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2020年12月31日 (木)

朝の白

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 大好きな絵本のひとつに、おとなり上越市出身の川端誠さんの十二支のお節料理には「一夜明けたらお正月」のページで、無音・真っ白の風景の見開きがあります。
 一日ずれているけれど、今朝はまさにそんな感じ。周りに雪が全然なかった海岸近くのウチのあたりも、朝起きたらうっすらと白くなっていました。ちょっと青空も覗いていたりして、大雪ということもなく「雪化粧」くらいかな、と。

 今年はなんだかいろいろありました。
 一方で「煽りはどんどんなれていき、伝える側もインフレしていくんだな」ということをひしひしと感じた年でもありました。
 春先の一気に冷えたまちなかに比べて、昨日のニュースで伝えられた「会食は絶対やめてください」というとあるボスの会見で、まちなかのひとが消滅することはなく、あきらかにメッセージの「効きが悪くなった」のを感じます。

 テレビでは日々延々と、冷静にきちんと考えるのではなく「煽って」いました。たとえば東京フレンドパーク以来けっこう好きだったホンジャマカも、恵サンの顔を見るだけでなんだかムカムカするようになったり。
 煽りはどんどん麻痺していくから、その分インフレしていく。そして、その一方で「煽ることができない」静かな話は取り上げられなくなる。

 そうじゃなくて、判断基準をきちんと並べて、みんなが自分で考えられるような、そんな呈示ができる世の中に、来年はなるといいなあ。

 今日は、新雪の山道でスタッドレスタイヤ思ったよりグリップするのに驚いた一方、凍った踏切で発進しようとしてタイヤが少し空転したりもして、きちんとした準備は大切だなとか、「やってるから安心」なんて思っちゃいかんのだよなとあらためて思ったりとかした朝でした。
 もう少し働いて、そのあと神棚の掃除をして、ゆっくりしたいとおもいます。

 みなさん、煽ることなく、人を貶めることもなく、おだやかなよいお年をお迎えください。

 

2020年12月30日 (水)

ようやく年末行事

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 今年から少し少なめにしたお餅。
 それでも5臼。鏡餅は7対。あとは伸し餅。
 お昼には大根おろし、きなこ、お汁粉。

 これで、明日神棚を掃除してしめ縄を変えると、ようやくお正月気分になるのかな。
 スーパーに行くとすごい人手。ガラポン抽選もやっていて「ああ、お正月だ」という感じがしてきました。
 午後から大量の水ようかんも買ってきました。

 相変わらず明日も仕事なのですが(笑)、それでもお正月は誰にでもやってくる。
 なんとなく、佐野元春のChristmas time in blueを思い出したりもしながら。

 起きたら、真っ白になっているのかな。
 おやすみなさい。

2020年12月29日 (火)

雪はこれくらい

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 本日御用納め。
 掃除の最後にちょこっと所用で外出して、会社に戻ってきたら既に誰もおらず、さらに施錠された入り口を見て呆然とされている「年末パソコンなんとかしたい」方が立っておられたのでもう一度会社をあけて応対し、そうはいっても社内がワックスくさいのでかえってきて家で続きの仕事をしています(笑)。

 明日は餅つき。そして、外の雪はまあこんなくらい。
 年越しはまた大雪らしいけれど、今はグラウンドの端っこにちょこっと残る程度の雪です。
 明日明後日雪が降ると、すこしは年越し気分が出てくるかなあ。

 というわけで、ワタクシも年末年始がんばってほんのりと働きます。
 まだまだ働く方も多いでしょうし、COVID-19絡みでいつもとちがって休めないひとも多いでしょうが、みなさんがんばりましょう。

2020年12月28日 (月)

踏切待ち

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 今年最終週がはじまりました。なんだかあんまりにも普通の月曜日すぎて驚きます。

 とはいえ、客先で作業をしているとそこはお休みだったり、電話がいつもより少なかったりもして、ようやくほんの少しだけ「あ、休んでいるひともいるんだな」という気分になってきました。そういえば、子どもたちも通知表もらってきているし(笑)。

 JAの直売店の入り口に誘導員さんが立つようになったり、コンビニの入り口に門松が立っていたり。そうはいっても、すこしずつ、すこしずつ正月に近づいていっているんだなあ。いつもの年の年越しに向かっての焦燥感のない、気が全く急かない年末は、逆に自分で年越しに向かう印を探す日々でもある。なんだか、いつもと逆だなあ。

