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2019年2月 2日 (土)

温度差の実験

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 流れる水は低くとも0度はある。水が流れていない管の中では、空気はもっと冷えることもある。なにもないコンクリート壁よりも、黒々した文字がかいてあるところのほうが少しは先にあたたかくなる。
 雪のかぶっているところと、かぶっていないところの差は、そのまま「理科」だなあと思う。そんな雪の日の発電所。

 先日「小学校のまわりのいろんなものをどのように教材として確立するか」という大学院生さんたちからの提案を聞きに行ってきました。自分の住むエリアが、そこを生活圏としていないひとたちにどう映るのか。「なるほどねえ」もあれば「へえ」もある。おもしろい刺激のある会でした。そして、その中で話しが出ていたもののひとつが、水力発電所という場所。確かに、近場にいくつもあるし、圧倒的な水のパワーを感じたり、ものすごい音がしたりして、圧倒される場所だものね。
 ふざけていると危ない場所でもあるので、小学生にどう見せていろいろ考えて貰うかと思うと、なかなか難しいネタではあるのだけれど、「圧倒される」楽しさに遭遇できるのって、きっといいことだろうなあと、そんなことも思ったワタクシなのです。

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