実際大差ない
今日の夕方は、南の方で金環食の日。僕の住む町のあたりでも、4割強欠けるはずなのだけれど、食の最大のはずの17:10頃になっても少しも暗くなりませんでした。太陽が海の向こうに沈んでしまっても、まだまだしばらく明るいくらい大量の光と熱を出している太陽だもの。ほとんど全部欠けるくらいまでいかないと、「あたりがちょっと暗くなる」なんてことはありません。
これくらいの食分だと、昔の人なら気がつかなかったんだろうなあ。
あらためて、今の天文理論と数学のない時代に皆既日食の日を計算しようとした江戸時代の暦の技術者のことを思うと、凄いなあと思います。「天地明察」、もう弛度読み返してみようかな。
そんなこんなで、写真は出張先への移動途中にPAの駐車場で撮った日食。濃い色のNDフィルターなど特別なものをなにも持っていなかったので、当てずっぽうで撮ったら、葉っぱのむこうの太陽のカケが、わかるといえばわかる。そんな微妙な写真が撮れていました。
では、またあした。おやすみなさい。
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