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2019年10月31日 (木)

看板の色は夕日の色

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 信号待ちをしていたら、黄色い工事看板。
 あれ?、珍しいなあと思ってまじまじと見てみたら夕日の写真の上に表示がのっている看板なんですね。
 こういうものを「看板をつくって」みたいなコストをかけずにできちゃうってのも、今の時代ならではのもの。
 標示ってみてもらってナンボなので、こういう工夫、なんだかいいなあと思います。

 そんなこんなで、さっき上越から職場に戻ってきました。
 今日はまた夕方から行くので一日二往復予定。近いといえば近いけれど、遠いと言えば遠い。
 合併でまちがおおきくなると、となりまちも遠くなります(笑)。

2019年10月30日 (水)

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 波が激しいときは、河口に土砂がたまって川の水が海に注ぎにくくなります。
 なので、台風が続いた後、どこもちょっとおもしろい河口の形になっているのだけれど、今日は能生川の写真を。
 広く広がった壁で川を守っている砦みたいな形になっています。
 2カ所ほどきれた(おそらく重機で切った)場所から海へと注いでいます。

 このあと、上流で大雨が降ると押し流されてまた形はかわるのだろうなあ。
 そういう意味では「今の記録」なのです。

 さて、今日もおつかれさまでした。

2019年10月29日 (火)

海は穏やか

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 のんびり海岸を歩くことができるような天気になってきました。波打ち際もふうわりと。
 おだやかなときは、おだやか。荒れるときは荒れる。その振れ幅が大きいのが、自然というものなのだなあとあらためて感じることが多い秋が過ぎていっています。
 きっと、今が特別酷いわけでなく、江戸時代に浅間山が噴火して飢饉になったりとか、どこぞの暴れ川が大暴れしてみんながなにもかもなくしたりとか、そういうことが繰り返されて今に至る中、なんとかすこしでも手なずけようとした成果として、これくらいの生活ができている。そういうことなのだろうなあと時々思います。

 インフラを維持するひとたちの使命感を、僕らはもっと信用して、敬意を持っていていいんじゃないか。そんな気がします。
 自然は、時にひとがどうにもできないようなことをやらかす。それはそれとして、少しでもそのときの被害が酷くならないように、心を砕く人がいる。
 そのことに、きちんと敬意を持つ。
 じゃないと、みんなが避難している中、ひどい雨や風の中どうにかしようとしているひとたちが、やりきれないものね。
 そんなことを思いながらの火曜日なのです。

2019年10月28日 (月)

クマ大量出没中

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 埼玉県の「選挙に行こう」コマーシャルで「海はない、空港もない、だが補欠選挙はある!」なんてコピーがあったけれど、なんとなく「海も山もない」みたいに空目していて「そうだよなあ、埼玉は広い平野の真ん中にあるもんなあ」なんて勘違いしていたワタクシです。
 一方、糸魚川は海山近接地域。海に近いからといって山から遠いわけではなく、今朝もコドモを駅まで送っていくとパトカー。なんでも、牛乳配達の方が早朝に熊に襲われてしまったのだとか。
 以前もこの界隈で麺の配達の方が襲われたことがあったけれど、ここは海まで100mちょっとくらいのところ。こんなところにまで連中は来るのだなあ・・・と思えば、山からも実はそんなに遠いわけではないのだよね。
 あらためて「海山近接地域」だなあと痛感してしまいました。

 それにしても、市からのメールはくまくまくまの連呼。本当に今年はくま、多いんですねえ。
 そんなこんなで、今日もお疲れ様でした。

2019年10月27日 (日)

せんぱあい!

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 今日は、能生体育館で「ゆめづくりスポーツ教室」が開催されました。
 アルビレックス新潟のコーチがやってきて、市内の年中から小1までのサッカーに興味のある子を教えてくれるイベント。そして、コーチのひとりは会場のある能生エリア出身、日馬秀さんでした。
 養生テープに名前をかいてウェアに貼り、みんなで大きな声を出しながら楽しんだサッカー教室の最後、テープの回収は「日馬コーチに貼れ~」。みんなでにこにこして彼に貼り付けて、「どうもありがとうございました」なのでした。

 プロに手の届きそうなところまでいったセンパイを見た彼らの中から、プロが出てきたりすると、いいなあ。

 そんなこんなで、今日もおつかれさまでした。

2019年10月26日 (土)

