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2022年12月31日 (土)

大晦

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 今年も暮れていきます。

 ウチの界隈では、年越しそばはまさに「年越し」の頃に食べる家が多いようで、ウチでは夕方に神棚と仏壇にお参りして御神酒をいただき夕食的宴会。そのままだらだら続いて水ようかんなどをいただきながら紅白を冷やかし、今くらいの時間からおそばをゆでて・・・という流れが多いです。
 今年も、泉家さんの生そば。
 お店のように大きな釜でゆでるわけにはいかないので、2人分くらいずつ何セットかにわけての準備だけれど、そのうち1セットははじめて子どもがゆでてみていました。
 「ゆで方でかわるもんだね」という彼。彼が言うほどにはちがいがないような気もするのだけれど、これは単にオヤジが味音痴なだけなのかもしれません。同級生には酒蔵の息子もいるけれど、ただ「おいしい」と好きなものを食べるわけでなく、どうおいしく、どう自分が作りたいものとずれがあるのかをきちんと知って仕事の質を調整しなければいけない、必ず「官能力」が必要な仕事をしている人のことは本当に尊敬します。
 そしてただただ、好きなものを食べて「おいしいね、これ」と言っていればいい「客」であってよかったなと、そんなことを思うワタクシなのです。

 新しい年も、プロに常に敬意を忘れない、いい意味での「客」でありたい。そして、自分の仕事については、ちゃんと「プロ」でいたい。
 そう願いながら。

 みなさん、良いお年をお迎えくださいませ。

2022年12月30日 (金)

もちつき終了

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 今年のトライは、草餅のよもぎ量を倍増させてみたこと。
 2年くらい前に子どもが修学旅行のおみやげに買ってきてくれたとあるお店の笹団子がものすごく「濃い草」で、それ以来どんどん草餅は濃い草指向になってきています。できあがってみたら案外とアリなので、来年からはこの形だな。

 今年は鏡餅は白だけ(紅入りなし)、伸し餅は白、黒豆、草の3種類。
 一時期は一斗以上もついていたけれど、だいぶ少なくなりました。

 これで、明日神棚の掃除をして、水ようかんと泉家さんのおそばの年越しだな。
 それでは、おやすみなさい。

2022年12月29日 (木)

年越し対応

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 というわけで、少し買ってきました。
 友人の家が酒蔵をやっていて、そこの大看板が「春鹿 大辛口」という日本酒度がプラスに切れたお酒だったのだけれど、あのラベルを思わせる黒いラベルの加賀の井。空に浮かぶ月も、家から見える形の山々も、いいなあ。
 もう一本は、通い瓶で中身だけ買い足す根知男山の純米。楽しんで呑んで、また中身をついでもらいにいきたいと思います。

 通い瓶の中身を補充してくれる根知男山の豊醸蔵の年内の営業は明日まで。
 まさか「明日足してもらいに行く」ことはないと思うのだけれど・・・(笑)。

 そんなこんなで、今日もお疲れ様でした。
 明日は、餅つき(と夜のリモートメンテナンス)だ!。

2022年12月28日 (水)

恨み言ばかり言っていると

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 ここのところ、毎日のように「日本海側の冬は、青空がない」とボヤいていたら、今日は朝から青空が広がりました。
 仕事場では大掃除をしているはず。大変申し訳ないのだけれど、自分は一日客先立ち会い等があるのでおまかせ。みんなは昼でアガりなのだろうなあと思いながら、一日いろいろこなしてきます。

 なにはともあれ、青空は気持ちいい。
 そして、白いかまくらのようになった焼山もきれいだな、と。

 ではみなさん、おいしいお昼ゴハンを。

2022年12月27日 (火)

雪国の青空

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 戻ってくれば、鉛色の空。
 でも、ときどき日差しがさしたり、雲が切れたりすると、濁った海がちょっと素敵な色になったりもする。
 この時期ならではの青空や晴れを楽しむというのも、冬の日本海側の人間の楽しみ方なのだよなということをあらためて思います。

 さて。

 今日、明日と隣町打ち合わせもあって、そこでお客さんのところに出かける仕事は一段落。あとは「テレワーク」になりそうです。
 あと少し。がんばります。

2022年12月26日 (月)

