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2020年10月31日 (土)

きをつけてね

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 川が増水し海が荒れると、海岸近くの表面の石がひっくりかえされて、今までみつからなかった石が出てくる…かもしれない。
 というわけで、波がすこし大きいときには石をひろう小さな網のついた竿を手に海岸を歩くひとが出没します。

 波にさらわれないように、きをつけてね。

 あ、そうそう。石がいろいろ当地にある理由の一つ、フォッサマグナのことが、9月に東京でオンエアされた「池の水全部抜きます」の田海ヶ池の回でも触れられていました。
 新潟でもそのうち遅れて放送されるそうですが、TVerでみられるので紹介しておきます。
 https://tver.jp/corner/f0059870

 前園が来たんだなあ。地元のサッカーチームにちょこっと顔を出してくれればいいのに(というか、市役所が絡んでるお仕事なんだから、生涯学習課カラミとかで...(笑))。



2020年10月30日 (金)

まだかろうじて

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 冬になると、北アルプスの急に落ち込む斜面に沈むようになる夕陽ですが、まだかろうじてこのあたりに落ちています。
 だんだんと「左」に移動していく夕陽。暦の上での「秋」も、もうじき終わりですねえ。

 たしか「プレミアムフライデー」だったはずの金曜日の夕方に。

2020年10月29日 (木)

スキマ

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 漁船小屋の間から見える海が、きれいな色だなあ。
 そう思って、仕事途中に姫川漁港で車を止めて写真を撮っていたら、「おおきなレンズだねえ」と声をかけられました。
 こういうやりとり、戻ってきたなあ。

 遠くからちょっと大きな声でひとに声をかけるのも、なんとなく自粛していたりした世の中だけれど、さしあたり実害のないところではだんだんと元通りにしていったほうが、いいものね。
 (とはいえ、マスクしてなくて、大声で品のない罵声を飛ばしまくる某永田町名物の「ヤジ」なるものは、新しい生活様式にしていただきたい、あれはコドモに見せられない大人の恥だなと、今までにまして思っているワタクシではありますが(:-P )。

2020年10月28日 (水)

一段落

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 今年、あるのかな、ないのかなと思っていたら、6月頃からはじまった市内の学校のプログラミングクラブ。
 今日は最終回だったのですが、コロナイヤーならではの最終回ということでこどもたち全員が横並びのままzoomにログオンし、みんなの画面に自分の作ったプログラムを配信して説明するということをやってみました。
 これ、保護者の方がこられなくても、ギャラリーがいて発表ができるようになるかもしれないなあと思っていたのは計画をつくった初回のこと。あれから数ヶ月、ずいぶんと「なんだかわかんないけど、怖いぞ」感は薄れてきたので、単に「zoomやってる」だけになっちゃったのだけれど、それでもこんな機会がなければ小学生にWeb会議してもらおうなんて思わなかっただろうなあ・・・などと、そんなことも思った僕です。

 最終日のおみやげは、みんなからのお手紙。
 いつものことながら、クラブでも、朝読書でも、こういうのもらって読むのは楽しいです。

 来年もお声がかかると、いいなあ。

2020年10月27日 (火)

お正月には想像も

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 しなかった「新しい生活様式」の日々。
 個人的には必要な注意(ひとが多いトコロでのマスク、ある程度の頻度の手洗い、自制が効かなくなるまで外で呑まない、体調が悪いときには出歩かない...)をしていれば普通に暮らして全然かまわないと思うのだけれど、いまだに隣町にいくことにさえ心理的抵抗や「職場の制限」があるひとがいることも一方の現実。
 まあ、それならそれでその状況「も」楽しもう。そんなわけで、いろんな「オンライン」ものがはじまって、たとえば僕らにとってはコンサートは、休みを取り「小旅行」して行くというチケット争奪戦のほかに多くのシゴトが必要なことなのだけれど、今年は大都市の観客入りライブを同時中継で自宅でも見られるなんてことも出てきて、今後はたとえばライブハウスのような小さなハコのライブを地方でも(オンラインだけど)楽しめるなんてことが増えてくるかもしれません。