きりん

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 昨日に続いていきものに見える夕方の一枚。
 撮っているときはキリンに見えて仕方がなかったのだけれど、こうやってあらためて見てみると、なんだか別の生き物。
 とはいえ、生き物感満点な流木なのです。

 流木って、眺めているとあっちこっちから「顔」がうかびあがってくる。人間はなんでも顔に見えるような脳味噌がもともと入っているとのことだけれど、まさにその機能通りに僕は感じてるってことになるんだなあ(笑)。

 さて。

 明日10/27は、能生体育館にアルビレックス新潟のコーチがやってきて、年中から小一までの子にサッカーを教えてくれる体験教室「ゆめづくりスポーツ教室」があります。要申込・・・だったのですが、当日でも多少まだ余裕がありますので、興味のあるお子さんはぜひ9:00に能生体育館にお越しください。
 詳しくはこちらのチラシを。

 そんなこんなで、今日もおつかれさまでした。

2019年10月25日 (金)

ことり

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 みたいだなあ。そんなことを思いながら眺める、枝の葉っぱ。
 夕暮れ時はいろんなものがきれいに見えます。なんだか、いいよね。

2019年10月24日 (木)

折れたのか

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 もともと、海が荒れた後はテトラの配置が微妙にかわったり、ないはずのところにあったりするものなのだけれど、先週末の大荒れの後はけっこうそういう場所アリ。
 これも、折れたんですねえ。

 波打ち際にごろっと転がっているヤツもあるし、もっと丸くなったヤツ、骨材がもっと出てきたヤツも。

 毎日決まったところで撮っておくと、変化が「自由研究」になるかもしれません。
 考えてみれば、本当の自由研究みたいに二週間やそこらの観察では変化なんて全然ない、そもそもずっと何年も見てても有意な変化に出会わないかもしれないようなことに、世間の研究しているひとたちは日々向き合っていて、それが時折成果を生んで「へえ」ってことになってるのだろうなあ、きっと。

 最寄りの小学校でも、とうとうインフルエンザの学年閉鎖が出てきました。
 「連中」に攻め込まれないように、元気をつけておいしいお昼ゴハンを。

2019年10月23日 (水)

人力片付け不能

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 そうはいっても長年海の近くに住んでいるので、海が荒れたり大雨が降ったりすると海に数日間近づかなかったりします。
 昨日、ひさしぶりに海岸を歩いてみると、ものすごい量の流木。これはひとが片付けられるサイズと量じゃないなあ。

 先週末ははじめての特別警報ながら、姫川の水位はいわゆる7.11水害よりはやや低く、海岸に残る流木の残り方を見ると、波も遊歩道のあたりまでがっしがっしと押し寄せたようでもなく、どちらかというと大風が吹いて海が大荒れというよりは、上流で大量に降って、いろんなものが流されてきた台風だったのだなあと、そんなことを感じました。
 姫川河口付近のだいぶ木が茂っていた中州も、植物は跡形もなくなってしまったところがいくつか。
 荒れるときの自然ってのは、おっかないなあ。あらためてそんなことを思いながら。

2019年10月22日 (火)

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 今日の天皇陛下の式典の特別番組で、東京タワーから皇居方面を眺める映像を平成のご即位のときと比較したりしていました。
 高い建物がほんとうに増えて、東京タワーからは皇居はほとんど見えなくなっているんだとか。
 先日の出張では11Fに宿泊したのだけれど、そのときはまわりは見通しもよくて「いちばん高いビル」感たっぷり。だけど、都心部だと11Fくらいだと今では埋没してしまって「たかくていい眺め」みたいなことはほとんど感じなくなってしまいました。

 んで。

 糸魚川ではたぶん、一番高くてもヒトケタ階建てのはず。だから、ちょっと高い構造物はとても目立ちます。
 写真は、近所で建設中のあたらしいゴミ処理施設。ここも、高い「凸」を作ってるなあ。できたらどんな雰囲気になるんでしょうか。

 午後から日が差してきて、これからの夕日の時間帯はきれいになるといいなあ。そんなことを思いながら、職場を退散することにします(笑)。

 みなさん、のんびりとした午後をお過ごしください。

2019年10月21日 (月)

あなたのそばで

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 …佐渡によこたふ天河。
 なんだか、妙にすわりのよい続きだなあ。

