「れ」の形
先日読んだ「しらべるちがいのずかん」の中で印象的だったもののひとつが、土地によって道路に書かれている文字の書体がちがうということ。とくに「れ」が印象的なちがいなんだそうで、左上がこんな風に離れているか、縦棒に完全に同化するまでくっついているかはお土地柄。関東ではついているところが多いんだとか。
最近の「書体の可読性向上」(ユニバーサルフォント化)のながれを考えると、多くの人が読めるべき場所には、あまりデザイン性を高めない、可読性の高い文字を使う方がいいのだろうから、こちらのほうがきっと優しいんだろうな。
そんなわけで、印刷物の書体などには、最近 Biz UD 明朝などの書体を使うことが増えたワタクシなのです。
興味のある方は、こちらもぜひ。
https://www.morisawa.co.jp/fonts/udfont/
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