青空の「!」さ

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 素人写真撮りとしていつもちょっと考えるのが「今僕が見て『!』と思っている青空は本当にスペシャルなものなのか」ということ。

 夏の青空は、ありふれている。でも、冬の日本海沿いに住んでいると、そろそろ12月くらいから春までの間は青空というものに対してずっと渇望感があるだけに、青空であるというだけのことで「!!!!!!!」という気分になってしまうのです。

 出張最終日、あまりに天気がよいのでカートを転がしながら東京駅までの4kmほどを歩きながら移動。
 ニュースを聞く分には、今回の寒波はウチの界隈ではたいしたことがなく、この季節すぐに「予防的運休」をしてしまう大糸線くらいしか停まっていないとのこと。一方でニュースで見る九州や四国、山陽エリアの日頃あまり降らないところでの降雪は、きっと先週の新潟の立ち往生とはまったく別の問題がいろいろ出てきそうで、大変だろうなあと思わず想像してしまいます。

 そんなこんなで、僕はこれからのんびり帰ります。
 今年最終週。気合い入れていこう。

2022年12月25日 (日)

コの字

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 出張先での仕事は、初日は案外と滞りなく一段落。
 ホテルの乾燥が酷く、前日ほとんど眠れなかったこともあって今日ははやめにはじめてはやめに終了。おとなしく休むことにしました。

 清澄白河「だるま」。二年ぶり三回目。オバちゃんに「次はまた2年後くらいに」と挨拶して帰る。
 そうそう通うわけではないけれど、泊まりなれた宿に泊まり、そのご近所の何度かいったことのある店で一人でのんびり食べる。これだけで、ずいぶんと外出感が薄れ、ほっとできる気がします。

 今回泊まったホテルも2年ぶりくらいなのだけれど、前回感じた「ああ、外国のゲストが増えてきたなあ」という感覚は相変わらず。予約を入れたときは「全国旅行支援」前だったので安かったけれど、今取ったらいくら?と聞いたら僕が泊まった金額の4倍の金額でした。それでもチェックインは大行列。泊まっていたゲストの外国のみなさんも"expensive"なニュアンスはなく、円って安いんだなあとそんなことを実感したりもしました。

 なにはともあれ、すこしずつCOVID-19前の日々に、戻りつつあるのだな。
 そんなことを実感しながら。

 それでは、おやすみなさい。

2022年12月24日 (土)

夜の新幹線ホーム

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 多少は戻ってきたとはいえ、関東出張はほとんどが日帰り。
 先週に続いて荒天予報ということで前日移動。久しぶりに暗くなってから新幹線ホームにあがっています。

 一時期は「一両に一人」だった新幹線の自由席車両も、ちゃんと空き席を探さなきゃいけない程度の混み方。
 「だんだんと、戻ってきたなあ」と実感します。

 「ふつう」を、取り戻そう。多少「意識的」にやる必要はあるのだけれど。
 そんなこんなで、いってきます。

2022年12月23日 (金)

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 今週末はこれから天気が荒れるらしい。
 そして、北向きの壁に、はりつく雪。
 海風が強いと、雪はたまらないのだけれど、風は、いたいのだよなあ。

 あまり荒れませぬように。

2022年12月22日 (木)

冬至

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 今年はゆずの入荷が少ないとスーパーの棚にお詫び書きがあったりする話も聞くのですが、ウチはなぜかいただきもので潤沢。そんなわけで冬至の夜はゆず湯をたのしみました。

 先週の寒波と明日からの「クリスマス寒波」の間で寒さもひと緩み。あちこちの道路の雪も概ね消えた一日になりました。
 寒いだろうけれど、糸魚川駅界隈では小学生が火災防止の夜回りやっていたのかな。

 そういえば、よくわからない呼びかけ「ライトダウン in いといがわ」なるものもやっているようで、今日は20:00からちょこっとが消灯推奨時間帯だったそうですが、それが省電力のためのなんの啓蒙活動になるのか、よくわからないワタクシです。
 この寒くて暗い時期、かえって子どもたちの登下校(特に下校)の時間帯のために、逆に門灯点灯をお願いしたいくらいなのだけれどなあ。

