2018年4月
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こんな写真を撮っています

2018年4月 2日 (月)

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 日曜日にお伺いしてきた 根知男山・豊醸蔵のお話をもう少し。
 写真は、入り口の壁に吊ってある大きな一枚板の中に見つけた「顔」。
 木はひとつもおなじ模様はないので、見ていると本当に面白いです。

 今回の建物では200本を越える樹齢80年以上の杉を、地元の山から切り出し、地元で乾燥させ、地元の製材所で板や柱に(しかも12mもの長い材のままで!)製材し、それを地元の棟梁が建てたとのこと。
 2階はどこか大正モダンを思わせるしつらえなのですが、一部屋だけ梁や柱、天井がそのまま見える状態になっている場所があって、そこを見せていただくと「頸城のあたりだけでみられる雪に備えるための天井裏の構造」などがあったりと、雪国の大工の棟梁の技術の蓄積がたくさん見られます。

 デカくて重いものを、地元でちゃんと確保し、加工して、その場にそのまま建てる。あっちこっちに動かすための労力(やCO2や・・・)もかからないし、地産地消のひとつの形でもある。なにより「自然だなあ」と。

 このあと、機会があればそのたびに、建物の自慢を関係者の方と一杯やるたびにお聞きしたいと思います。建物の自慢は、そのまま根知谷の自慢。そして、根知谷に住むひとや、そのひとの手にある技術や、できる仕事の自慢でもある。おらがまち、なかなかいいよっていう話しになる。
 だから、いろいろお聞きするのが楽しみなワタクシなのです。

 さて、あちこちで桜もさきはじめました。あとは、すこし余裕をつくって、眺めに行くだけだな(笑)。
 ではみなさんおいしい夕ゴハンを。

2018年4月 1日 (日)

豊醸蔵

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 今日は、根知男山・渡辺酒造店さんのあたらしいゲストハウス「豊醸蔵」のオープンの日ということで、9:30のオープンにあわせてお伺いしてきました。
 この蔵のことを SAMURAI.JP という日英両方の言語の雑誌で紹介された 写真家 田川清美 さんが、蔵のオープンにあわせて糸魚川にやってこられたのですが、不思議な御縁でご一緒させてもらってのお伺い。渡辺社長と田川さんがガッツリ二時間ほど話すのをとなりでにこにこしながら聞いているという、なかなか素敵な体験をしてしまいました。

 自分がどうあるべきかをきちんと考え、必要な情報をきちんと集め考えながら、地域をきちんとまわすプレイヤーとしての酒蔵を考える。僕もたっぷり刺激されました。

 というわけで、写真は豊醸蔵を撮る田川さんと、蔵の前の五百万石の田んぼ。朝は堆肥のにおいが強く「ああ、田植えの準備が進んでいるんだなあ」とおもったこの場所は、お昼頃蔵から出てくるとまったくちがうにおい。朝と晩で風の向きが反転する根知谷ならではだなあと、そんなことも思ったワタクシなのです。

 蔵のショップでは、大吟までのいくつもの種類のお酒をリーズナブルに体験できる細い瓶があったり、この建物を手がけた大工さんの手による組み細工の酒瓶があったり、いろいろ「!」なものもたくさん。根知男山の酒粕をつかった海洋高校の子たちが開発した「カジキマグロの粕漬」なんかも買うことができて、いい「アテ」もそろってます。

 お近くにいかれるかたは、ぜひ。

2017年12月 4日 (月)

レギュラーを楽しむ

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 そろそろ、「週に何度も夕食は鍋」という時期になってきました。
 週末以外は滅多に呑まない僕ですが、こういうときは、いつものごとく日本酒。

 確かに、いい酒はウマいのだけれど、普段着のお酒だって、楽しいよね。そして、糸魚川の蔵はどこも、あまりミもフタもない普通酒は作っていないし、本醸造のクラスはとても楽しめる。だから、こんな感じで、なのです。