 そんなこんなで、あと数日。
 おやすみなさい。

2020年12月27日 (日)

お酒買わなきゃ

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 昨日の夜、糸魚川出身のFリーガー、大島旺洋選手のゲームをみんなで見る会がくろひめでありました。
 コドモのチームの先輩のプレイをコーチたちとわいわい言いながら見る時間。楽しかったなあ。
 写真は、帰り道、車に乗り込むときの加賀の井さんの眺め。そういえば、入り口の杉玉がしっかり青いのにかわっていました。新酒もお店に並んでる時期ですしね。
 年越しのために、お酒も買ってこなくちゃ。

 んで。

 くろひめさんでのパブリックビューイング、今度は1/3にある全国高校女子サッカー大会
 http://www.jfa.jp/match/highschool_womens_2020/
 に出る、糸魚川出身の川島選手を応援する会があるんだそうですよ。
 13:45キックオフだそうなので、30分前くらいまでにお越しくださいとのことです。

 サッカー好きのみなさん、よろしければ、ぜひ。

2020年12月26日 (土)

雲を作る工場

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 みたいだなあ。そんなことをふと思う、もうもうとあったかい湯気が吐き出される工場。
 かえって、雪が降るより寒い感じがします。

 もうじき年越しなんて嘘のような普通の生活。
 どこそこでガラポンくじ引きとか、どこそこの直売場に誘導員さんが立っているとか、そういう感じもあまり見かけることがなく、夜帰り道に呑み歩いているひとが邪魔だなあと思うこともない、本当に静かな年末。

 ごくごくふつうの土曜日が過ぎていきました。
 本当に、正月は来るんでしょうか(笑)。

 今日もおつかれさまでした。

2020年12月25日 (金)

未知との遭遇

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 市内の3図書館の中でも、なんとなく「ちょっと独特な選書」という隠れた評判のある能生図書館。
 年明けに福袋やるそうですね。なんだか、楽しみ。

 自分が選んで読まないような本との遭遇は、きっとたのしい。
 コドモの頃、先輩が「これ聴いてみ?」とか紹介してくれたアーティストのアルバムを聴くような感じは、最近はネットでのレコメンドからしかやってこない。それだけに、こういう実物でやってくる未知との遭遇は、うれしい。

 そして、市内の図書館も、いろいろ「おもしろいこと、やろう」になってきてくれたこと、それが一番嬉しいことかもしれません。
 1/16はたぶんコドモのサッカー練習でちかくにいるはず。ちょっと抜け出してのぞきにいこうと思います。
 それにしても、もう「来年の話し」をしていてなんの不思議でもない時期になってしまいました。
 今年は本当に、年末感がないなあ。

 おはようございます。

2020年12月24日 (木)

時々黒姫

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 すこし雪も緩んできて、平らなところはほとんど短いクツモード。
 でも、年末年始はまだ雪が降るようで。

 今晩は「雨は夜更け過ぎに~」になるにはちょっと気温は高いようですが、それでも冷たい雨の降る一日でした。
 おやすみなさい。
 そして、メリークリスマス。

2020年12月23日 (水)

15年くらいじゃ

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 かつて「能生町立能生小学校」で、今は「糸魚川市立能生小学校」。
 「能生町」を取り外して「糸魚川市」を貼り付けたのだろうから、雨で流れた汚れの付着はには「前からつけてあった」文字と「あとから貼った」文字で、ちゃんと差が出ています。
 「川」はまっすぐ流れるから左右にうっすら汚れが出るのかな、とかそんなことも含めて、いろんなところに「理科」はあるのだなあと思う、そんな眺め。

 いろんなことを面白がれるとたのしいなあ。ふとそんなことを思う朝です。
 おはようございます。

2020年12月22日 (火)

第一義

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 おとなり上越市をうろついていると、歩道の雪がすごいことになっていました。
 小学生だと喜ぶだろうな。そんな、ちょっと高くなっている歩道を高校生も歩いていて、なんだか不思議な風景。今週は冬型が緩んでいるので日差しがさしていたりはするのだけれど、まあ正しい冬の風景だなあ。

 さて。

 上越市で見かけたのが、このバリケード。
 上越地方といえば、上杉謙信公。彼の信条だったと言われる「第一義」が、こんなところにも顔を出しているんだなあと、しみじみと思ってしまいました。

