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2022年12月 7日 (水)

優勝記念

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 アルビレックス新潟のJ2優勝を記念した、YASO-GIN のスペシャルバージョンがとどきました。
 まだ封は切っていないけれど、冷凍庫でほどよく冷えたのをまずは眺めるだけ(笑)。

 最近クラフトジンで話題に上ることがふえてきた越後薬草のルーツは、能生のもぐさ屋さん。
 今年、おとなり上越市に見学機能もつけた醸造所を建設して、さらに存在感が増している会社です。

 考えてみれば、若い世代が家業を大きくして、地域の(だけど糸魚川から見れば遙か彼方、新潟の)サッカーチームのスポンサードをして、さらに優勝記念でこんな素敵なものまで作ってしまう。こういうの、うれしいなあ。

 さて。

 今朝起きてみると、スペインvsモロッコ戦は延長戦を終えてもまだドロー。PK戦では予選1位抜けの「あの」スペインがまさかの0-3と、1本もPKを決めることができずに敗退。その次のゲーム、ポルトガルvsスイス戦は6-1という圧倒的な差でのポルトガルの勝利で、一日前の1-1延長戦後、まさかの「3本PKのがシュートストップ」だった日本戦と、前半でおおむね決まってしまい、終了間際にはブラジルはGKまでかえてしまった韓国vsブラジル戦と、前後関係も含めて繰り返すような結果になっていて驚きました。

 もともと、注目度があがるとその競技が好きな人以外のひとたちもたくさん見るので、その分いろんな感想が出るもの。昨日あふれた「日本はここがだめなのだ」という文脈でのPKスキル不足批判と、いわゆる「特定アジア嫌いのひと」が大量につられてできた韓国嗤いは、サッカーをサッカーとして楽しむ以外のひとたちも大量に引き寄せる大きなスポーツイベントならではのことだったのだと思います。
 でも、たとえばスペインに対して「連中はPKの練習をまったくしていない」と言うひとはあまりいないでしょうし、スイスの惨敗を「嗤う」ひともそうはいないかもしれない。ひとつなにかがかみ合わないとまったく「明日は我が身」になる状況が転がっているのが、トップカテゴリの大会なのだなとつくづく感じることになりました。

 とはいっても、サッカー好き以外のひとたちがサッカーを見ることはとてもいいことだし、そういうひとたちがちがう感想を持つのもそれはそれでアリ。ただ、自分の感情を納得させるための「おなら」のような言葉を、なぜネットに書いて奔流を作らなければいけないのか。おなじ吐き出しでも、ネットに書けば集約されるし、本意とはちがう意味で扱われることもあるし、なにより「あそこでハードワークしていたひとたち」に直接届いてしまったりもします。

 昨日おとといとご近所小学校でやっていたメディアリテラシーの授業とどこか重なりました。
 ネットがどうこうという話ではなく、もっと普遍的な話として、世の中というのは「情報弱者」的なひとが、いろんなよどみを作ってしまうのだな、と。
 「情弱」にならないようにしよう。いろんなヒトに向かう、吐いた方はなんの悪意もなく、吐かれた方にはツラすぎる、届いてしまう飛び道具を作り出さないために。そんなことをあらためて感じた、そんな二夜連続の結果なのです。

 そんなこんなで、おはようございます。

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