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2018年10月30日 (火)

もらいもの

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 午前中、ちょっと所用で図書館へ。入り口にあった除籍図書の棚から、この3冊をもらってきました。今日の糸魚川市民図書館の除籍図書ラインナップは、3%の消費税が導入されたときの消費税ガイドや「大東亜戦争全史」のように、相当に古い本が並び、逆に「よくいままで除籍されてなかったなあ」と思う雰囲気。
 塀の中の懲りない面々は、安部譲二さんの出世作。思えば「刑務所から出てきたよ」というひとがこんなに堂々と本を書き、作家に転身したというのはこれが最初なのではないかと思う。思えば「この年数罪を償ってね」が終わったひとにいつまでも社会が私刑を与え続けるのって、おかしいものなあ。こういうものに限らず、実は「社会的に私刑」って、今の世の中増えている気がするけれど、その一方でおおらかにこじ開けられてきた分野もある。今から20年後の除籍図書で「ああ、こんなひとのこの本があるんだ」とおなじように思うことがあれば、そのジャンルはまたずいぶんとちがうものなのかもしれません。

 「暴走狩り」は、一時期すっかり朝鮮半島専門家づいていて、最近は半分引退状態にある豊田有恒さん。彼の作品は、僕はたぶん小学校の高学年頃、進研ゼミの国語の問題で出てきたジュブナイルものが最初だったはず(たしか「時間砲計画」)。読んでいたのはジュブナイルものばかりだったので、けっこうハードな大人向け短編小説はもしかしたらはじめてかも。

 そして、ずいぶんと色のかわった「桜の園」。映画になったとき、このマンガのセリフのことを、鴻上尚史がエッセイに書いたとき、いろいろ思うことはあったけれど、マンガ自体はそういえば読んでないなあ、と。

 そんなこんなで、図書館の除籍図書棚にはなかなかたのしい出会いがあ(ることがあ)ります。ついでにまわりに市のパブリックコメント募集のリーフレットがひっそりと置いてあることもありますし、ときどき気にして、お楽しみを~。
 では、みなさん、おいしいお昼を。

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