 いろんなお土地柄が、バリケードに出るのだなあなどと思いながら。
 今日もおつかれさまでした。

2020年12月21日 (月)

一つに見える

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 日本から見えるのは約800年ぶりのレベルだという木星と土星の接近(地球から見て近い角度に集まる)。
 以前月の上に目のように並んだこともついこの間あったじゃないかと思っていたら、本当に1個の星に見えるくらい近いんですね。
 400mmのレンズをつけて撮ってみたら、かろうじて離れて見え、木星の近くにはうっすら衛星のようなものも見えました。

 この雪周りに、ちゃんとみられる時間帯があったって、すごいことだなあ。
 そんなことを思う「裏日本」の冬至なのです。

2020年12月20日 (日)

そろそろシーズンオフ

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 青海小学校区のあちこちで、こんなふうに「クマはこんなイキモノ。注意してね」という注意喚起ポスターを見かけます。
 青小の5年生が授業で作ったもののようで、朝読書にいったときには校内にたくさん掲示してあったけれど、最近はまちにも登場。きっと、CSとか、学校と地域の連携のひとつの形なんだろうなあ。

 市内の「安心メール」のクマ注意喚起情報は、11/23が最後のようです。
 春先まで、このままおとなしく。イノシシとかも、ぜひ(笑)。

2020年12月19日 (土)

ヒルクライム

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 昨日、ちょっと用があって立ち寄ったフォッサマグナミュージアム。
 駐車場のはしっこに自転車が止めてありました・・・自転車?。

 ここはけっこう小高い丘の上。しかも、自転車は駅前のレンタサイクルのもの。
 この雪の中、ゲストさんが、ここまで登ってきたのか。

 放置自転車なのかとも思ったけれど、15分ほど滞在して帰るときにはもうありませんでした。
 雪道・坂道の自転車は怖いので、怪我なく駅まで帰れているといいけれど。

 今日は雪も一段落。関越道の立ち往生も早朝になんとか全車開放になったそうです。
 ニュースでみかけた大量に並べられたガソリン携行缶、人力対応しかなくなってしまう止まっている間に貯まってしまった車間の雪の除雪。
 在京マスコミは「対応の遅れ」とかなんとかネボけたことを言っているけれど、ここんとこのコスト削減圧力の中、夜に向かう時間帯にはじまったトラブルで、できる限りの対応をしながら「少しでも通行止めを避けよう」と努力してくれたことは本当によくわかります。

 なにかがおきたとき、批判して原因をあげつらうよりは、今後のためにどんな改善点があるかを考える方がよっぽどいい。
 逆に言えば「文句を言っていればいい」くらいにはいろんなインフラを担当するひとたちが黙って支えてくれていて微動だにしなかったことへの信頼が、こういった「ただ文句言ってるだけ」の仕組みに繋がっているのかも知れないな、と。そんなことを思います。

2020年12月18日 (金)

予定日オープン

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 12/18は市内の2スキー場のオープン日。
 こちらシャルマン火打は予定通りオープンする年がけっこうあるものの、もうひとつ根知のシーサイドバレーは雪が足りなくて延期の年が多いのです。でも、今年は両スキー場とも予定通り今日オープン。
 能生に仕事でいく用事があったのでついでに覗いてきたのだけれど、オープンまもない時間帯もしっかり、非圧雪のエリアに曲線がたくさんついていました。

 みんな、命をかけない程度に、いっぱい楽しんでいってね。

2020年12月17日 (木)

立ち往生

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 今朝、コドモを駅に送った帰りにコンビニによったら「スポーツ新聞が届いていない」とお店のひとにクレームをいれているオヤジがいました。新潟日報や糸魚川タイムスといった地元紙、きっと比較的近いところで印刷しているか締めきりの早い大手全国紙は並んでいるのだけれど、そこのお店ではスポーツ新聞だけナシ。
 で、家に戻ってきたら、ウチが取っている4紙のうち、週刊の読売こども新聞だけ間に合わないというお知らせが新聞に貼ってありました。お手数掛けて申し訳ない。明日の朝刊と一緒でいいですからね。

 というわけで。

 原因は、関越道新潟~群馬県境の立ち往生などでのトラック未着のようです。
 今の時期、おそらく新潟県内の車で雪タイヤを履いていなくて今週うろうろしているクルマはないと思うのだけれど、関東方面との行き来がある関越では、そういうクルマもけっこう走っているってことなのだろうな、と。

