必要もない。彼女と一緒に食べに行くのはどうかと思うけど(笑)、家族ととか、友達とかでやってきて、大量に真ん中に積み上げて、みんなで食べる。それが楽しいカニなんだろうな、と。

 弟のヨメさんの家は、この近所だったこともあって、カニというのは「夕方足のとれたヤツをもらってきて、車庫でしゃがんでおやつに食べるもの」だったという話でした。夕ご飯の主役ではなく。僕の中ではそこまで駄菓子的なものではなく、やはりちょっとしたごちそうではあるのだけれど、でもなお、普段着のごちそうだというのが、このカニのうれしいところなのです。

 夏、糸魚川に遊びに来たら、ぜひ。かに屋がならぶ横町で、ぜひ威勢のいいオバちゃんと話して、笑って、値切って、おまけしてもらってください。それもまた、楽しいよ、きっと。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2007年1月30日 (火)

銀葉草

Img_8249 寒い季節の楽しみの一つが、海草のみそ汁。いつもは買ってきた青のりをうかべたりしているところを、この季節ならではの海草でつくります。

 このみそ汁は、銀葉草(ぎんばそう)という海草。茎はけっこう堅いので、芽の方をたべます。お椀に入れたときには、茶色なのに、熱いみそ汁を注ぐと、それはそれはきれいな緑色になり、海の香りがぱぁっと広がります。

 他にも、この季節は、アオサとか、生の岩のりなど、いろんな海草が出回って、そのみそ汁を何杯もおかわりしては、家人の笑われるのが日課になります。

 海草に熱湯というのは、ある種の定番なのかも。よくカップで売っているわかめのメカブなんかも、あんなに細く切らずにざくざくっと大きく切って、お湯をかけてたべたりすると、香りに酒が進むもの。

 みそ汁ダイエットのデータねつ造が話題になっていますが、そんな目的がなくても、なんだかいい気分になる一杯からスタートする一日は、自然と動きが多くなって、結果としてより多くの熱量の消費が・・・ないか(笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月 5日 (金)

水ようかん

Img_7815 食べ物の季節感というのは、土地によってずいぶん違うものだなと感じることは多いですが、この水ようかんもそう感じることが多いものの一つ。

 関東などでは、夏の水菓子として供されます。冷たく冷やして、つるんとしたのどごしが心地よいお菓子。よく、缶にに入ったものがお中元の進物として売られたりもしていますが、ウチの近所では、冬のお菓子なのが、水ようかん。

 棒状に切られたものが、箱にはいって売っていて、ウチは、10本入りを2箱とか3箱とか12月の終わりに買ってきて、お正月の間の甘いモノとして、客人にお出ししたり、テレビをみながら食べたりします。

 小豆あんは傷みやすいものなので、冬の寒い時期にとか、そういうことが最初だったのかな。それとも、甘いものは正月だけという、もっと貧しかった時期のなごりなのかもしれませんが、自分は、水ようかんというと、年取りの頃というイメージが強い。亡くなった祖母が、大きな鍋にいっぱい小豆を煮て、棒の寒天をふやかし、いくつものバットに注いで固めて、バットごと親戚にわけたりしていたのは、もう10年以上の前のことだけど、あれもまた、お正月の光景の一つだったのだろうなと、懐かしく思い出すのです。

 さて、ぼちぼちと平常運転。忙しい日々がだんだんとはじまっていきます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年12月31日 (日)

今年最後の晩酌

Img_7762 今年、酒飲みとして一番悲しかったことは、新潟県内でいちばん古い酒蔵としても知られていた、市内の酒蔵、加賀の井の経営がたちゆかなくなってしまったこと。

