心配りの芸の細かさ
今日まで3週連続で「スマホで映像を編集してYoutubeにあげる」という比較的お年が上の方向けの講座の講師をやっていました。
スマホをめぐっては、若い人は「自分でどんどんいろんなことをやっちゃう。でも案外危ないコトもやっちゃう」のが悩みの種な一方、お年の方たちは「やることができればいろいろ用途が広がりそうだけどやり方がわからない」方が多い。つまり、社会的スキルとITスキルのバランスのミスマッチの方向が、若い子とお年の方では逆転しているわけです。
そんなわけでこちらでは「スマホで撮ってきた短い動画をいくつもつないで、字幕をいれたりナレーションを入れたりして、それをYoutubeに載っける」手順の体験。タイトルつけたり、公開方法をかえてみたり…。これがきっかけになって、地域のおもしろい「発信」があると、いいなあ。
さて。
写真は、その講座のはしっこのお茶コーナー。担当職員の方が毎回、お茶やお菓子を準備してくれていて、ゆっくりゆったりと進めていきましょうというお膳立てをしてくれました。お茶を飲むとコップとか包み紙とかゴミも出るのでゴミ袋が用意されているのだけれど、担当のMさんは毎回律儀にプラの袋は「プラ」と書くだけでなく、リサイクルマークっぽい矢印も入れてくれていました。
表示も、メッセージも、伝わってナンボ。ならば、ちょっとの手間でもうすこし伝わるように。そんなお茶目な工夫があるということは、とってもいいことだなと思うのです。動画を作るのも「何かを伝えるため」の手段。ある意味、この「プラ」とも、つながっているんじゃないかなあ、と。
そんなこんなで、あたふたしながらの3回シリーズ。3日とも荒天の夜でしたが、受講されたみなさん、どうもありがとうございました。
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