桜も雪も
となりまちでのスナップは、まだ片付けられていない除雪車と桜のツーショット。
先日、山口の友人が山間部を越えるときに大雪に遭って往生した話しをしていました。この時期、また根雪状態に戻るようなことはさすがにないものの、山を通るときにはまだ気をつけないといけない季節。だから、谷筋に入るとこんな風にまだ除雪車が置いてある場所もあります。桜が咲く季節なのだけれど。
さて。
昨日は上越での仕事のあと、コドモをピックアップしての戻り。
部活の禁止でいきだけでなく帰り時間帯もこどもたちが集中してすし詰めのトキ鉄なので、まあ乗せて帰ることができる日にはそれもいいかな…なのですが、夕方突然学校からのメールで驚かされました。明日4/14の登校のあと、4/15から五月のGW明けまでまた休校になるとのこと。
詳しくはどんな状況なのかと思い調べたのだけれど、その時点で県教委のサイトにはプレスリリースはなし。
夕方6時くらいから速報ニュースが出だして、7時前後には会見の様子がテレビで流れ始めたけれど、実際に県教委のサイトにプレスリリースの掲載は今日の9時を過ぎてから。しかも、学校長向けの本文「臨時休業にします」のみのもの。
確かに昨晩県内ニュースでは拾われていたけれど、たとえば前回の休校時に市町村立の小中学校が足並みを揃えて休みになった記憶が生々しいのに、そちらがどうなるかの記述もなし。会見のほうではさらっと触れていましたが、もっとちゃんと行政自身が「告知」してほしいなと、あらためて思ってしまうニュースでもありました。
それにしても、なんとか年度の終わりが見えてきて、セレモニーができないという「心情的問題」が大きかった3月の休校に比べて、今回のは「学習の機会の喪失」という意味ではもっと大きな問題がある気がします。異常事態・緊急事態であるとはいえ、これだけ休むなら、そろそろ「かわりにこんな学習のチャンスを提供する」という代替案をちゃんと学校の持ち主が打ち出さないと、どんどん情報強者と情報弱者、個人的にコストをかけられる家とかけられない家で差が広がってしまう。
学校を「感染のハブ」として、また主に小学校の「託児機能」の点から考えるだけでなく、学びの機会の喪失について、もっと議論があってもいいのではないのかな。そんな風に思うワタクシなのです。
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