バスは病院へ集う
先日、地域の打ち合わせのような会でバス路線の見直しの説明を受けてから、あちこちでついバスが気になるようになりました。
資料によると、朝糸魚川総合病院に向かうバスと、お昼前に糸魚川総合病院から各地へと向かうバスはけっこう乗客あり。それ以外は閑散としているので、多少遠回りでも、みんな最後は病院に向かうようにしているという構図が見えます。言い換えるなら、定期的に乗っているのは通院のひとたちくらいということなのかも。
これくらい本数が減ると、ある程度帰り時間の自由度を持たせない学生には使いにくいところもあるし、路線と乗客の減りは「卵が先か鶏が・・・」の縮小再生産版なのだなあとしみじみ思います。
一方で、この間は美山に行き先表示が電光掲示板ではない旧型バスがゆっくり走っていて、ゴツいカメラを持つひとたちが乗ったり降りて撮ったりしているなんてのも見かけました。お話してみると、バスの写真を撮るために好事家の皆さんでチャーターしているとのことで、そういうニーズも、あるんだなあと。
いずれにしても、選択肢がないというのは困るもの。みんなが自分の車で動けるわけではないし、タクシーだって今後どんどんつかまりにくくなることを思えば、本当は電車やバスがちゃんと残ってくれないと困る。そのためにはどうなるといいのかな。そんなことをふと思いながらの、信号待ちの一台前のバスをぱしゃり。シャッタースピードがある程度以上遅くないと行き先表示がちゃんと写らないというのは、ある意味鉄やバス撮りのTipsかもしれません。
そんなこんなで、今日もおつかれさまでした。 この間は
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