 出張から戻ってきての夜。数日前のお酒の席での写真を眺めながら。やっぱり呑んでいると、ぼんやりとした写真ですね。
 今日は、栃木で「にっこり」という名前の梨を見つけて、いい名前だなあとしみじみ思ってしまいました。日光梨で「にっこり」なんだそうですが、親の新高と幸水の「に」と「こ」も入ってるし、赤玉梨の名前は漢字二文字のが多いだけに、この名前を最初に通したひとはいろんなことを考えたんだろうなあなどと想像。
 別の土地にいくと、大メジャーで全国どこでも知っているヤツとは別の、「へえ」と思う品種がいろいろあって、楽しいです。

 では、おやすみなさい。

2019年10月20日 (日)

IBARA"KI"

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 何期か前のNHKの朝のドラマ「ひよっこ」で、いなくなった家族を親身になって探してくれない警官が「いばらぎ」って言うから「いばらきです!」って絶叫するシーンがありました。僕は田舎の子なので、別に東京くんだりに住んでいるだけのことで地方の人を軽く扱う輩に敏感に反応するのですが(笑)、一方で「地方」ってのはいっぱいあるわけで、おぼえてもらうためにはいろいろ工夫をしたほうがずっと得なのだと言うこともまた、いつも感じています。

 んで。

 昨晩からお世話になっているホテルには、WiFiサービスが2つあります。
 ひとつはホテル独自のサービスなのだと思うのだけれど、もうひとつは主に外国からのお客様への茨城県の統一サービス IBARAKI-FREE-Wi-Fi 。

 https://www.pref.ibaraki.jp/kikaku/joho/chiiki/ibarakifreewi-fi.html

 ESS-IDは流れているのを拾えばいいことだけれど、パスワードの ibarakiken は、一度は自分で入力しなきゃいけない。いまどこにいるのか、茨城は「いばらき」なのだということ、WiFiにつなごうとする人は、かならず意識することになる。ちいさいことだけれど、これは案外いい手だなあ。

 糸魚川も難読地名です。この間の時効警察で「要玲蔵」(かなめたまぞう)というヒトの名前が貼ってある箱がずっと冷蔵庫に入れられていた(「要冷蔵」と見間違った)という導入部の小ネタがあったけれど、なんとなく漢字って流れで読むモノ。糸魚川とか青海とか、はたまた能生とか、ちょっとひっかかる地名について、ESS-IDに対してのパスワードで読み方を意識してもらうっていうのも、案外楽しいかもしれないですね。

 ・・・と、ここまで書いてきて「茨木」って書いてないよな・・・と確認するワタクシ(笑)。
 今日もしっかり働きます。おはようございます。

2019年10月19日 (土)

自画像との定期再会

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 今日は、市内のほとんどの小学校の文化祭集中日。ウチの下のヤツの学校もそうだったので、見に行ってきました。
 ヤツの母校は、僕の母校でもあるので、学校にいくとときどき、3階音楽室横の卒業制作を見に行きます。僕らが6年生のときにつくった自画像レリーフの並んだ大パネル。僕の顔もあいかわらずあります。
 なんだか、懐かしいなあ、と。

 子どもたちの一生懸命の発表のあとの「こうちょうせんせいのおはなし」で、校長が涙で言葉が詰まるシーンもありました。ああ見えて、実は多感なヒトなんだなあとちがう面を発見できたりしたのも、なかなか楽しい半日。そのあと車で移動して、今は茨城にいます。
 明日明後日とこちらで働いて、夕方には糸魚川に戻っている予定なのですが、新幹線がちゃんと動くことを前提として立てた計画は、動かないとなかなかキツいなあ。

 その新幹線も、25日には全通の予定だそうです。インフラをなんとか動かすという担う人たちの職業意識と執念のようなものって、凄いなあとあらためて思ったり。

 そんなこんなで、今日もおやすみなさい。

2019年10月18日 (金)

夜のコーヒー

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 今日は、年上の素敵な友人が市展での写真入賞をお祝いしてくれるということで、ひさしぶりに外で一杯やってきました。
 そうはいっても最近かなり弱くなったお酒。なので、みんなと別れた後、ちょっとお酒を醒ましてから帰ろうかなと思っていたら、きまぐれ営業な樵カフェの夜営業に遭遇しました。ここのところ昼間なかなか寄れないこともあり、マスターの仕事をのんびり眺めながら一杯。あれだけいろいろ細かいところに気を配りながら淹れてくれるコーヒーを、酔っ払いで飲むのはちょっと申し訳ないのだけれど、いい香りのおかげで後頭部からソラにお酒が抜けていくような感じがする、いいひとときになりました。

