静かに粛々と
実は「ひとりも出てない」ってのは、ある意味あんまりよくないことだなと思っていました。
そうはいってもちょっと不気味だけれども「時に重症化するひともいるすこしやっかいな風邪」でしかない。おおくのひとが「病気になったひとはお気の毒。はやくよくなってね」と振る舞い「罹ったヤツは野放図な生活をする非常識なヤツだ」みたいなことを思わないようにするためには「絶対にゼロを保つ」という目標管理はあまりいい影響がないと思うので。
おそらく「濃厚接触者」をリストアップし、対象になるひとや立ち寄った場所などはこれから調べて必要なひとには連絡を取る形になるはず。連絡がこないひとは、今まで通りの(ちょっとだけ感染症に配慮したあたらしいかたちの)生活を続ければいいだけ。別に、ドコの誰だとか、そのひとがどんな行動パターンなのかとか、そんなことは別に知る必要もほとんどないし、それを知らなければきちんとリスクヘッジできないわけでもない。
明日からの学校もあるそうですし、過剰反応で「ひとりでた。全部停止!」みたいなことがないようにと強く願います。
こういうとき、すぐに「特定」ができる田舎町くさい詮索は、いやだなあと思う。基本は「病気になったひとはお気の毒、はやくよくなってね」です。少なくとも、僕はこのスタンスで粛々と過ごしたいと思っています。
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