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2018年12月 6日 (木)

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 田舎のコドモは、まわりでちゃんと稲が育ったり、虫がうろうろしていたりするから、たとえば「魚が切り身で泳いでる」とか、そういう勘違いは滅多にしない。世の中が手狭な分、あちこちに手が届きやすいから、自動的にパックされたものがお店に湧き出してくる気がするようなこともなく、作り手の顔が見える生活ができる。

 一方で、その分「田舎にあまりいないひと」への現実感は、薄くなっちゃう傾向があります。夢としての「○○になりたい」は、ある。でも、その「○○」が学校に入って勉強すればなれるかもしれないヤツじゃない時、夢を具体的な目標に転換させることがイメージできなかったりする傾向があるわけです。

 だから、たとえば「ウチの学校の卒業生」が作家になったり、歌手や画家になったりと、ものすごく田舎な表現をすれば「テレビに出たり、本に載ったりするひと」になることは、妙に「あ、こういう手もあるんだ」という気づきになったりする。

 昨日、昔からお世話になっている自転車乗りのオジサン(笑)が、「ウチの娘が本を出したので」と、文庫本を一冊僕にくれました。さっそくその本はウチの子に取られたので、僕は形をかえて電子書籍で一冊購入。いつもなら読まないジャンル。だけど、こういう縁で対象ジャンルが広がるのも、なかなか楽しい。自分が選ばない本に遭遇するというのも、本読みの楽しみだものね。
 そんなわけでカドカワ・メディアワークス文庫のコレがその作品。もし、お近くで見かけることがあったら、ぜひ。

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