 さて、明日からまた週末出張。
 新幹線がダメなこともありクルマでの移動ですが、ニュースによると来週金曜日には北陸新幹線も全通とのこと。
 考えてみればあれだけの災害で、一週間とか二週間でどうにかインフラを復旧させちゃうというのは、すごいことだなあとあらためて思います。

 そんなこんなで、おやすみなさい。

2019年10月17日 (木)

KEEP OUT

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 あっちこっちの畑や田んぼのまわりにはイノシシなどの動物よけに電線がはりめぐらされています。
 でも、こんなふうに堂々と、ヒトの道を遮るように張ってある、ヒトに向けての立ち入り禁止みたいなヤツははじめて見ました。
 これから雪が降ってくると、雪に埋まれば漏電しちゃうので外さなければいけないはず。囲う場所が増えれば増えるほど、冬の撤去や春の敷設、作業するときのON/OFFなどの手間が増えていくはず。動物とヒトのいたちごっこもどんどんインフレが進むはずで、ほんと大変だなあ、と。

 そんなこんなで、今日もおつかれさまでした。おやすみなさい。

2019年10月16日 (水)

学年色分け

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 僕らの頃は学年色は靴紐の色だったり、ジャージの色だったり、はたまた校章バッジの色だったりしたなあ。
 そんなことをふと思い出しながら眺める、地元糸魚川高校のマラソン大会。長く続く列の一番後ろあたりを息も絶え絶えに走ってたのを思い出します。今は、先生が途中で給水スペースでスポーツドリンクもって立ってたりとか、当時より親切かも。
 そして、みんなのジャージの短パンの色は、僕らの頃よりずっと鮮やかな色になっていました。

 そういえば、今日は隣町のT高校もマラソン大会の予定だったのだけれど、コースの一部として予定していた場所が台風19号の冠水で通れなくなったので中止と連絡がありました。車通りの多い町中を避けて河川敷を走ろうという計画は、糸魚川より「混んでいる」町ならではのこと。もっと都市部になれば、もっと車をよけたりする対策が必要なわけで、そういう意味では学校から山の方に向かって走り、また折り返して学校へと降りてくる糸高のマラソンコースは、のんびりしていていいなあと思ったり。

 所要を終えて戻ってくる頃には、もう走っている子はいませんでした。お疲れ!。
 そんなこんなで、そろそろ夕暮れです。

 みなさん、おいしい夕ゴハンだの晩酌だのを。

2019年10月15日 (火)

かえってきた

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 出入りを含めて3日ほど出張してきました。
 僕の出張はたいていコンピュータとにらめっこなので、ほとんど外には出ません。しかも行き先は内陸部。
 だからというわけではないのだけれど、戻り道、高速道路の左に日本海が見えたとき「あ、日本海だ」と妙に「!」してしまいました。
 すごく青い海というわけではない、台風あとの濁った川の水が流れ込む、あんまりきれいなわけではない日本海。でも、日本海を見るとなんとなくホーム感を感じる。そういう脳みそになってるんですねえ。日々海で遊んだりしているわけでもないのに。

 酷い台風があちこちを蹂躙し、大雪の日でも運休なくほとんど定時に動くことを信頼している北陸新幹線も上越妙高~長野の間がかなり長期の運休になりそうだということがわかりはじめた今日、あらためて「ホーム」というもののことをなにかにつけて考えてしまうようになっていたのかもしれません。
 日本海を見ると、「ああ、帰ってきた」と思う。僕はそういう人間なのだなあ。

 写真は、出張の往路での親不知IC。戻ってきてIC内で信号待ちしているとき、左側のフェンスをまじまじと見ちゃいました。これが、波がはいってくるのを防いでくれてるんだなあ。だから、こんなふうにほとんど道にのるような波でも、ちゃんと走ることができる。いろんなことを想定して、ちゃんと準備してくれているひとたちが世の中にはたくさんいる。もちろん、それが全てを防ぐことができるわけではないけれど、でもシロウトがあれこれいうよりずっといろんなことを、いろんな分野の専門家は考えてくれている。そういう信頼に応えられるように、自分の分野でも仕事しないとね。そんなことを思う僕なのです。

 そんなこんなで、寝ます(笑)。おやすみなさい。

2019年10月14日 (月)

