石はある、そこいらに
というわけで、ちょっとしなっとしてしまっているおつとめ品の白菜でつくる浅漬けは、上にでっかい石をのっけます。
庭にも、浜にも、こんな風に漬物石にするのにちょうどいいサイズ・厚み・重さの石がいくらでもあって選び放題。こういうのがアタリマエだとずっと思っていたのだけれど、ホームセンターに「漬物石」が売っているのを見て「そうか、サイズも石質も選び放題って、なかなか珍しいのだな」と気づくようになりました。
土曜日のご近所小学校の文化祭では、4年生が海岸にある石を分類して「堆積岩、火成岩、変成岩に大きく分けられて、その内訳は...」と発表。さらに実際に海岸で拾うことができる石を20種類近くも紹介していました。考えてみれば、新潟大学の教養で選択できる地質の授業では糸魚川に来て、小学生とおなじコースをたどったりするものもあるくらいで、当地は地質をやるひとにとってみれば異様なまちなのかもしれません。
そういえば、僕が子どもの頃は今頃「越冬野菜」の注文伺いがまわってきて、冬はこんな風に漬けた白菜や野沢菜ばかり食べていて生野菜はなかった気がします。時代は、かわるのだなあ。
そんなこんなで、今日もおつかれさまでした。
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