 で「呑み」の話し(笑)。
 今週末から、糸魚川の加賀の井、謙信、月不見の池、雪鶴、根知男山と5週連続で「オンライン蔵元を囲む会」が催されます。
 直前にお酒が届いて、呑みながらしゃべる会。
 第一回は今週末10/30で、お酒は加賀の井。
 申し込みは、今日まで間に合います。
 興味をお持ちの方はぜひ、こちらまで。
 https://www.facebook.com/events/681519296082344/





 

2020年10月26日 (月)

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 いやあ、昨日は寒い一日でした。
 今朝もすこしは雨が残っている感じで体のフシブシが痛む感じ。でぶでも、トシとるとちゃんと冷えるようになるんだなあ(笑)。
 写真は、踏切での「電車」の通過待ち。ウチの近辺では、いつも走っているのが気動車ということもあって、もう踏切で「電車」の通過待ちをすることは滅多になくなってしまいました。
 そんなわけで、これは上越妙高駅横の踏切での信号待ちのものです。

 今日もおつかれさまでした。

2020年10月25日 (日)

新潟は、長い

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 今日は、コドモのサッカーの県大会。長岡市までいってきました。
 糸魚川の予報では、おおむね晴れの一日。でも、上越を過ぎるあたりから天気は怪しくなり、長岡は大雨注意報が出ている始末。
 晴れ間も覗いたものの、降り始めると視界が真っ白になるくらいの雨で、ひさしぶりに「新潟は、長いな」と実感する日曜日になりました。
 長岡は、まだ中越。この上に下越地方がまだ100km以上続いているわけで、ほんとに新潟は広いな、と。

 糸魚川では、市民ミュージカル「オデュッセイア」シリーズの立役者のひとり、飯田 俊明さん他を招いてのたのしいコンサートがあったとのこと。娘が出かけていって、にこにこしながら帰ってきました。ひさしぶりに「つなごう」も聞くことができたそうで、うれしかっただろうなあ、と。

 いろいろあった日曜日もそろそろ終わり。また新しい週がはじまります。
 おつかれさまでした。

2020年10月24日 (土)

ナツメ社

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 という出版社が、パソコン黎明期の頃のいろんなアプリケーションのマニュアル本を出していたなあ。使い方の解説というよりは「ハンディリファレンス」。当時はどのアプリにも分厚いマニュアルがついていたわけだし、みんな不法コピーしてたんだなあ(笑)。

 というわけで、今日は地域の小学校・幼稚園の資源回収。段ボールやら新聞雑誌やらを保護者(と一部の小学生)が総出で集めて、それを活動資金にするというコトをやっていました。かつては「廃品回収」と呼ばれていたので、名前が時代の変化だな、と。
 今日でてきた段ボールには、IBMの当時の個人向けPC、Aptivaの箱がありました。たぶん四半世紀は前なんじゃないかと。懐かしいなあ・・・と、そんなこともあってナツメ社を思い出してしまいました。

 ナツメの実、ちょうどブツを集めていた自治会館駐車場の木にちょうどいくつかいい色でついていました。
 ちょっと手を伸ばして届く高さにはなかったのだけれど、またかじってみたいなあ。

 終わった頃から突然ひどい雨。晴れたり降ったりいろいろの一日。
 午後からもいい「のんびり」を。

2020年10月23日 (金)

仕事に遭遇するということ

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 コドモが、小学校からこんなものを持ち帰ってきました。
 棚、箸、そしてかんなくず。

 いろんな職業の方に来て頂いて仕事のことをお聞きし体験させてもらう授業で、大工さんに来て頂いたとのこと。
 カンナ幅ですうっと長い、向こうが透けるほど薄いかんなくず。
 「手を添えて貰って一緒にやったの?」と聞けば、自分でやったとのこと。
 それくらい切れる手入れされた道具を、きちんとこの厚みで削ることが出来るようにちょうどいい刃の具合にしてもらって、ヘンに力を入れず、置いて手前に引けばこうなるようにしてもらった。実は、どんな木なのかを見て、こういうふうに道具を「ちょうどいい」ように見極めること自体が「匠の技」なわけで、まるで自分がすごく上手にできるかのように思わせてくれるくらいの教えてくれるひとに遭遇できるというのは、幸せなことだなあ、と。