思い出す、冬のおだやか

832a0591-2  昨日は車での関西への移動。
 ついお昼頃までスマホがひっきりなしに「ぶーぶー」言って特別警報の継続だのこの後の強い雨だのを矢継ぎ早に知らせてきていたのに、だんだんと広がり始める青空。途中からは快晴になって「台風一過だなあ」とつぶやいてしまいそうな、そんな天気の変化でした。なんだか「すぐにこんな青空になるなら、あんな酷いコトやらかさなきゃいいのに」と思う一方、台風だからこんなにはやく天気がかわっていってくれるわけで、ずっと居座る低気圧でああだったらどうなってしまうのだろうとも思ったり。

 そんなわけで、写真は親不知の港の波です。
 防波堤を越えようとしてくだけ、吹き上げるように高くなる波。
 僕はそれをずいぶん遠くのピアパークの駐車場から眺めているのだけれど、この時点で風はほぼ収まり、ソラはだんだんと青くなりはじめている。さすがに波打ち際で足をぬらして遊ぶひとはいないけれど、波打ち際近くまでいっては、波が大きくなると走って逃げてくるひとはいるくらいの、まさに冬なら「おだやかな日本海」とでも言うような風景。
 だんだんと、これを見て「今日はおだやか」とか思う季節に、切り替わっていくんだなあ。

 さて、今日もがんばって働きます。
 おはようございます。

2019年10月13日 (日)

激変

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 H7の7.11水害の前は、姫川の中州は緑でいっぱいで、河原にはたっぷりグミがなっていたりしました。あの水害で川のはじからはじまで水没し、緑がまったくなくなったのだけれど、年を経て中州の緑がだいぶ育ってきました。
 それがいくつかまた消えてしまって、東側のいくつかが残るだけになりました。

 ウチのところは、越堤とかしなくてよかった。とはいえ、越堤や破堤がこれだけあちこちであるなんてことは経験がありません。
 浸かってしまった地方のみなさんのところが、はやく元に戻りますように。

 電車が動かないので、出張先の関西まで車で移動。さっき到着しました。途中からはまさに「台風一過」な青空。なんだか、せつない変化速度ではありますが。

 では、おやすみなさい。

2019年10月12日 (土)

変化速度

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 夜中、雨が降り出しました。でも、しとしとくらいの雨。なんだ、たいしたことないなあ。スマホで台風の位置を確認しながら思い、起きてからも「雨台風で、風はこないのかな」と思っていたら、昼頃からちゃんと風も強くなり、海がごうごうといいはじめました。
 あっという間に状況が変わる。南の海からやってきたやつが「時速○km」で駆け抜けていく、この変化が、台風なのだなあと、今年も10月半ばになってから思うことになるなんてねえ。

 大変な土地のみなさんは、出歩かず、必要な避難もして、充分にお気をつけください。
 午前は客先にお伺いしたり、ちょっと職場に顔を出したりもしましたが、午後からはおとなしく家でニュースを眺めていることにします。

 みなさん、くれぐれもお気をつけて。

2019年10月11日 (金)

行き止まりの味

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 南高田駅前の小竹製菓は、サンドパンや笹だんごパンが人気のお店。
 それが、8月からこのあたりは南高田駅横の踏切がずっと工事のために通行止めなので、人通りが激減してしまったので、近所のおなじくお客さんが減ったスーパーの名物の卵焼きでサンドパンを作って「通行止めサンドパン」を作ったんだとか。
 昨日、上越タウンジャーナルで紹介されていたので、早速、今日は上越方面で仕事をしていたので寄ってみました。
 https://www.joetsutj.com/articles/37439309

 特にいろんな細工があるわけでなく、じゅわっと出汁がたっぷり出てくる甘い卵焼きががはさんであるパン。でも、シンプルだけど、ウマい。
 いつものクリームがはいったサンドパンとちがって「惣菜パン」なので「今日のウチにたべてくださいね」だそうです。

 んで。

 小竹製菓に寄り、この卵焼きを焼いているお向かいの食卓市場かきや(ここのお店、お惣菜がすごく充実しててイイ!。イカのメンチカツとか、すごく好きです)に寄ったあと、ちょこっと脇道に入って踏切を越えようとして難渋しました。
 一見広そうな路地も、入るとすぐに細くなったり行き止まりだったり。このあたりはけっこうヤヤこしい道があつまる場所で、さっと線路の向こうへ抜けられるのは、このあたりではここくらいだったんですね。
 知ってるひとは「めんどうだ」と避け、知らない人(今日の僕だ)は迷って困る。
 こりゃ、歩きや自転車のひとはともかく、車通りは激減するよね。