 よくこのブログでも書いていますが、別に雪国の人が雪に強いわけではなく、雪国の人がいつもしている雪への準備があるから対応できるということ。準備がないクルマがはいってくると、そこで立ち往生が発生して、クルマが止まるとそこに積もる雪は除雪車で取り除きにくくなって、全体的に長く止まることになります。
 そんなわけで、雪国方面に車で出かけるときは、行きの時に雪がなかったとしても、きちんと雪の対応準備をしてお出かけください。

 おはようございます。

2020年12月16日 (水)

大雪警報の昼に

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 は、半ズボン?。

 足下も長靴とかじゃなくて、短いヤツ。雪が降り止んだ時間帯は消雪パイプもあって地面はびちゃびちゃ。
 すげえな、中学生(笑)。

 降ったりやんだりずっと雪な感じなのに、おもったほど積もっていないのは、気温の高さと風の強さのたまもの。
 これで、0度前後になるちょっと山に入った方だと、きっとがっしがっしと積もっているんだろうなあ。

 みなさん、足下くれぐれもご注意を。
 おやすみなさい。

2020年12月15日 (火)

降りましたね

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 今週はずっと雪。まだまだ除雪車は通らないものの、さっきコドモを送ったときの轍が、迎えにいってかえってきたときにはすっかり消えているくらいの雪。
 今週末には市内の2つのスキー場のオープンが予定されているけれど、この調子だと予定日にちゃんとオープンできるんじゃないか。予定通りにオープンできる年は近年だととてもめずらしいので、こういう年もあるんだなあ、と。

 冬らしい冬。あとは「冬らしくなりすぎる」ことがないと、いいなあと思いながら。
 おやすみなさい。

2020年12月14日 (月)

木守柿

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 さすがに海岸近くのこのあたりまではクマは来ないのだろうけれど(とはいいながら、数年前にご近所で目撃情報はあったけれど)、まとめて収穫するわけではなくまだまだたくさんなっている柿の木も見かけるこのあたり。
 ご近所のは、カラスの餌食になったりもしながら、まだいくつかは残っています。

 木守柿。最初にこの言葉に遭遇したのは、30年くらい前に読んだ、まだ原作者の方がご存命だった頃の「味いちもんめ」だったかな。
 ボンさんはあれからまだまだ長生きで、なんだか時間が止まっているような物語ですが、一方で原作が流浪していることで大切だったはずのひとが立ち回るはずの場所に現れなくなって、読んでいてとてもさみしくもあります。

 そういう意味では、物語というのは「その先を知りたい」と願いながらも、ほどよいところで終わるのがいいのかもしれません。
 僕らの暮らしは、イヤでも毎日続いていくのだから(笑)。

 そんなこんなで、今日は朝のニュースで各地の吹雪を見ました。
 ウチのあたりも、今晩あたりから降るのかな。

 みなさん、あったかくしてお過ごしください。

2020年12月13日 (日)

備忘録

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 来週からは冬本番。
 道路の電光掲示看板はあちこちで雪だるまの絵や「大雪」の文字。

 なので、降る前はこれくらいだったよということで、12/13の黒姫山と平地の様子を一枚、備忘録として載せておきます。

 さて、週の真ん中水曜日あたりは、当地でも終日雪の予報。
 どんな感じになるのかな。

2020年12月12日 (土)

かたみわけ

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 今日は、土よう子ども会のクリスマス会がありました。
 去年、突然ウチの会のボスが倒れ、そのまま亡くなってしまってから一年。
 子どものサッカーのこともあって今年はほとんど自分は顔を出せなかったのだけれど、今日は「サンタ役のデカいオヤジ」で、久しぶりにいってきました。
 去年、準備してくれていたクリスマスプレゼントがすこし残っていたので、来てくれた子どもたちに好きなものを選んで持って行ってもらったのだけれど、考えてみればこれって形見分けだなあ。ずいぶんと小さい頃お世話になった上の子の受験勉強用に、蛍光ペンをいただいてきました。
 うちの子もだいぶみんなの前で読ませて貰ったけれど、今日はひさしぶりに「オレも読むぅ!」という元気な男の子が登場。読んでもらうだけじゃなくて、自分も読みたいと思い始める子が、また出てきたこと。それもまた「つながっていく」ことなのだなあなどと思いながら。