 そんなこんなで、今日もおつかれさまでした。

2022年12月21日 (水)

ひさしぶりのウオーキング

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 吹雪いていたりすると夜は出歩きたくないので、夕食後のウォーキングはかなり久しぶりでした。
 もう歩道に雪はなく、ところどころにこんな風に積んである程度。

 12月頭に1度2度と雪が降り、でもそれが平地では根雪にはならない。
 なんだかんだいっても、これは毎年の風物詩だなあと思う。
 そして、注意報や警報の出方を思えば、昔より確実にどちらも出るのははやくなったように思います。
 それだけ「きちんと注意喚起せよ」というニーズが強く、なにか大きな災害があるたびに「もっとタイムリーに注意喚起せよ」という(どちらかとえば現場よりも、ショーとしてのニュースを見た自称良識的な人たちの)改善を求める声に、さらにこういったことは進んでいく。

 遅々として進まない対策ではなく、ちゃんと対策は改善されている。ただ、どんなことがおきたとしても平常と同じくダメージゼロでまわせるような社会的仕組みを構築しろというのが良識的な声なのであれば、それはいろんなトラブルの大変さを知らないネゴトであって、ヤバいときには緩めたり休んだりするということをみんなが共通認識として持っているというのが、成熟した社会なのだと思うのです。

 そんなこんなで、今日もおつかれさまでした。

2022年12月20日 (火)

桜に雪

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 日曜からの雪も中越下越では大変な様子。
 まだそれほどでもない上越エリアでも、「ゆきみち予報」のアプリからひっきりなしにR8や北陸道の規制情報が流れてきます。

 毎年、雪タイヤを履き、雪道を走っても、シーズン序盤は感覚が戻ってこなくて「?」と思うことは何度もあります。
 結局のところ、新品のスタッドレスでも、チェーンもってても、四駆車でも、路面にでこぼこができはじめると車が斜めになったり、動きにくくなることはあるし、はまってしまえばままならないことも。

 万全の対策をしていても、だめなときはだめだって自覚している部分があるからこその「今日はやめておこう」もアリなわけで、そういう意味ではR8やR18の長時間滞留についてもの申している中央の評論屋のみなさんは「だめなときはだめ」という厳然たる雪道の現実を、きちんと理解していないのろうなあとしみじみ思います。

 雪は、ある程度対応はできるけれど、完全にコントロールはできない。だから、対応できる範囲での動きを考える。
 序盤の大雪で、あらためて「今年もちゃんと自戒しよう」と思う。そんなワタクシなのです。

 今日もお疲れさまでした。

2022年12月19日 (月)

れんこん

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 水の中に腰まではいって、ジェット水流で作物を浮き上がらせての収穫。
 お正月用の作物ということで先日くわいの収穫のニュースを見たのだけれど「ああ、あれもれんこんと同じで、大変だなあ」と感じてしまいました。そして、東洋一のはすといわれる高田公園のことをふと思い出すワタクシなのです。
 さて、降る雪はすこしずつたまっていき、あっちこっちでおもしろい形をつくっていきます。
 鍋物で、つくねの中に刻んだのがはいっているとうれしいレンコンを想像してしまったこの苗カップの上の雪。
 まだ「埋まらない程度」だからこんなことを楽しめるけれど、山間部はしっかりもう除雪がはじまるんだろうなあ。

 そんなこんなで、また新しい週がはじまりました。
 おはようございます。

2022年12月18日 (日)

見えない信号。そして

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 海からはもうもうとあがる湯気。
 いわゆる「けあらし」というヤツです。

 雪が時折強く降ったり突然青空がのぞいたりという不安定な一日。きっと空気よりずっと海のほうがあたたかいのだろうなと思う。

 週の中頃に続いて今年二度目の平地にもやってくる寒気。
 もうシャルマン火打スキー場のサイト( https://charmant-hiuchi.jp/)を見ると、積雪120cm、パウダー20cmなんて書いてあります。
 いよいよ、冬がやってきたんですねえ

 みなさん、あったかくしてお過ごしください。

2022年12月17日 (土)