 工事ひとつでこんなに町がかわるのか。頭ではわかっていても、見ると想像以上で本当に驚きました。
 行き止まりっていうのは、しんどいんだなあ。

 そんなわけで、南高田駅界隈。また、積極的に通りかかりたいと思います。
 卵焼きもおいしかったし。

 そろそろ当地でも雨があたりはじめたりしています。
 台風、くれぐれもお気を付けください。

2019年10月10日 (木)

中央横町

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 酒を呑むようになった頃、市内に「村さ来」ができた。いまではそうでもないけど、当時はコンビニやファミレスもなければそもそもチェーン店のお店自体がほとんど市内になく、妙に「チェーン店の店に入ると都会に出てきた気がする」日々だったから、なんとなく足は村さ来へと向き、入り口に遅くまでやってるラーメン屋さんがあるこの横町は「きっと40くらいのオヤジになったら、オレたちもいくのかなあ」などとぼんやりと思っていたのを思い出す。

 糸魚川は村さ来をフランチャイズでやっていたオヤジがなかなか面白いヒトだったこともあって、すぐ飽きたりせずそこそこは通ったけれど、それなりにあちこちの店を見つけ「ここがウチのホームだな」ってところができていったのだけれど、思えば40を越え、50代に足をつっこんでも、あんまり中央横町には顔を出してない。あの頃思った「オヤジになったら」「中年になったら」の年は、とうに越えているのにねえ。自分が実際になってみたら、50はまだまだハナタレな気がして、不思議なもんです。

 というわけで、まだまだ「もうすこし大人になったら」な気がする中央横町を、コドモのサッカーの練習待ちのついでに一枚。
 新しい看板も増えているようで・・・。

2019年10月 9日 (水)

一日上限500円

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 新幹線が止まる糸魚川駅の日本海口から徒歩50mのところのコインパーキング。
 40分100円で一日あたり上限が500円。
 新幹線に乗っちゃえば4日間無料の駐車場があるというのも新幹線駅としては滅多にないことなのだと思うけれど、「一日上限500円」のコインパーキングがこんなすぐ近くにあって、しかもいつもガラガラだっていうのも、なかなかないことかも。
 40のところ、500のところの上の数字が貼ってあるのは、値下げなのかな(笑)。

 そんなこんなで、今日もおつかれさまでした。

2019年10月 8日 (火)

糸魚川市中央1-1-1

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 僕が働き始めた場所は「糸魚川市中央1-1-11」という、なんだか「駅前自社ビル!」みたいな住所でした。実際は駅裏の細い道沿いのちっちゃい事務所だったのだけれど「住所だけはかっこいいなあ」とよく言ってたっけ。そして、その通りの一番駅寄り、中央1-1-1には、食料品店がありました。ちょうど、この写真右側の、空きスペースになっているあたり。
 新幹線駅のピアは大きいので、今日みたいに突然の雨の帰り道では、傘のない小学生がいっぱいここで雨宿りをしていました。
 「屋根」はすごく高いから、実はけっこう雨は吹き込んでくる。でも、上になにかあると、なんだか雨が降ってこないような気が、するんだろうなあ。

 今の時代、雨宿りしている小学生たちの写真なんて撮ると通報されますから(笑)、それから数時間後の、誰もいないところを一枚。
 そして「ああ、ここはA食料品店さんのところだったなあ、そういえば」としみじみ思う。そんな夜なのでありました。

 今日も一日おつかれさまでした。おやすみなさい。

2019年10月 7日 (月)

寸前

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 あ、アイツ波に飲み込まれそう…まあ、数秒後にはまた出てくるのだけれど、こんな風に波を眺めているのが好きです。
 暮れる寸前の濡れた波打ち際の照り返しがずいぶん弱くなってきました。こんな色になる日もずいぶん少なくなってきたなあ。

 でも、週末に台風は来るらしい。なかなか元気な南の海上ではありますが、それまでしっかり「!」な一週間を。

 おはようございます。

2019年10月 6日 (日)

どうもありがとうございました

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 本日までの市展では、いろんな方からご連絡いただきました。
 褒めて貰うって、嬉しいもんですね。どうもありがとうございます。

