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2019年3月24日 (日)

こどもたちにとってのジオパーク

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 今日は、隣県富山の県立美術館で開催中の わたしはどこにいる? 道標(サイン)をめぐるアートとデザイン に行ってきました。
 今回どうしてもいってみたかったのは、工事中の都内のいくつかの駅でものすごく話題になっていたガムテープ文字の案内看板、いわゆる「修悦体」のワークショップがあったから。日暮里や新宿などの駅でいろんな案内板を作った佐藤修悦さんご自身からガムテープを切ってつくる文字を教えて頂けるということで、一家揃ってワークショップに参加してきました(正確に言えば、僕だけ「みてるだけ」でしたが)。

 んで。

 みんなが作ったのは「夢」という文字。
 そして、ジオパーク検定の上級ホルダーの上の子が作ったヤツは、しっかり夢の真ん中の「タ」の部分が、緑色のまがたまの形になっていました。こういうところが「じぶんの住むまちを好き」だということなのだろうなあとしみじみ思ったり。

 「ジオパーク」という継続的企てには、いいこともあれば拍子抜けなところもあるのだとは思う。思うのだけれど、大人たちも不用意に口にする「なにもないまち」に対して劣等感をどんどんため込んでいくのではなく「うちのまち、案外いいんだよ」とこどもたちが思ってくれるための有効なポイントのひとつとして、実は大人が思っている以上に効果が出ている部分があるのだということが、多くの地域の大人のひとたちに伝わるといいなあと、そんなことをあらためて思った一日でした。

 それにしても、もう表紙が黄色くなってきた、既に絶版の佐藤さんの本を持ち込み、コドモにサインをせがませながらその後ろでニコニコしている怪しいオヤジというのをやってしまいました。自分の仕事の中で「ここをやればもっとうまく回る」というところにあえて踏み込むひとにお会いするというのは、元気が伝染してきてなんだか「充填」された気持ちになります。

 明日は月曜日。がんばろう。
 というわけで、おやすみなさい。

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