時々黒姫
雪がなくなったのはずいぶんはやかった(というよりほとんど降らなかった)のだけれど、4月になってからは寒い日が多いこともあって、季節の進みはちゃんと辻褄をあわせている気がします。
とはいえ、桜と黒姫を見比べると、いつもはこの時期もっと黒姫は白いはず。やっぱり、山への「雪貯金」は、今年はずいぶん少ないのだろうなあ。そんなことを思います。
さて。
「示し合わせて集まる」ことは避けておこうという気持ちが働いているせいか、近所のグラウンドはあまりひとが集まらず、かといって誰もいないわけでもなく、「あ、こんちわー」くらいの遭遇で、いろんなひとが入れ替わり立ち替わり訪れます。
数m以内に近づいてツバを飛ばし合うようなことはなく、ずいぶん離れたところでそれぞれがやっているアップや個人練習。
全国知事会で秋田の知事が「郡部はもともと人が歩いていない」といったのが「自虐だ」と話題になっていましたが、自虐でもなんでもなく、それが日常、だからなあ(笑)。
「しんどい日々だから、ちょっと公園にでも」と一部のひとが思うだけでわっと人が集まってしまう都市部。おなじことをおなじように思っても「みんなで30mはなれようね」みたいな状況になる田舎町。もちろん、野放図に外出しまくっているわけではありませんし、ちゃんと外出や会食を押さえていることがじわじわと地域のお金の巡りを絞め殺している状態はかわらないのですが、それでも今は、田舎暮らしのよさを感じている。そんな日々なのです。
さあ、明日からの週で、小中学校の子どもたちはお休みになるのかな。上越・妙高より常に初動が1~2日遅い糸魚川のアクションを待つ週明けになりそうです。
おやすみなさい。
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