おとしもの

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 冬タイヤを履くということは、夏と冬の2セットタイヤを持っているということ。
 夏のタイヤはアルミホイールのひとも、冬はスチールホイール+ホイールキャップというひとはけっこう多く、この季節は路肩に落ちているホイールキャップを時々見かけます。

 こいつはフェンスにはめ込んであったけれど、きっとこれも落とし物なんだろうなあ。
 普段タイヤの横から圧がかかることはあまりないのだろうけれど、今後雪が積もって、あっちこっちで雪壁の間を走るようになると、タイヤの横からもゴリゴリ圧がかかる機会が増えていきます。きっと、落ちてたり雪に埋まってたりするホイールキャップも、増えていくはず。

 これもまた、冬の風物詩なのです。
 そんなこんなで、今日もおつかれさまでした。

2022年12月16日 (金)

首を斬り落として

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 贈答用の果物として県内では重宝される洋梨 ルレクチェ。
 なかなか手の出ない値段なのですが、食べ頃が短く、追熟が不十分だと堅いだけで、すこし首のあたりが黒くなり、やわらかくなってきた頃が食べ頃。なので、ばら売りされているものがちょうどお店周辺のお客さんたちの「買いたい・食べたい」とマッチしないと、やや痛み気味のものがこうやって特売になることがあります。

 これは、黒くなった首の部分をカットして2個パックに入れて120円。1個60円でした。つい先日も、他のお店で1個100円のを見かけたり。
 こういうのを拾っては「あ、今年もルレクチェたべたな」と思うワタクシ(笑)。おつとめ品コーナーを冷やかすのは、案外と楽しいのです。

 そんなこんなで、今週もおしまい。おつかれさまでした。

2022年12月15日 (木)

さむそうトロピカル

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 濁りのはいった川の水が海に注ぐと、海は妙にきれいな緑っぽいニュアンスになることがあります。
 冬の鉛色の空も、日差しがあたるひとときは鈍く輝くわけで、照らされた海もあわせてどこかきれいな色に。

 これから青空を見ただけで得したような気分になる雪国の住民としては、こういう色はなんだか「今日はちょっといい天気かも」と感じるスイッチになります。ほのかな「いい天気の兆し」を見つけながら、楽しく過ごしていかなきゃ。

 そんなこんなで、今日もおつかれさまでした。

2022年12月14日 (水)

いよいよやつらが

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 夕方にはだいぶ白くなったそこいら。
 ライブカメラなどを見ていると、R148沿いはおもったほどではなく、海岸沿いがけっこう多かったようです。

 何日も続くわけではなく、何十センチも積もるわけでもなく、明日の夕方にはもうないんでしょうが「ああ、やってきたな」とつくづく思うこの風景。
 こんなにびちゃびちゃな雪で足下びちょびちょになるなら、もう少し寒くなって雪が乾いてくると、いいのになあ。
 そんなこんなで、今日もおつかれさまでした。
 

2022年12月13日 (火)

明日はあれるよ

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 夕方から、ずいぶん風がつよくなりました。車のドアをあけるときはきをつけないと飛んで言ってしまいそうなくらい。
 そんなわけで、明日からの寒波で散ってしまうかもしれないウチの冬桜の写真をのせておきます。

 下から見ると、ちらほらな感じなのだけれど、仕事部屋の窓から見る上からの姿は、かなり立派な満開。
 雪が降ってもすこしは花が残ってくれるといいのだけれど。

 そんなこんなで、今日もおつかれさまでした。

2022年12月12日 (月)

おりてきた

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 冬のたんぼといっても、ひこばえがそろそろ空の穂を並べている乾いたところだけでなく、ときどきこうやって水をはってあるところもあります。
 あっちこっちの乾いた田んぼでわしゃわしゃと顔を突っ込んで喰い、そうかと思えば水のあるところに優雅にランディングしてくる。
 いろんな姿がみられて、おもしろいなあ。

 おとなり上越にはたくさんいついているけど、あんまり糸魚川にいつくヤツがいない白鳥。なんでなんでしょうね。
 そんなこんなで、今日もおつかれさまでした。

2022年12月11日 (日)