2020年12月11日 (金)

難読地名

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 「青海町」の上に一度黄色のシートを貼って、その上に「糸魚川市」のはずなのに、黄色だけいつのまにか力尽きてしまってご近所のバス停の標語はこんな感じ。
 黒は色より強いのか(笑)。

 ただでさえ読めないひとの多い「糸魚川」。「青海」も、県内にほかに「おうみじんじゃ」だの「おうみがわえき」だのがある一方、都内にアオミだの青梅だのがある関係でなかなか読みにくい地名。

 ふたつ重なって、どちらも読めない地名が「地層」になってる世界ジオパークのまち、糸魚川・・・ですねえ。
 一週間おつかれさまでした。

2020年12月10日 (木)

まだいける

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 今年最後の西海小の朝読書のあと、ちょっとした酔狂ですこしだけ海谷三峡パークをのぞいてきました。
 あちこちの山がだいぶ白くなった昨日朝だけれど、道はいまのところ閉鎖もなければ雪もナシ。ただ、現地にいくと日陰の展望台はうっすらと真っ白になっていました。
 そして、絶壁の地層はほどよく白いふちどり付き。ジオ的観察にはいい日だったかもしれません。

 クルマの温度計で、今シーズンはじめて「0度」も見ました。タイヤかえておいてよかった。

 そんなこんなで、久しぶりの朝の更新。
 おはようございます。

2020年12月 9日 (水)

トレース

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 足跡が残りやすい季節になったなあ(笑)。

 誰もいない、ちょっと山の方の道にて。ちっちゃい足跡はひとのものではありません。
 砂浜を散歩していると、犬や鳥の足跡がいっぱいついていたりするけれど、だんだんとあちこちで、こういう足跡が残る季節に、なってきているんですねえ。

2020年12月 8日 (火)

冬になるほど

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 写真を撮っていていつも思うのは、冬に近づけば近づくほど「無条件で青空の写真はいい写真に思える」ようになること。
 それだけ、きちんと空いたソラを見る機会が、だんだんと減っていっているんだなあと思う日本海側の陽気。
 朝は、東京ローカルのニュースをradikoで聞きながら子どもを駅まで送っていくのだけれど、番組冒頭で紹介される「今日の天気」が正反対なことも増えてきました。

 それだけに、たとえば鉛色のソラに日差しが当たって鈍く金属っぽく光ったり、はたまたこんな風にあいているところから斜光がやってきて雲をいいいろに照らしたりすると、なんだかちょびっとトクした気分になる。この「晴れへの要求度の低さ」が、冬の楽しみの一つなのかもしれません。

 おやすみなさい。

2020年12月 7日 (月)

配備

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 12月にはいって、あちこちに除雪車が配備されはじめました。
 あちこちにないと、大雪が降ったときに「そこまで除雪車を持って行く」こと自体に時間がかかります。
 小学生は冬に自由研究しないけれど、たぶん校区のどこに除雪車が常備されているか、地図に印をつけていくと、どれだけ雪国のひとが雪に対して準備(ひとも、機材も、お金も)しているかどうかがわかるのではないかと思う。
 大雪の都心のニュースを見て「あれくらいで」と僕らはよく笑うけれど、それは僕ら自身が雪になれているからというよりは、こういう「町全体のコスト負担」として、雪に備えているからなのだろうなあ、きっと。

 先日から、芯のある雨が降ってくることも時折あります。そのうち、白くなることもある里。
 冬が来るのが、待ち遠しいような、来て欲しくないような・・・。

 そんなこんなで月曜日。おはようございます。

2020年12月 6日 (日)

Global Geopark

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 今日は、家のクルマの最後の1台をタイヤ交換。
 冬支度も少しずつ進んできました。
 本当に押し迫ってから交換すると、冷たい氷雨のなか泣きながらの交換になっちゃうけど、今年はあったかい日にできて、よかったなあ。

 そんなわけで、雪タイヤと、Global Geopark のマンホールで一枚。
 要は、4本目でもう飽きているのです(笑)。

 みなさんも、はやい雪タイヤの準備を。

2020年12月 5日 (土)