 世の中にはいろんな仕事のひとがいて、それぞれのひとの仕事のおかげで、僕らの暮らしがまわっている。
 食べるものの、スイッチ押したらつく電気も、ひねれば出てくる水も、全部そういう仕事の結果としてあるんだってことを、ちゃんと知って欲しいなあ。それは、暮らしていく上での感謝にも、誇りにもつながるはずだから。

 そんなこんなで「いい経験」をさせてもらった小学校でのできごと。コロナ絡みで計画変更を余儀なくされた県内にいく修学旅行でも「仕事を見せて頂く」に特化した旅行が予定されているようです。戻ってきたとき話しを聞くのが、楽しみだなあ。

 冷たい雨の金曜日ですが、おはようございます。

2020年10月22日 (木)

くろひめ号

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 白土で昔走っていたらしいヤツが、きれいになって駅にかえってきました。
 というか、だいぶ前に駅には帰ってきていたのだけれど、ずっと幕に覆われていたのに、いつのまにやら公開されていました。
 (って、除幕式が先日あったばかりなんですけどね)。

 改めてみると、感慨深いなあ。
 家人待ちの駅前で、しみじみと眺めることが増えそうです。

2020年10月21日 (水)

常設

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 先日、地元紙で「糸魚川駅アルプス口のイルミネーションが常設になった」と知りました。
 地元の人たちのいろんな努力に支えられているとのこと。なにもなければ真っ暗な通りになっちゃうし、ほんとうにありがたいなあ。
 遅くの電車で帰ってくる家人を待ちながら。
 今日もおつかれさまでした。

2020年10月20日 (火)

鮮烈より、ふうわり

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 となりまちからの帰り道。
 仕事の移動だけれど、ちょっと足を止めて眺めるのも、たのしい。

 鮮烈な夕陽もいいけれど、ふうわりと雲がうかぶ、朱から青へのグラデーションも、好きなのだよね。
 紅葉に青がまじるとより素敵に見えるように、夕焼けにもどこか青空がほしい。そんな好みのワタクシなのです。

 さて。

 川でそのまま立っている鷺が目立つようになりました。
 そのわりに遡上してくる鮭が見当たらないのだけれど、連中もそろそろ来るのかな。
 秋だなあ。そんな感じのさらっとした日々なのです。

2020年10月19日 (月)

われわれは、来賓ではない

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 昨日は、近所の小学校の運動会。
 僕は、なんの因果かここ数年、この小学校の学校運営協議会なるトコロのメンバーなのですが、一昨年までコーディネータをしていただいたSさんのアドバイスで「地域からお招きした来賓」ではなく「小学校を運営する側のホスト」であることを強く意識するようになりました。
 だから、卒業式なども、来賓席ではなく先生たちと一緒の「主催者側」のほうに座ります。

 昨日の運動会でも、主催者側の席にいるから、お年寄りの委員さんたちも、しっかり子どもたちと一緒にラジオ体操しちゃいます。
 どちらかというと、子どもよりぴしっとしているくらい(笑)。

 うちのまちの大切なリソースのひとつが、こどもたちの学ぶ学校。こどもたちを地域が支援するのではなく、こどもたちがいることで地域にもたらされるいいことも多い。そういうWin-Winの関係のために、しっかり学校にかかわっていこうというのが、コミュニティスクールという仕組み。
 正直なところ「こんなのアリバイ組織じゃん」と思うことも多々あるのですが(笑)、それでもしっかりといろんなことで関わっていただいている地域の方は本当にありがたいです。
 来年の春で、この学校は「保護者」としてのかかわりは終わる予定。たぶん、4月以降も朝読書などには行くことになるはずなのだけれど、こちらの委員のほうは、もっと小学校を身近に感じる方に引き継いでいきたいなあ。