 この日、あわせて茄子を焼いたのもつまんでいたのだけれど、先日「新潟県は茄子の作付け面積は全都道府県トップ。だけど、生産量は少なく、出荷量はもっと少なくて二桁台の順位」なんて話しをお聞きしたのを思い出しました。
 要は「収量は多くないけれどいろんな味・形・色の昔からの地の品種をたくさん作っていて、しかもそのうち大半は売らずに自家消費している」ということだそうで。つまり「いろんななすをウチで作って、夏から秋にかけて延々たっぷり食べているめずらしい県」なんだとか。

 この日も市内産の丸茄子+かんずり。なんだか、幸せな晩酌でした。

 さて、あたらしい週もはじまりました。さしあたり、午前は、いい天気だなあ。
 そんなこんなで、おはようございます。

2017年11月19日 (日)

人事を尽くして天命を待つ

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 とか、仏教でいう「他力」とか。
 そんなことを感じたのは、昨日の夕方見せて頂いた謙信・池田屋酒造さんの酒蔵見学会でのこと。

 神棚があり、あちこちにしめ縄があり、釜室の横のおおきなしゃもじには「白山神社」の文字も。
 蔵の中はとてもきれいに掃除されていて、たとえばちがう菌の活動が怖い場所ではオゾンなどあたらしい殺菌方法も取り入れられている。水の硬度もコントロールしているし、全然神頼みではなく、いろんなことをきちんと分析したり予測したりした上で、科学的なアプローチで醸造は進められています。

 でも、神棚はあり、神様は祀られている。

 人間が全部できるなんて思い上がることはなく、一生懸命やることを尽くすから、そこにいい形で成果をもたらしてほしいという、自然への畏れと敬う心があちこちから伝わってくる。

 見学を終えたあと、試飲でおいしいお酒をいただいて、あらためて思うこと。
 醸造というのは、ほんとうにそういうものなのだなあ。
 天命を待つなら、もっと人事を尽くさなきゃいかんよなあ。

 週明け、もっとがんばろ。
 というわけで、氷雨の日曜日ですが、みなさんもうすこし、ゆるりとお過ごしくださいませ。

2017年11月18日 (土)

2018年3月 再始動

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 ときどき、五醸の会のうちあわせなどで、加賀の井の蔵元、小林さんにお会いすることがあります。ご本人の口から「12月に銀盤さんで仕込んだお酒を出しますよ」とか「来年4月くらいからあたらしい蔵のお酒が出せそうです」とかお聞きしてはいたけれど、ちゃんとこんなふうに加賀の井の「製品」として、文字でちゃんと見る「2018年3月 再始動」の文字は、なんだか感慨深いなあ。

 今日は、去年の火事で更地になってしまったところでの「いといがわ復興マルシェ」。ついでに、ご近所で仮店舗をされている、そのときはその場所にあった畑亀酒店さんでお酒も買ってきました。この写真のお米は去年、小林さんがお燗するとおいしいよと薦めてくれたお酒の酒米、しらふじ。飯米としてもおいしいそうです。升は、五醸の会にて。しいたけは近くの土曜市で。
 今晩ゆっくり楽しみたいと思います。

 というわけで、いといがわ復興マルシェは15:00まで開催中。いろいろ各地のおいしいものがあったり、お酒があったりします。ぜひ、お寄りください。

2017年11月11日 (土)

ことしもあたりませんでした

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 昨晩は、ホテル國富アネックスでの毎年恒例「糸魚川 五蔵の酒を楽しむ会」に行ってきました。
 糸魚川の5つの酒蔵があつまり、おいしい糸魚川の食べ物とともにお酒を楽しむ会。贈答用に買うことはあっても自分ではあまり呑まないというひとの多い地元の蔵の大吟醸を楽しんだりするひとも多く、みんなにこにこして蔵元さんから直接いろんなお酒をついでもらう、たのしい会なのです。
 去年あたりからお燗を出してくれるようになったので、僕は昨日はお燗を少しずつたのしんできました。そろそろ、じわっとあったかいヤツが、うまい時期なんですよねえ。