 時々、町中の居酒屋さんで社長とお酒をご一緒させていただく機会があったりすると、レンガ車庫の話なんかをしながらも、お酒の話でとても盛り上がって、楽しい。

 それだけに、今年の造りを中止することなく、量は少ないけれど、続けることができたことが、とてもうれしいです。

 酒屋さんで瓶を見つけて、製造年月に今年の冬の日付も見つけて。思わず買ってしまった。今晩は、コイツで年越しです。

 大つごもりの日、僕らはみんな思う。来年は、もっといい年にしたい。

 それは、「来年は、もっといろんな種類の加賀の井を飲みたい」ということでもあるんだな。蔵のひとたち、ホントおつかれさま。で、がんばってください。応援してます。

 さて。

 年取り魚がブリか鮭かという話をここで書いたこともありましたが、東京出身の相方と話していてびっくりしたのが、「ごちそうは大晦日か、元旦か」というちがい。糸魚川では、ごちそうは大晦日の夜がスタート。テーブルの上にぜんまいやわらび、よしな(みず)・・・といったものを並べ、刺身や焼き物の魚もならべ、数の子みたいな縁起物もならべ、風呂に入り、神棚に拝礼してから、御神酒をいただいて、夕食。そのあと、深夜、鐘が鳴る頃におそばを軽く・・・ということが多かったので、大晦日の昼間に近所の蕎麦やさんで年越し蕎麦をたぐるという場所があったのにもびっくり。

 きっと、こういう習慣って、各地でいろいろちがうんでしょうね。そういうちがいを知ることは、逆に「ぼくのまちのこと」を知るということでもある。

 来年も、いろんな「ぼくのまちのこと」を知りたい。そして、それを通して「あなたのまちのこと」も知りたいと思います。

 来年も、よろしくおねがいいたします。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2006年12月30日 (土)

年越しの準備

Img_7740_1200 仕事をひとだんらくさせて家の人になると、最初の仕事が年越しの餅の準備。

 今年も、朝からうちでは、大量の餅米が、ガスコンロの上でしゅうしゅうと湯気をあげながら蒸されています。

 写真は、黒豆をたっぷりいれた豆餅のための餅米が蒸し上がったところ。このせいろ1つがひと臼で、約2升のお米です。

 最盛期は、ウチの分に遠くの親戚におくる分、近所のいとこの家の分・・・といった具合で、臼10回分くらい。ちゃんと臼と杵でやっていたものだけれど、もうここ数年は、餅つき機で、白いおもちを二臼、豆のおもちを二臼の四臼だけになってしまいました。

 とはいえ、4回つくので、朝から大騒ぎ。興奮したうちの娘(4歳)は、餅がつきあがる前に、おしるこのあんこだけ舐めたりしてるわけです。ついたもちは、のしもちにしたり、鏡餅のかたちにまるめたり。ついでにちいさく切り取って、きなこや大根おろしであえたもの、おしるこなんかもつくって、それはそのままお昼ごはんに。

 30日には、餅をつく。31日に松を飾ったり、神棚を掃除したり。そんな毎年のことが、昨日まで仕事であたまがいっぱいだった自分に、正月を感じさせてくれるのです。さぁ、今年もあと一日。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月28日 (火)

つぶつぶきらきら

Img_70671  いくらおろし。忘年会だったの?・・・って話ではなくて、今日のいくらの醤油漬けは、実は自家製なのです。きれいにできたので、記念写真。

 10年以上前から、あちこちの川では「鮭の戻ってくる川にしよう」と、稚魚の放流をいっしょうけんめいやるようになりました。そのおかげで、うちの近所でも、名立川や能生川などで、今頃の季節になると鮭のつかみどり大会などがある、鮭祭りが開かれます。今日の鮭は、ウチから徒歩圏の小さな川、田海川で獲れたもの。母の友達が届けてくれました。

 せっかくだから、イクラ漬けてみようという話になって、日曜日に奮闘。昨晩あたりから、食べています。

 年越し魚はブリ?鮭?という話も、先日のJRやNTTの東西みたいなもので、このあたりははっきり決まっていない感じで、ブリも鮭も食べるのだけれど、その鮭は、海で獲れたものが珍重されています。いっしょうけんめい鮭がかえってくるようにっていいながらも、実は川に戻ってきた鮭はもう力尽きていておいしくない。確かに、それはホントですから。

 でも、せっかく帰ってきてくれたんだもの、おいしく食べなきゃ、申し訳ない。そんなわけで、身の方はそぼろにして、毎朝のご飯で活躍しています。かえって、海外サーモンのフレークに慣れた口には、あぶらっぽくなくさっぱりして、おいしく感じたりしてね。

 さて、くだんの田海川、ちっちゃい川なのだけれど、金沢大学のどこかの研究室が、関西圏の言葉の影響がここより東では見られないという、境界線になっているという調査結果を発表したことがあったなんておぼえがあります。なんだか、ホントに境界線の町なんだなぁと、あらためて思うわが町なのです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)