 そんなこんなで、おはようございます。

2020年10月18日 (日)

壁って、厚いんだなあ

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 小学校の頃、この建物の横を毎日通って通学していました。
 考えてみれば、もう40年以上も前。

 あたらしい寮ができて、この建物は現在解体中なのだけれど、なんだか何十年も眺めてきた建物なので、不思議な感慨があります。
 コンクリートの建物って、こんなにいろいろにょろにょろ入ってるんだなあとか、けっこう壁は分厚いなあとか、でもゴツい鉄骨がはいってるわけじゃないんだとか、いろんなことを思う。
 中身を透かしてみるってのは、面白いなあ。

 そんなこんなで青空の日曜日も終わり。おやすみなさい。

2020年10月17日 (土)

ハイノーズ

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 上越方面から戻って来る途中、ちょっとでっぱったあたりを眺めると、なんだか先がすこし浮き上がってます。
 なんだか、灯台と埠頭も、なんだかちょっと浮いているようで。

 ふと、ティレルがはじめて90年代に大流行した、F1のハイノーズを思い出してしまいました。

 なんとなく湿っぽい土曜日。明日は夜中から仕事なので、今日はすこしのんびりしました。
 おやすみなさい。

2020年10月16日 (金)

いいまちだ

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 そもそも、ウチの市内には駅前駐輪場にこんな掲示がない。
 ここは、となりまちの駅。ここも、今年4月からで1台。看板は「多発しています」なのだけれど。

 いっぱいあって、鍵かけてないのも何台もあって、でもこれ。
 いいまちだなあと、あらためて思う。

 もうじき雪が降ると、自転車も減るはず。今年は年度終わりまで、このまま一桁でいけるかな。
 今週も、まもなくひとだんらく。
 おつかれさまです。

2020年10月15日 (木)

SDカードわすれた!

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 出てくるときには、もっている自覚症状がなくてもポケットから出てくるSDカード。
 でも、今日はせっかく助手席にカメラを置いてでかけたのに、撮ろうとおもったらカードなし。こういう日も、あるんだなあ。
 というわけで、通りかかった場所で数日前に撮ったものを。

 もう廃屋のようになった漁船小屋。でも、ちゃんと置いてあるオイル缶はモデルチェンジ後のあたらしいシリーズ名(SUSTINA)で「ちゃんと現役の作業場所なのだなあ」と思う。
 こういう、青すぎて黒い感じのするソラも、秋の澄んだ空気ならではだなあ。

 今日もおつかれさまでした。

2020年10月14日 (水)

ありがとうのタネ

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 高いところのプランターに植えていた朝顔。こぼれたタネが発芽して、二期作的に短いのが生えてきて小さな花を咲かせ始めました。
 このタネは、市振小学校の最後の春に「ありがとうの種」としていただいたもの。
 しっかり生き残ってるなあ。

 数メートル下の地面で生えている朝顔は、全長20cmくらい。花が咲いているのは地面から10cmくらいのところ。先はとなりの雑草につるを固めています。
 これだけ寒くなっても、ちゃんと夏の花は咲くんだなあ。

 強いぞ、市振小の子たちがとった種。なんだか、うれしい朝なのです。
 おはようございます。

2020年10月13日 (火)

久しぶりに眺める

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 今年は、赤煉瓦ネットワークの全国大会もCOVID-19絡みで延期。
 そんなこともあってかなかなかまじまじと糸魚川駅のれんが車庫を眺めることも減ってきてしまいました。

 いつもは青海駅に迎えに行くコドモを前後の仕事の都合で糸魚川駅でピックアップした今日は、アルプス口のロータリーがけっこう混んでいたこともあって30分無料の駅駐車場に車を入れ、ひさしぶりに三連アーチの写真を撮ったりしていました。
 いつもとちがう場所に止めているのでコドモが自分をみつけられず、右往左往していたのは気の毒だったけれど、高校生のカバンは本でめちゃくちゃ重たいから、わりぃ(笑)。