 んで。

 褒めて貰うとなおのこと、万全の準備をして、きちんと選んだものを出したわけではないときに褒められてしまう戸惑いも感じてしまいます。僕は一般的な「よい写真」からは相当にセンスがズレているようで「これいいなあ」と思うものはいっこうに褒めて貰えず、逆に褒めて貰う写真に「え、そうなの?」と思うことが多いのです。いわば、褒めて貰うのは「事故」のようなもの。ヘンに狙わなくなって気が楽になりましたが、以前はそれで妙に悩んだりしたものでした。

 そんなわけで、今日の写真は市展でみていただいたもう一点のほう。こちらはスマホ写真ではありません(笑)。
 オヤジが寝転んで空を見上げた写真と、コドモが寝転んでいるのを親がほほえましく眺めている写真。今回の2枚はそんな意味で繋がっています。
 この場所、田沢小の子だった僕にとっては、当時4校あった町内小学校の子たちが集まる運動会でしか行かないところ。
 アセチレンガスのパイプのところによじのぼってあそびたくて、でも登ってるとセンセイと「そこはオレたちの場所だ」という青小の子たちに怒られて、「いつかここであそびたい」と思うようなアウェイ感漂う場所でした。
 大人になって、夜ここで寝そべりながら桜を見上げる写真を撮っているとき、小学校の頃の僕がきっとだいぶ50オヤジの中にでばってきているんじゃないか。そんな気がします。

 そんなこんなで、今日はイベント集中日。いろんな方、いろんなところでお疲れ様でした。

2019年10月 5日 (土)

準備万端

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 市内あちこちの山道で、グランフォンドのコース案内の矢印をみかけるようになりました。
 ここもけっこう標高のあるところ。クルマではすぐ来られるけど、自転車で来るのはいやだなあ(笑)。

 逆に、久比岐自転車道のような平坦な道はつまらない、ちゃんとヒルクライムがないと・・・という手練れの自転車乗りたちが、明日糸魚川に集結します。そして、平場では「食の嵐」。
 いろいろイベント集中日のようですが、みなさん糸魚川を楽しんでいってね。

 では、おやすみなさい。

2019年10月 4日 (金)

堂々一日延長!

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 妙高では10/26から11/4までの10日間。上越では10/6から10/14までの9日間かけて開催される市展。反対側のおとなり、富山県朝日町の「朝日町美術展」も今年は10/31から11/4までの5日間開催されます。
 でも、糸魚川の市展はいつも土日の二日間。これ、短すぎるよね。市展を見に来た人だけじゃなくて、ほかの用できたひとが「あ、なにかやってる」と思って遭遇できるくらいの日数欲しいよねと、出点数の少なさを嘆くMくんと毎年話をしていたのですが、今年は今日10/4から10/6まで、堂々3日間の開催。記念すべき一日長い市展になりました。
 会場の少なさや確保できる期間のことを思えば、無理は言えないわけで、一日でも伸ばすべく努力してくれたひとがいることを、素直に喜びたいと思います。

 というわけで、記念すべき市展に、今年はこんなスマホ写真を出すという暴挙を働いてしまいました。恥ずかしいので、明日の表彰式はどろんしておりますが(こどもの試合で市外におります。スイマセン)どうもありがとうございます。

 個人的には、絵画の部門の能生谷の風景二点から、とてもいい気持ちが伝染してきました。ぜひ、糸魚川市民会館で日曜日まで開催中の展覧会にお出かけください。

2019年10月 3日 (木)

がっこうのおもいで

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 時々、近所の学校の「プログラミングクラブ」の顧問に行っています。
 去年はロボットを動かしたりと風呂敷を広げすぎて収集がつかなくなってしまったので、今年はおとなしく Scratch
 そちらの学校は、コンピュータ室の後ろ側が図書室という構造なので、はじまるまでの間に図書室の蔵書を冷やかしていることが多いワタクシです。

 んで。

 そうはいってもけっこう本を持っている糸魚川小学校などに比べて、ほかの小学校では相当に本が少なくて古い!。
 昨日は「一番古い本はどれくらい前のものか」を探していたのだけれど、ざっと見てみただけで1970年代の本がけっこう出てきました。ちゃんと探せば、僕よりも年上の本もきっとあるはず。全部が全部新しい方がいいなんてことはないのだけれど、図鑑や資料として使うもののように、古いと結果として今は「嘘」になっていることが載っている本もあるので、もう少し更新にお金をかけてほしいなあと思ったりもします。

 とはいえ。

 探していると、合併した小学校の合併前の校名が出てきたりします。
 きちんとした蔵書印には「本は大事なものだよ」という思いが伝わってくるようで、なんだか厳粛な気持ちになるんだな。