上刈みかん

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 今週西海小学校の朝読書にいったとき、別の学年に入る方が「上刈みかんをはかる升」を持ってこられていました。
 ほかのメンバーはみんな本を読むのだけれど、その方だけは地域に伝わるお話を語るひと。昔ながらの使い込まれた升を見せながら、カンペなしで話す。そういうこと、自分できるといいなあと思います。

 というわけで、写真は上刈みかん。
 写真だけでも「なんとなく寒そうな時期の貴重な日差し」のニュアンスが出ています。みかんには寒そうな場所。
 北限付近の温州ミカンとして、庭木にされている方もおられますが、ウチにも一本植えてみようかな(笑)。

 さて。

 今日は、下の子が日帰り遠征で群馬へ。あちらはこちらとはうってかわって青空無風。外競技にはここちよいコンディションだったようです。
 こっちは一時は前が見えないような雨が降ったりもして「それでも雪じゃないだけいいもんな」と思っていたら、高速道路入口には「中郷~信濃町雪 冬タイヤ必要」なる表示。ちゃんともう、12月なんですねえ。

 そんなこんな、今日もおつかれさまでした。

2022年12月10日 (土)

屋外はマスクなしで

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 ここのところ「屋外ではマスクをはずそう」という政府広告がながれるようになりました。
 基本的に「妥当性のある対策をやって、無駄なことはやめよう」という話をすると、いわゆる反マスク活動とか、たとえば「ワクチンを打つと5G電波が・・・」みたいな寝言のような反ワクチンカテゴリのひとたちと一緒扱いになってしまうこともあって「丁寧に全部やらない」ということが味噌も糞も一緒のところにかかってしまうようになってしまうのがなかなかしんどいところですが・・・。

 意味のあることは、やりましょう。意味のないことは、やめましょう。
 これからも仕事や学校に行き、生活していかなきゃいけないし、あと○日でSARS-CoV-2が地球上から消え去るというわけでもないので、COVID-19とはこれからもある程度は付き合っていかなきゃいけないわけで、ならば「それがある普通」を作りだしていかなきゃいけないわけで。

 この冬、またちょこっとずつ「あれ、やめておこう」を見かけるようになりました。
 せっかく今年は夏や秋の祭りをやったりしたのにね。本当に「永久にやらなくなる」とか「その文化(実はただの習慣の積み重ね)が失われてしまう」とかにならないようにするには、積極的に「あれはやっていい」「これはやる必要がない」を選び取っていく意思が必要になります。

 その第一歩としての「外に立ってる生き物を模したものにマスクなんてつけない」(奴奈川姫は神様ですが)。
 アタリマエといえばアタリマエ。でも、こういうことが第一歩なのだと思います。

 上越のフィッシングパークのトイレに貼ってあった「県外から来るな」などの掲示も、今月ようやく(ほんとうにほんとうに、ようやく)なくなりました。

 さて、市内のモニュメントや銅像で、まだつけてるところはないですか?。

2022年12月 9日 (金)

ライトダウンキャンペーン in 糸魚川

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 ライトダウンキャンペーン in 糸魚川 という呼びかけが12月のあいだおこなわれているんですね。
 昨日、こどもが学校からチラシを持ち帰ってきて知りました。
 https://www.city.itoigawa.lg.jp/item/32935.htm

 電気代の値上げもあってすこしでも節約したい時期でもあるし、さらに政府からの節電要請の冬でもある。不要な電気は消そうねという流れは「そうだよなあ」と思う一方、チラシには「?」と思うところもありました。

 キャンペーンの呼びかけの中に例として「外灯」が挙げられています。
 これは、門灯や玄関灯などのことを指すと思うのだけれど、これだけ日暮れがはやくなり、もう16時くらいから暗くなる中、外灯が少なく真っ暗な道を通って帰ってくる子どももいるなかでの「外灯を消せ」には、ノットアグリーだなと思うワタクシ。逆に「20時くらいまで外灯つけましょうよ」という呼びかけをしたいくらいなのです。

 呼びかけには、本質的な効果(消費電力を減らすための対策)を狙うものと、啓蒙的効果(さあ、省電力しようという気持ちにさせるための広報)があって、このキャンペーンは後者の意味合いが強いと思います。だから無粋なことは言いたくないのだけれど、個人的には違和感を持つ呼びかけではあるなと感じているワタクシなのです。

