桜並木
河原は、ちょっと寒い。でも、風は通り抜けるし、そんなにひともたくさん来るわけじゃないし、のんびり散歩しながら桜とか、夕陽とかを愛でることができます。考えようによっては、「観桜会」的に集まらなくても、こんなふうに近くの好きな桜を眺めて風の中を歩くほうが、ずっと桜は素敵かもしれないなあ。そして、日本ってのは「日本の花の咲く木は全部ソメイヨシノなんじゃないだろうか」と思うくらい、あちらこちらの桜の、しかもけっこう見事な木があるところだから。
さて。
昨日、お隣上越市と小谷村で、COVID19確定感染者が出たという報道がありました。遭遇した可能性のあるひとにきちんと知らせてリスクを軽減するか、パニックを防止するために情報をできるだけ囲い込むか。ご本人や濃厚接触者としての家族の勤務先まで発表された小谷のケースと、現在入院中の病院は発表されたもののその前に受診した2つの医療機関も所属も内緒の上越は対照的な対応。知らぬ感染があるのは、怖い。でも、田舎ならほとんど「個人特定に足る情報」を出すことが、そのあとのそのひとたちの生活をどれくらい脅かすかを思えばある意味「回復不能な二次被害」を生むかもしれない。
安全と個人の保護って、相反するものなのだなあとあらためて思う一日でした。
できるだけ他人との接触を少なくするように。無症状で自覚せずとも感染源になるという報告がある以上、みんながそういう感覚を持って動く必要があるのだろうなとも思いながら。
みなさんも、おいしいお昼ゴハンを。
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