翡翠ではない石
糸魚川には石を拾いに遊びに来てくれるひとが本当に増えました。僕が子どもの頃にはあたりまえだと思っていた「いろんな種類の石が海岸にある」ことはけっこう特別なことだということも知りました。近くの川がどれも短く、比較的流れが急なこともあって、石の大きさもバラエティに富んでいる海岸なので、石が好きなひとにとっては楽しい浜だなとあらためて思います。
ただ、海岸の入り口にこんな風に捨ててある石を見ると、ちょっと残念な気もするのです。
別に、翡翠だけが素敵な石じゃないんだけどなあ、と。
形や模様をなにかに見立てるのも楽しいし、濡れたら色が変わるいろんな石を探すのもたのしい。おなじ緑でも、あんな緑もこんな緑もある、そのグラデーションを並べるのも楽しいし、緑以外の石に目をつけるのも、実はいろんな選択肢がある。
翡翠じゃない石を「捨てていく」以外の楽しみ方も、もっと来てくれる人に伝えられると、いいなあ。
そんなことを思いながらの昨日の夕暮れなのでした。
さて、お昼ゴハンあけのちょっと眠たい午後。みなさん、もちょっとがんばっていきましょう(笑)。
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