 さて、気を取り直して、今日もがんばりましょう。

2022年12月 8日 (木)

また明日お願いします

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 起きても、未明からの試合の結果をやっていない朝。ちょっとほっとします。
 だけど、一日しっかり寝ても、一度寝不足になるとなかなか回復できないトシなのだなとも痛感するこのW杯期間。やっぱり、トシって、とるものなんですね。そんなわけで、写真はとあるガソリンスタンドの裏で再利用されている、オイルショックのときなどに頻繁にお休みになっていたスタンドが、ガソリン計量器にかけていたと思われるカバー。僕が本当に小さい頃には、テレビ放送がはやくおわっちゃったり、ネオンが消えてまちが真っ暗になったりしたことがあったそうなのだけれど、田舎と都市部の落差がいまよりももっともっと大きく、もともと深夜のテレビ放送も、きらびやかなネオン街もなかった町に住んでいるコドモとしては「でかけたときスタンドあいてないね」という記憶くらいしかありません。もっとも、もう5年10年前のコドモなら「そもそもいえには自家用車がなかった」というところなので、激変期のお話ではありますが。

 さて。

 昨日はものすごい風だったり、突然の豪雨だったりがあったかと思えば、急に青空が広がったりとなかなか変化の激しい天気。
 海は大荒れ三角波で、ああ、冬がやってきたなあと実感します。
 二四節季の「大雪」に入ったそうですが、そのうち雪も降るのかな。

 今日も冷たい雨が降ったりやんだりのようですが、みなさんあったかくしてお過ごしください。

2022年12月 7日 (水)

優勝記念

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 アルビレックス新潟のJ2優勝を記念した、YASO-GIN のスペシャルバージョンがとどきました。
 まだ封は切っていないけれど、冷凍庫でほどよく冷えたのをまずは眺めるだけ(笑)。

 最近クラフトジンで話題に上ることがふえてきた越後薬草のルーツは、能生のもぐさ屋さん。
 今年、おとなり上越市に見学機能もつけた醸造所を建設して、さらに存在感が増している会社です。

 考えてみれば、若い世代が家業を大きくして、地域の(だけど糸魚川から見れば遙か彼方、新潟の)サッカーチームのスポンサードをして、さらに優勝記念でこんな素敵なものまで作ってしまう。こういうの、うれしいなあ。

 さて。

 今朝起きてみると、スペインvsモロッコ戦は延長戦を終えてもまだドロー。PK戦では予選1位抜けの「あの」スペインがまさかの0-3と、1本もPKを決めることができずに敗退。その次のゲーム、ポルトガルvsスイス戦は6-1という圧倒的な差でのポルトガルの勝利で、一日前の1-1延長戦後、まさかの「3本PKのがシュートストップ」だった日本戦と、前半でおおむね決まってしまい、終了間際にはブラジルはGKまでかえてしまった韓国vsブラジル戦と、前後関係も含めて繰り返すような結果になっていて驚きました。

 もともと、注目度があがるとその競技が好きな人以外のひとたちもたくさん見るので、その分いろんな感想が出るもの。昨日あふれた「日本はここがだめなのだ」という文脈でのPKスキル不足批判と、いわゆる「特定アジア嫌いのひと」が大量につられてできた韓国嗤いは、サッカーをサッカーとして楽しむ以外のひとたちも大量に引き寄せる大きなスポーツイベントならではのことだったのだと思います。
 でも、たとえばスペインに対して「連中はPKの練習をまったくしていない」と言うひとはあまりいないでしょうし、スイスの惨敗を「嗤う」ひともそうはいないかもしれない。ひとつなにかがかみ合わないとまったく「明日は我が身」になる状況が転がっているのが、トップカテゴリの大会なのだなとつくづく感じることになりました。

