豊かな時間
僕は、文章を書いたり写真を撮ったりすることが好きだけれども、それを生業にすることはなかったし、できずにいまに至っています。だから、表現を生業としているひとのことは、まるでスーパーマンのように感じてしまうのです。
僕らの仕事も時にキツいし、多くの人のごく普通の仕事がなければ世の中はまわらない。だから、市井の人の仕事をきちんとやるということについて、僕はプライドを持ってやっているつもりだけれど、それでもなお、才能と努力と運を重ねられる人にしかできない仕事をしているひとは、スーパーマンなのです。そんなひとがたくさん集う「その業界の勉強会」としての日本児童文学者協会 糸魚川セミナー。本日は初日でした。
僕は、基調講演の黒井健さんのすぐ近くで画面まわりのお手伝いをさせていただいたのだけれど、あっちからもこっちからも「つくるぞ・つくってるぞ」という波動が満ち満ちている、本当に幸せな刺激に満ちた時間でした。
さて。今日は「その業界の勉強会」。明日は「センセイがたがその波動をいろんなひとに浴びせかける」日です。
こどもたちはぜひ、10:00からのビブリオバトルに参加してください。自分が大好きな本のことを、自分のことばでたっぷりひとに言うことができるの、きっと気持ちいいよ。ほかにも、カエルやいろんな紙のおもちゃを作ったり、新潟県内のいろんなところの民話を聞いたりといったこどもたちの楽しみの部屋もあれば、オトナがガチンコで自作の児童小説をどう「よりよくするか」について厳しく指導されるセッションまで、いろんな部屋があります。
ふらっと来ても、いろんな作家さんのサイン入りしおりがもらえるかもしれませんよ。
ぜひ、明日9/22は10:00にビーチホールまがたまへ。
https://www.facebook.com/jb.itoigawa.seminar/
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