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2020年11月20日 (金)

迅速検討

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 なのか、それとも「自らは動かないけれど国が言い出すとすぐにやる」ということなのか。
 なにはともあれ、最近の市役所窓口では、押印不要な申請書が増えているようです。

 ものによっては、視覚障碍の方の自署名が必要なものがあるなど「なんだそれ?」なことも多い行政手続き。
 どこからのトリガでもいいので、いい形にはどんどん変えていって欲しいなと思います。

 んで。

 職業柄「ひととの接触を減らすなら、オンライン申請がもっと増えればいいのに」と思います。そして、そのためには身分証明書として汎用的できちんとしたもの、つまり「みんなが持っていて、電子証明書が入っている」マイナンバーカードみたいなものが必要だということもひしひしと感じています。
 もちろん、こういったものには情報漏洩などの情報取り扱いのリスクもあるし、いわゆる「情報弱者」のひとたちはどうするんだという議論があることも承知しています。

 一方で、今、特に地方のまちでは、暮らす人の声が行政に繋がるパイプは、圧倒的にお年を召した方のほうが太い。なんらかの審議会のようなものから「知り合い経由で言ってやるわ」的なものに至るまで。でも、将来的にひとが減らないようにするには、10代20代30代のひとたちにとって有利な施策がどんどん行われなければうちのまちは選ばれなくなってしまうわけです。

 ウチのばあさまは後期高齢者ですが、スマホでLINEでやりとりし、楽天トラベルで予約を取って旅行に出かけ、台所でYoutubeから引っ張り出した音楽を聴いていたりします。でも、スマホに依存しているわけでも、日々パソコンばかりいじっているわけでもなく、必要なときは使う、わかんなかったら聞く。そういう流れでこんなことになっています。
 70代のご夫婦だけで暮らしているお宅で、Chrome Castを買ってきたけどつながんないのでなんとかしてと言われることもあります。

 そうでなくても、今の50代60代は、職場でパソコンが使い倒されはじめた第1第2世代。そのひとたちが後期高齢者に向かって年を取っていく上で「オンラインなんとか」が今のように高齢者にとって高いハードルである状況はどんどんかわっていきます。そして、その程度高齢者のひとたちからの声を絞る仕組みがあってもなお、若いひとたちの声は高齢者の方ほどには届いていない。ならば、これくらいの障壁はあってもいいんじゃないか。暴論ですがそんなことさえ思うことがあります。

 どんどんひとがへり、いろんなことにコストをかけられなくなる将来に、どんな形を考えるか。
 押印廃止自体が目的じゃない。手続きを簡素化すること、簡素化された手続きで不備が見逃されないようにいいチェックがかかるようにすること。そのためにはどういう方向に進めばいいのか。
 僕ら「初老の人間」は特に「僕らはこれくらいしか要らない」をきちんと意識するべき時期ではないか。
 そんなことを思ったりもするのです。

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