最初で最後の…

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 今日は、おそらく今年最初で最後の「忘年会」。
 年初の体のトラブル以来、外での飲酒は控えているので、たのしい話しとともに、たくさんのウーロン茶をいただいてきました。
 zoomでのやりとりなどもだいぶ多くなっては来たものの、閉じられた場所での、顔をつきあわす距離でしか言えない毒のようなものを、酒の絡むところでさっさと抜いておくってのは、あらためてイイんだなあと思ったりも。

 一年間いろいろお世話になったみなさん、どうもありがとうございます。そんな気持ちで、駐車場から撮る加賀の井酒造さんの灯りに照らされる木々。

 忘年会がおわっても、今年の年末感はぜんぜん感じられない。はやくいろいろ片付けなきゃ。
 おやすみなさい。

2020年12月 4日 (金)

月夜の能生駅

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 今日は、磯部の公民館でとある講座の講師。
 かえりみちに、先日点灯式があった能生駅の電飾を眺めてきました。
 きれいな月夜。そして、明るい駅。

 ちょっと遅めに帰ってくる子たちにとっては、きれいなのはもちろんのこと「駅のまわりがいつもより明るい」のは、うれしいだろうなあ。
 そんなこんなで、磯部地区から、楽しい発信が増えるといいなと願いながらの夜なのです。

 またお手伝いにいきますよ。

2020年12月 3日 (木)

大吟醸の~

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 昨日の夜、ウチの夕ご飯は鮭をつかった粕鍋。寒くなってくると出現頻度がだんだんとあがっていきます。
 この間、冷蔵庫にあるストックの酒粕を見たら吟醸酒の酒粕で驚きました。昔は、もう汁気も出ないくらいにがちがちにしぼった板粕しかシロウトは手に入らなかったのに、ふつうにスーパーでこういういい粕が、手に入るようになったんですねえ。

 というわけで、職場のおとなり、木金だけ開く「わいわいマーケット」で、いといがわ甘酒米食パンを発見。甘い酒米の食パンなのか、甘酒風味の米食パンなのか(笑)。
 袋には「田原酒造 大吟醸酒粕入り」の文字。大吟か、いいなあ。
 お昼は食べちゃったので、家で楽しんでたべようと思います。

 最近はお酒を控えているので「ちがう酒」の楽しみということでのご紹介なのです。
 強い風の午後ですが、お気をつけてお過ごしください。

2020年12月 2日 (水)

このカコミは北斗座

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 ふと「なにかまた作るのかな」と思った、電化体育館跡地のカコミ。仮説の建物横にある工事表示によると、なにかの工事の間の資材置き場かなにかになるようです。

 僕が小さい頃はかろうじて北斗町も「青海でいちばん店の多い通り」だったはず。
 そもそもが「ウチから離れればはなれるほど都会になる」と思っていた田舎の子としては、僕が住む田沢小の校区よりは青海小の校区のほうが「まち」な感じがしただけに「このあたりに昔は映画館があったんだよ」と言われてもなんとなく「そうかもなあ」と思ったり。今の子は、糸魚川の駅前に映画館がいくつかあったと言っても、想像できないんじゃないかなあ。

 というわけで。

 なんとなく「ここに昔あった建物」の匂いを感じさせるバリケード囲みを見下ろす昼下がり。
 まちの歴史的な匂いって、かわっても残るのか。それを感じるのは昔の記憶があるオヤジだけなのか。

 そんなことを考えながらの午後なのです。

2020年12月 1日 (火)

半影月食

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 昨日は、月が地球の本影ではなく半影に入って暗くなる半影月食。
 天気も悪く、きっと見られないだろうなと思っていたら、夕方から数時間雲はあるものの月は出ている時間帯があったので、写真を撮ってみました。いずれもおなじ露出条件。雲などの影響もありますが、概ね食がおわった帰り道には月がものすごく明るく、暗いはずの空がほんのりと青く見えるくらい。
 満月は明るく、食の途中はそれなりに暗くなっていたんだなあとあらためて思う夜になりました。

 昨日はそもそも、朝東京のニュースをラジオで聴きながらこどもを駅まで送っていったところ「今日の天気はひとこと『晴れ』」の第一声で番組がはじまっていました。「表日本」は一日中晴れ、「裏日本」は雨が降ったり止んだりの雲の多い天気。こういうのもまた、冬の形なんだろうなあ。

 そんなこんなで、今日も冷たい雨の朝がはじまりました。
 おはようございます。

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