 いろいろあって、コイツが残ってくれて、結果として北陸新幹線沿線でも有数の、とても印象的な駅になった糸魚川駅。
 残して貰って、よかったなあ。ほんとそう思います。

 今日もおつかれさまでした。

2020年10月12日 (月)

ゆっくり話すこと

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 あらためて、しみじみと話すことがなかったりするとき、なんだかこういうソラの下にいたりするといいのかもしれません。
 いいよね・・・って気分で、並んでなんでもないことをぽつぽつと話す時間。

 海の近くって、いいよな。そんなことをあらためて思ったりも。
 夕方、けっこうひどい雨だったので、週末の天気がそこそこの日の一枚をかわりに。

 今日もおつかれさまでした。

2020年10月11日 (日)

下から照らす

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 昨日の夕方の写真を今日も一枚。
 水平線付近は雲があって、大きな夕陽が沈んでいくような夕方ではなかったけれど、その分下から照らされる雲の立体感はなかなか素敵でした。

 台風の日の夕方。関東のほうはけっこうな雨だったそうですが、その雲の端っこが上空でここにつながっていたりするのかな。

 そして、今日は昨日よりだいぶ気温の高い、昼間はちょっと汗ばむような陽気。かとおもえば雲が増えてきて暗くなったりしながらも、なんとか降らずに踏みとどまっている日曜日です。

 今日は、午後から読んでいた本の最後の最後で、予想もしていなかったことながら糸魚川が登場。フォッサマグナの南端で栽培がはじまったわさびの栽培のイノベーションが、北端の糸魚川でなされているという作物の品種改良の本の結びでの紹介が、なんだかとてもうれしくて「今日は刺身を食べたい」とか突然思ったり(笑)。はつもののもたせに、今日から食卓にのぼる新米。なんだか今日は夕ご飯がたのしみです。

 そんなこんなで、そろそろ日曜日もおしまい。のんびりたのしい夕どきを。

2020年10月10日 (土)

水は削る

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 ここのところ、あまり「撮影に行く」ということがなかったのだけれど、遠くに転居した年上の写真友達さんが久しぶりに当地にやってくるということで、ほんの少しだけ撮影に合流してきました。

 筒石の浜で、流れる水に削られて砂の上に面白い模様。波があれた日も多く、一度浜のデコボコがきれいに波で均されたあとの「浸食」で、いつものことながら「河岸段丘って、こんな風にできるんだなあ」とか「川の水が途中でほとんどなくなっちゃうと、こんなふうになるよなあ」とか、そんな理科実験のような気分でスナップ。こういうのも、たまにはいいですね。

 2月頃にちょっと体調を崩した日があって以来、今年は写真とはなんとなく縁遠いトシになってしまいました。もうすこし、楽しんでいこう。
 そういう意味で、久しぶりの、なかなかオシの強い写友的人生の先輩さんには、感謝しなきゃな。そんなことを思うワタクシなのです。

2020年10月 9日 (金)

学校の窓から

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 今日は、旧今井小学校の3階のまどから「ああ、明星セメントが見えるなあ」なんて思いながら遠くを見る時間がありました。
 学校ではなくなってしまった建物が、それでもまだちゃんと学校の匂いをまとって、きれいに改装されているっていうのは、いいなあ。
 ここは僕の母校ではないけれど、やっぱり母校がなんだかうらぶれた感じになっていたら、悲しいものね。

 旧今井小では、昔お世話になった先生方がたくさん催しの手伝いをしてくださっていて、それも懐かしい時間でした。
 遠くを眺めるのって、ときどきなんだか、いいよねえ。

 というわけで、今日は遠くからひさしぶりの客人。
 昔はよく一緒に写真を撮りにいったりしていたけれど、リタイアされて当地を離れられてから、もう5年とか10年とか、ずいぶん経つはずで、本当におひさしぶりなのです。

 最近、すっかり写真の手数が減ってしまったワタクシとしてはナンなのですが、これですこし熱が戻ってくると、いいなあ。
 今日もそろそろ「おつかれさまでした」の時間帯。
 みなさん、おいしい晩酌を。