 んで。

 毎年、この会では利き酒があります。5つの蔵の純米吟醸がテーブルに一本ずつあり、そして自分の席には1から5までの数字が書かれた馬上杯。その杯の中のお酒が5つの蔵のうち、どこの純米吟醸かをあてる趣向で、あたると一本ちっちゃい瓶がもらえるわけです。
 これがもう、僕は毎年全然あたらない。5つ蔵があるんだから、適当に選んでも、5年に一回はあたるはずなんですけどねえ。今年は加賀の井さんのお酒がなく、1/4だったけれどやっぱり外れました。ウマいことはわかっても、ちがいはわからない甲斐のない飲み手だけれど、でも、好きなモノ、ウマいと思うものを呑んで、にこにこしてるのは客ならではの楽しみ。そして、どう転んでも糸魚川の酒はうまいなあと、あらためて思うワタクシなのです。

 利き酒の答えを書き込む紙は、4つの蔵が書かれるのではなく、5つの蔵が書かれて加賀の井にお休みの斜線がついているというものでした。会場真ん中の利き酒コーナーも、四面でつくるのではなく、五面でつくって、そのうち4つの面を使って謙信・雪鶴・月不見の池・根知男山が並び、いつも加賀の井が並ぶところをちゃんと空席にしていました。

 加賀の井・小林さんによると、今年の春先にも一本仕込んだ富山の銀盤酒造さんで、今年も一本純米大吟醸を仕込んだとのこと。12月頃にはお店に並ぶそうで、今年の冬は「五蔵の酒」を楽しむことができるようになりそうです。そして、4月頃にはあたらしい蔵での第一号の出荷もできる見込みとのこと。

 酒のみには楽しみな冬。酒林が青々とする日が待ち遠しいなあ。

2017年7月 3日 (月)

たぶん、おなじ中身

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 能生川沿いでは避難勧告が続いている市内。姫川も、もし破堤したらウチのあたりは浸水するかしないか、高さはけっこうぎりぎりのあたりなのだけれど、雨も一段落ついたのでありがたくすこしだけ晩酌しました。

 しまっておいた父の日のお酒。今年の春、加賀の井さんが銀盤酒造さんで醸したお酒で、左の空瓶とおなじ中身のはず。なんとなく、こっちも捨てられなくて、台所のはしっこに並べてあります。

 すこし残っているこの右の瓶を呑んじゃったら、火事以降に加賀の井さんが醸したお酒で手元にあるものはおしまい。今度は、あたらしい蔵で、あたらしく仕込まれたものを楽しみに待ちたいと思います。

 あの界隈では工事もはじまり、おとなりの泉家さんでも、基礎の撤去工事がはじまったとのこと。ファンとしては、ひとつ、またひとつとはじまることを、楽しみに待つ日々なのです。

 今週は、これ以上酷い雨になりませぬよう。台風3号も、あんまり発達せずに、スカだといいなあ。

 そんなこんなで、おはようございます。

2017年6月23日 (金)

感謝をこめて

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 今日は、ピロリ菌の除去がうまくいっているかチェックする日ということで、験担ぎも兼ねて先週、父の日に届いたお酒の瓶をちょこっと撮ってみました。
 銀盤さんの設備を借りて仕込んだ今年の冬の加賀の井。
 昨日朝の「ラジオ深夜便」で、蔵元の小林さんが言われているのに「あ、そういえばそうだよな」と思ったのは、醸造計画のこと。いくら規模の大きな蔵とはいえ、設備を遊ばせないようにいろんな計画はたてるもの。シーズン前に立てた醸造スケジュールを調整してまで、タンク一本いい時期にあけてくれたというのは、すごいことなんだなあ、と。
 その結果としての、火事のあとの「今シーズンの」仕込みのお酒。地元で出たときは懐かしい「加賀の井」の瓶で呑んだこのお酒。ちがう瓶で、そのうち中身に再会したいと思います。

