サーチライト
雪がはげしくなってくると、糸魚川駅のロータリーの屋根の上から駅名のあたりを照らす照明が、まるでソラにひゅうっと伸びるサーチライトのように見えることがあります。
遠くから見ると、これも上までビームサーベルのように伸びているのかもしれないなあ。
そんなことを思いながら、かえってくる家人を待つ駅前。
この時は「このあと相当降るだろうな」と戦々恐々としていたのですが、夜があけてみればさほどでもなくちょっと拍子抜け。
ただ、雪は1kmもずれれば降り方が相当ちがうので、多かったところは本当に多かったんだろうな、と。
ニュースでは「不要不急の外出は控えて」と繰り返していますが、雪国人とそれいがいの一番のちがいは「準備と諦め」の度合い。なにかあったら出かけないというのもまた、雪国の知恵なのだなとつくづく思います。
そんなこんなで、みなさん、おいしくてあったかいお昼ゴハンを。
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