2020年10月 8日 (木)

雨だとばかり

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 今日は雨だとばかり思っていたら、なんとか途中で降り止んで、夜はサッカーの練習ができることになりました。
 ここんとこ、故障者が多くてみんなゆっくりしたいところ。
 でも、先週末に出した成果で気分が高揚していて、すこしでもなにかやりたい気分もあるところ。

 なかなか、フクザツなんだろうなあ。

 テレビの中では、またいろんなことが侃々諤々。
 ひとのやりかたを批判するのに「教養レベルが露見」と言ってしまうひとの教養は、豊かには思えないよなあ・・・などと、ひとのふりみてわがふり直さなきゃいけないことはたくさん。

 言葉での戦いってのは、まさに「教養が出る」なあとあらためて思います(毒)。
 おやすみなさい。

2020年10月 7日 (水)

波の向こうは青空

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 何度もかきまわされるところは、濁った色。
 でも、むこうがわは空を映して、青。

 波がだんだんと、冬モードになってきました。
 本当にまだ寒くなっているわけではなく、でも波はそこそこ大きくなってきて、サーファーのひとにはきっと、いい季節なのだろうなあ。

2020年10月 6日 (火)

紙の先行事例

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 昨日から、全国の先陣を切って、Go to Eatキャンペーンが新潟ではじまりました。
 デジタルクーポンとか、予約サイトでポイントとか、いかにもIT的な手法は採らず「おまけつき食事券」として昨日から新潟日報関係のいろんなところで販売されているんだそうです。
 https://niigata-gte.com/

 今回のキモは、新聞販売店での販売ということかもしれません。離島とか、コンビニがないところはあるけれど、新聞販売店や郵便局がないところは、ないものねえ。
 個人的には、新聞やさんがお食事券を売る事業をコンペで提案して受託するというのは、ある意味「ラジオの報道番組の途中でさっきまでニュース読んでたアナウンサーがそのままCMやラジオショッピングで商品絶賛する」のにどこかつながる違和感がないわけではないのだけれど、それよりも「大手やチェーン店、都市部以外にも人は住んでいて、COVID-19で困っているんだ」ってことを考えれば田舎ではいいやり方だったと思います。

 こういうとき「ICTのうまいつかいかた」ということ、考えちゃうんだよなあ。
 自分の仕事はそっち方面。今回の件でも、デジタルチケットにすることで出るメリットも出すことはできるような気がする一方で、デジタル弱者のひとが利用できないってのは本末転倒だしなあ、と。

 これが「だから紙の方がいいんだ」につながって、いろんなことでいらない手間を大量にかけるようになるのも本末転倒なのだけれど、「すぐやる」「ちょっとだけの期間やる」時に、場合によっては「紙」でやるというのも、ひとつの選択肢だなあなどと、そんなことを思ったりもするのです。

 一方で、たとえば博多の「さきめし」のような、ITを使い、行政から出てくるお金に期待もしない工夫をさっさと立ち上げてきたひとたちもいるわけで、そういう「行政とは別に勝手にやる」というのも、うまくできるといいなあと、そんなことも思いながら。

 写真は、9月末までの市内のプレミアム商品券を使った、精進ちらし。昼間にあんまりごちそうを食べて、アタマが宴会モードになっても困るので(笑)。そうはいっても、プロが煮たかんぴょうってのは、うまいんだよねえ。

 そんなこんなで、そろそろ夕方。あとひとがんばりしませう。

2020年10月 5日 (月)

そろそろやつらも

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 ススキよりすこし遅れて、セイタカアワダチソウもあちこちでほのかに黄色い花を咲かせ始めました。
 困ったヤツ、空き地を蹂躙するヤツ。
 だけど、一時期のように一面コイツだけ、黄色い毒々しい花に枯れた足回りという、なんとも魔女めいた雰囲気の場所は少なくなってきて、かといっていままでものすごくコイツが生えていたところにその前の植生が戻ってきているというわけでもなく、なんとも不思議な「その後」になってきているところが増えてきている気がします。