 昨日は火事から半年ということもあって、糸魚川駅北のエリアはマスコミのひとだけじゃなく、小学生がみんなでまちを歩いていたりとか、いろんなひとたちがあらためてあのあたりを眺めていました。

 確かに、魔法のようにすぐに治ったり立て直せたりすると、一番素敵なのだろうけれど、実際にはいろんなことを片付けなければ話は進まない。
 だから、今は「進まないのは誰々のせいだ」とか言うよりも、がんばって進めているひとを応援する側にまわりたいと思います。いちばんエラいのは、「やるひと」だものね。

 そんなこんなで、おはようございます。

2017年6月22日 (木)

ラジオ深夜便

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 深夜放送をリアルタイムで聞くことはほとんどないのだけれど、録音して聞いていると「スペシャルウィーク」がときどきあります。プレゼントが多かったり、ゲストが出たりするその週は、いわゆる「聴取率調査の期間」だったりするわけですが、以前金曜24時にやっていた番組では「強敵はジェットストリーム。でも、この時間帯一番強いのはラジオ深夜便」なんて話をときどきしていました。

 そうか、夜起きてラジオ聴いてるのは、若い子より年寄りなんだなあ・・・なんて思いながらも、なかなか聴くことはなかったラジオ深夜便を、昨晩分は録音。それは、昨日今日の二日間は糸魚川駅北大火から半年ということで、4時台まるまる糸魚川の大火についての思いを地元の人が語る時間帯だから。そして、今朝(昨晩)の番組は加賀の井酒造の小林さん兄弟のお話でした。

 夜、聴かないで昼間に録音を聴いてよかったな。そうはいっても、愉快な話じゃないもの。しんどいことがたくさんあって、道が明快に見えてるわけじゃない。気が滅入る部分だって、あるはず。でも、そんな中、すごくがんばって、少しずつお酒を醸したり、去年の冬のお酒で呑めるものを出荷したり、新しい酒蔵の話を進めたりと、どんどんと動いている。そういう話を聞くと、応援しなきゃ。そして「ああ、ぼくのまちの酒蔵だなあ」と、あらためて思うのです。

 写真は、今朝の糸魚川タイムス。駅北徒歩圏にある2つの酒蔵も含め、「こんなまちを作るのは、どう?」という計画の図が掲載されています。それと、小林さんたちも含め、いろんなひとたちの思いも。

 ラジオ深夜便は、聞き逃しサービスというのがあるそうで、こちら
 http://www.nhk.or.jp/shinyabin/kikinogashi.html
 のページからあさってあたり、番組配信されるようです。聞き逃された方は、どうぞ。

 すこしずつ、すこしずつ。まちが、よくなると、いいなあ。
 さて、午後からもがんばりましょう。

2017年6月 4日 (日)

5月の加賀の井

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 大火の前に仕込まれたお酒は、なんだか冷蔵庫の中でずっと眠っていて手を出せないのだけれど、大火の後に富山で仕込まれた加賀の井は、手に入ると「呑まなきゃ」と思う。このちがいはなぜなんだろう。

 そんなわけで、昨日ふとお店でみかけて、1本買ってきました。製造年月は「17.5」。5月の瓶詰め品です。
 今度はキンキンに冷やして、いただきました。

 ラベルの「加賀の井」の右肩に®とあるのは、以前はなかったような気がします。昨晩呑んだ加賀の井は、別の酒蔵である銀盤酒造で仕込み、そこの製品として出されたもの。名目上「銀盤酒造さんからのお酒として出てますが、この酒銘は『加賀の井』のなんですよ」ってことでの®なのかなと、ふと想像してみたりしています。
 蔵の再建、待ち遠しいなあ。

 おなじタンクのお酒は、父の日前後にまた、AEON企画商品の別デザイン瓶のが送られてくる予定で、それで呑み納めかな。そちらも楽しみにしてます。

 さて、今日はふるさとウォークで歌外波近辺を歩いてきます。
 おはようございます。

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