 とはいっても、サッカー好き以外のひとたちがサッカーを見ることはとてもいいことだし、そういうひとたちがちがう感想を持つのもそれはそれでアリ。ただ、自分の感情を納得させるための「おなら」のような言葉を、なぜネットに書いて奔流を作らなければいけないのか。おなじ吐き出しでも、ネットに書けば集約されるし、本意とはちがう意味で扱われることもあるし、なにより「あそこでハードワークしていたひとたち」に直接届いてしまったりもします。

 昨日おとといとご近所小学校でやっていたメディアリテラシーの授業とどこか重なりました。
 ネットがどうこうという話ではなく、もっと普遍的な話として、世の中というのは「情報弱者」的なひとが、いろんなよどみを作ってしまうのだな、と。
 「情弱」にならないようにしよう。いろんなヒトに向かう、吐いた方はなんの悪意もなく、吐かれた方にはツラすぎる、届いてしまう飛び道具を作り出さないために。そんなことをあらためて感じた、そんな二夜連続の結果なのです。

 そんなこんなで、おはようございます。

2022年12月 6日 (火)

準備

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 先週末にウチの車のタイヤも全部交換し、かなり安心してすごす今週。
 思えば、あちこちでも冬囲いがどんどん進んでいます。
 こういう雪吊り、上のまとめるところとかをきれいな形にしているのを見たりすると、いつもすごいなあと思うのです。
 ちゃんとオヤジに習っておけばよかったなあ。

 さて。

 ご近所の「なぎさドーム」。
 地域のサッカーチームの練習場所等のことがあったり、補修まち初期の囲いが「崩壊の危険があるから入るなっていうなら、あの囲いじゃ危ないじゃねえか」というアリバイ的なものだったこともあって、超長期の供用停止中にいろんなところから「なんとかしてください」「すぐできないにしてもいつからやるのか、いつまでにやるのか等プランを提示してください」と、「行政のオシゴトの途中部分の提示」をお願いしていた施設です。
 昨日、ようやく供用再開ということで、サッカーチームの練習場所借用担当者としての僕に「また今日から使えるようになりました」と連絡をいただきました。

 雨や雪の増える季節。屋根のある広い場所がまた使えるようになるのは、ありがたいことです。最悪屋根の撤去も十分あると思っていただけに、補強工事をしていただいたことは、本当にありがたく思います。
 その一方で「本当に、経過の説明ってしないんだな」という実感は、特に工事がはじまるまでの1年弱は感じました。
 情報を出しても、出さなくてももめることがあるのはわかるのだけれど、これからの時代は「出す」ことでもめることを享受するほうが、ずっと遂行コストは低いという感覚で、仕事をしていただけるといいのになと。それは、今回の件を通じて僕が持った感想です。

 少しずつでも、そっち方向に。ぜひ。
 今日もお疲れさまでした。おやすみなさい。

2022年12月 5日 (月)

名残の赤

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 だいぶご近所の紅葉もおわりに近づいてきました。
 写真は美山公園でのもの。木守柿ならぬ木守葉のようになっている赤いもみぢがいちまい。
 日差しを浴びて気持ちいい眺めでした。

 さて。

 今日は、ご近所小学校でなぜか先生方が「メディア教育」と呼ぶゲームやスマホをうまく使うためのセミナーの講師をやってきました。
 さすがに数年前までのように「できるだけ使わせないようにしよう」という話にはならなくなりましたが、使う中でこの手のセミナーでは「依存症になると怖い。ルール作ってきちんと守れ」的なものがどうしても多くなります。
 僕も、eネットキャラバンという団体から派遣される講師なので、いきなり「インターネットの安心安全な使い方」とタイトル表示される「今の子、インターネットにつなぐなんて意識してないのに、時代錯誤だなあ」と思う教材を使って話をしなければいけないのだけれど、せっかくなのですこしでも現実的なことをという意識をしながら話をしています。

 小学生にアンケートを取ると、一日のテレビ視聴、ゲーム、Youtubeなどの動画視聴を足すと寝る時間がゼロじゃないかと思うような数字がたくさんあがってきます。これを大抵の大人は「たいへんだ!」と言うのだけれど、テレビもついてる、手元にゲームもあるといった状況をきちんと時間として積み上げ、「律儀」にきちんと答えてくる妙な部分で素直な小学生という姿があんまり伝わっていないのは不思議なところ。個人的には往年の「リビングでテレビつけっぱなし。見ているかどうかわからないBGM状態」と「リビングでテレビでyoutubeながれっぱなし」を必要以上に区別つけるのはあまり意味がないし、その先の常習性を考えるとか「ルールできちんと自制できる段階まで依存症扱いするような過敏さにならないこと」とか、そういう部分も大切なのだとは思っています。