 大切に読んで欲しい。気軽に読んで欲しい。ある意味相反するところなのだけれど、どっちもになるといいなあ。
 そんなことを思いながら。

 さて、だんだん台風が近づいてきました。ウチのあたりに来るころには温帯低気圧だそうですが、なにはともあれいろいろご注意を。

2019年10月 2日 (水)

ゴミ収集所は掲示板

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 昨日は田沢小学校のCS委員会。CS委自体は「実働部隊」ではなく、いろんな学校に関係のある団体に「顔見知りだと御願いがはやい」の縁を作るための組織なので、時にもどかしかったりするけれど、時に妙にはやくいろんなところの話がつながって、あっという間にコトが転がったりもします。今年の初夏の頃の防災体験が、まさに後者。例年通りの「昼間災害が起きて家に帰る」とか「避難場所としての学校に集まる」とかの実習だったはずが、それに加えて各地域に配備されたシロウトでもなんとか扱える40mm径の消火ホースを使って、訓練した小学生全員が放水を体験。さらに実際に火に向かって水消火器を向けてみたりとか。どんなことでも「やってみた」ことがあれば本当にやらなきゃいけなくなったときには全然ちがうもの。あちこちの調整があれよあれよという間に進んで当日いろんな消防車両がやってきたのは、素敵な「グルっていいもんだったんだ」だったなあと思うのです。

 んで。

 昨日話が出た話題のひとつが、夏休みのラジオ体操のこと。
 朝みんなでのそのそと集まってきて、6:30から体操する。小学生もくれば、少し気恥ずかしい顔の中学生も来る。孫がいるわけではないお年寄りもやってきて「あ、この地域にはこんな子がいるのか」「あ、このじいちゃん近所のひとなんだ」といったこともなんとなくわかる。そんなふうわりとした「そのあたりのひとのつながり」のための、いくつもある手のひとつとしての、夏休みのラジオ体操。
 今のところ、コドモの数が減って「ラジオ当番」の手が足りなくなったので、夏休みのうちラジオ体操がある日は1/3程度。いつやってるかわからないと地域の人は出てこられないよという話に、「夏休み前に『いつラジオ体操がありますよ』なカレンダーのお手紙、配ったのになあ」などと言っていたら「会場に貼ったらどうだ」の意見がでてきました。
 掲示板がある公園もあれば、ない公園もある。僕が住む旧青海町エリアは、あまり地区掲示板が多くないのですが「だったらゴミ収集所に貼ればいいよね。たいていラジオ体操会場の公園には、ゴミ収集所があるから」なんて話も出て、そうなるとそこの管轄は各地区の自治会。自治会長さんが揃っているCS委ではまたも「話がはやい」状態になるのではないか。そんなことを期待してしまいます。

 そして、今日まじまじと眺めてみると、地域の秋のお祭りの告知も、ゴミ収集所のハコに掲示してありました。
 そうか、今までもずっと、ココって掲示板だったんだなあとあらためて思ったり。

 今も昔も「情報を伝える」ことはなかなか難しいのだけれど、ネットでリーチしないひとたちにどう伝えるかは、実はこういったローテクメディアの再発見が実は効くのかもしれないなあと、そんなことを思ったワタクシなのでありました。

 そろそろお疲れ様・・・の時間帯。みなさん、おいしいびいるを(笑)。

2019年10月 1日 (火)

果たして山田錦か

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 「お米をつかったお菓子のパッケージの飾りの稲穂は、誰が生産しているんだろう」というのが、僕の素朴な疑問のひとつ。
 今年の冬にもらった日本酒のチョコについていた飾りの稲穂ひとすじから取った米粒がひとつだけ発芽したので、そのままバケツに植えて育ててきたウチの「バケツ稲」はまもなく収穫の時を迎えそうです。そして、どれくらい中身がはいっているのかを調べるためにさきっぽをひとつぶ取ってみたのが、コレ。山田錦チョコだったけど、飾りは山田錦なのか、それともほかの米なのか。精米したものの写真はけっこう見るのだけれど、この状態での写真は滅多に見ないので、よくわかりません。
 あとで「一粒だけ精米」して、心白があるかどうか見てみよう(笑)。

 まわりの田んぼはほとんど刈り取りが済んだ状態。一ヶ月遅れでも、小さい規模なら、なんとかなるんですねえ。
 そんなこんなで、今日もおつかれさまでした。

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