風水害24
日曜日の防災訓練では、風水害24( https://issueplusdesign.jp/fusuigai24/about/ )というカードゲームの体験もありました。
このゲームは架空のまちの指定された場所に住んでいることになっているいろんな人になって、24時間後にやってくる大きな災害に備え「自分が生き残り、他の人もできれば(できるだけ)助けられるように」というもの。
この日のシナリオでは、今まで体験したことのないような大きな台風が、まちの真ん中で大きな川が蛇行しているまちに24時間後にやってくるというもの。24時間を10回の「ターン」にわけ、その時点でのニュースを聞いて、自分がどう動くかを考えます。途中で隣のブロックに移動できなくなったり、自分のいるところが浸水してきたりも。必ずしも避難所にいくことが正しくないケースもあります。
与えられる人の役割も、シングルマザーだったり日本語が話せない人だったり、はたまた町内会長さんや民生委員さんだったり。
事前のオリエンテーションや事後の振り返りも含めると1セットで2時間かかるというかなり大がかりなものですが、たとえば「雨が○時間降り続いて予報が出ている時点であらかじめ逃げ始める」とか「ご近所に声をかける」とか、最悪の時代になる前にいろいろ考えるという意味ではとても貴重な体験でした。
こういうの、中学生とか小学校高学年とかの泊まりの合宿みたいなところでやると、きっと盛り上がるだろうなあ。
単に座学として危機を学ぶのであれば、2時間こんなゲームをしたほうがずっと響くはず。こういった「一目瞭然の体験」を、もっといろいろ用意したいなあと、そんなことを思ったワタクシなのです。
もくろんでいる「段ボールジオラマ」とかも、やりたいなあ。
そんなこんなで、今日もお疲れさまでした。
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