 今日(と明日)の話が、どこかでひっかかっていて、なにかやろうとするときの判断基準のほんの一部として、子どもたちに「採用」されるといいなあ。そんなことを思いながら。

 では、今日もおつかれさまでした。

2022年12月 4日 (日)

普通酒のラベル

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 今日は、ワンカップの晩酌。
 これは、月不見の池の「普通酒」です。

 一時期の三倍増醸酒のこともあってあまりよく思われていない、純米でも本醸造でも吟醸造りでもないお酒。
 でも「普段着のお酒」がウマくなるならそれは大歓迎なわけで、その作り手の心意気がこの普通酒なのに粋なラベルにあらわれていると思うのです。

 というわけで、野菜多めのゴハンにあわせるワンカップ。一本が定量にはやや多めになってしまった僕は、ほんと呑めなくなったなあとも思うのだけれど、ひさしぶりのおいしい晩酌でした。

 そんなこんなで、今日もお疲れさまでした。
 さあ、明日あさっては二日連続で小学校での「授業」。楽しんできます。

2022年12月 3日 (土)

某ベンチ

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 Mさんの発信を起点として少数ながら熱いファンを持つ、美山の某ベンチ。
 今日は青空できれいな一日で、しかも昨日までの寒さのおかげで山の雪化粧も進んだことで、なんだかいい雰囲気です。
 雪に閉ざされる前に、また座りにいかなきゃ(笑)。

 今日は、タイヤ交換2台。
 かえたあと空気圧チェックにいくスタンドも大混雑。みなさん、昨日おとといの「すこし白くなった」ので、スイッチが入ったんですねえ。

 明日はまた寒くなるとのこと。できることはできるうちにやっておかなきゃ・・・と思っているうちにだんだんと日が傾いてきました。
 このあとは、慰労の一杯だな。そんなこんなで、今日もおつかれさまです。

2022年12月 2日 (金)

角を曲がると

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 見える景色にはっとすることがあります。
 青海方面から姫川港内を走ってきて、R148方面とわかれる丁字路を左に曲がるとすぐに目に入ってくるのがこの赤と黄色。
 普通に通り抜けるときにはなんとも思わないのだけれど、この方面から来て曲がったときだけは「ああ」と感じます。

 さて。

 今朝はこどもと一緒にはやおきして、ワールドカップを2画面で見ていました。
 ぼくはもういいトシのオヤジなので、たとえば明石家さんまが「日本があのあこがれたあこがれたドイツに勝つのはおかしい気がする」という違和感を口にするのはなんだかわかる部分もある。勝つことはとてもうれしいのだけれど、一方で壁の高さがたたき込まれているだけに「え?」って思う気持ちは、なんだかわかる気がするのです。
 でも、コドモにしてみればもちろんスペインやドイツに対しての強い尊敬の念や「つよいよな」って思いはあるものの、またちがう感覚があるわけで。こういうジェネレーションギャップの現場を見られたというのも、なんだか楽しい朝だったな、と。

 今日は、角をまがったら違う景色が見えたような日なのかもしれません。この後も、何度も何度もあるそんな日のうちのいちにち。
 そんなこんなで、なかなか楽しい午前中の仕事でした。午後からもがんばろ。

 というわけでみなさん、おいしいお昼ゴハンを。

2022年12月 1日 (木)

雪が来る

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 寒気が降りてきて山では雪。平地でも県の北のほうでは雪という予報の今日。
 しっかりかなり近くの山まで白くなりました。
 「3回来たら平地でも」の黒姫は雲に隠れているものの、雲の切れ目から時折のぞく山肌はけっこう下の方まで白く「ああ、黒姫も来たなあ」と。

 今週末はタイヤ交換だな。
 そんなこんなで急に寒くなりましたが、みなさんあったかくしてお休みください。

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