 こういうの、見るたびに「ヒトって、勝手だよなあ」と思って、申し訳ないなあと思いながら駆除したり。
 オオキンケイギクとかコイツとか、迷惑なのだけれど、そのたびにいろいろ考えるワタクシなのです。

 今日もおつかれさまでした。

2020年10月 4日 (日)

手負いの帰り道

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 故障で出られなかった子の肩を借りて、足を痛めたキャプテンがベンチに戻っていく。それが、今週末のこどもたちの大会の最後のひとこまでした。
 小学生がやるんだから、勝ち負けよりはどんな経験ができたか。それも健康をそこなわない程度の。
 確かにそれは大前提。なのだけれども、ずっと準備してきている連中だからこその「やりたい!」があるよね。
 だから「なんとかここまでは、やらせてやりたい」の「ここまでって、どこまでだ?」を、見守る親としていろいろと考えながらの週末でした。

 三週間後の県大会に、糸魚川の小学生たちがいけることになりました。
 しっかり直して、いい気分といいコンディションで、のぞんでほしいなあ。

 勝ち負けよりも大切な「!」な経験のために。

2020年10月 3日 (土)

家族散歩

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 ついこの間、うみてらす名立のよこを通り過ぎるとき「ああ、もう僕は流れるプールでコドモと一緒に遊ぶようなことは、おわっちゃったんだなあ」などとしみじみ思うことがありました。
 こんな風に、バギーに乗せたちっちゃい子と一緒に夕方海岸を散歩するようなことも、もうないんだねえ。

 その分、あとちょっとでコドモと一緒に呑みに行ったりできそうだけれど。先はさきで、たのしみ。
 そんなことをふと思う、ふうわりとした夕方のながめ。こういう感じ、いいなあ。

 今日もおつかれさまでした。

2020年10月 2日 (金)

すすきの季節

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 昨日は、中秋の名月。
 コドモのサッカーの練習を見ていたら4年生が「今日は中秋の名月の日だ」と言っていて、妙に風流なことを言ってるなあとおもったら昨日の給食が「お月見メニュー」だったんだそうで。給食先生たちも、いろんな工夫で季節感を子どもたちに伝えてくれているんだなあ。

 夕陽がそろそろ暴力的ではなく、ふうわりとまわりを包むようなおだやかさになってきました。
 日が落ちると急に涼しくなるから、この頃がこんなふうに立ち話には心地よい温度。

 あちこちで彼岸花や、セイタカアワダチソウも咲き始めて、秋も一段進んだ感じ。

 そんなこんなで、おはようございます。

2020年10月 1日 (木)

招き入れよう

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 10/1。いよいよGO TO トラベルキャンペーンが、東京発着も除外されなくなりました。
 9月の4連休からそろそろ10日。あちこち人も溢れていましたが、そろそろ「潜伏期間」も終わりそのとき感染したひとの数が「グラフ」に載ってくる頃なのに、特に大きな山の変化はありません。
 3月の連休のときは、二週間後にけっこうな山はあったように思うけれど、当時に比べて多くの人はマスクしてるし、お店などに入るときには手指消毒するし、小学生のコドモも前よりはるかに手を洗っているし、感染症全体に対しての「対策」はまちがいなく習慣化しています。それがあらわれているのが9月のインフルエンザになったひとの数。去年同時期の1/1000くらいになっているんだそうです。
 https://tenki.jp/forecaster/t_yoshida/2020/09/28/9972.html

 もちろん、なんの対策もせずに野放図に暮らしていいというわけではないですが、異様に首都圏などから訪れるひとを拒んだり「帰省するな」といったりするのは、もうやめにしたい。そう強く思います。

 経済が大事だからとか、そういう近視眼的な話しではなく「心地よく訪れることのできない場所は、誰も愛してくれませんよ」ということ。

 きちんとしたひとたちは、ちゃんと招き入れよう。
 10/1にあらためて、そうよびかけたいと思います。

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