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2018年6月15日 (金)

ひとのふりみて

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 6/15付糸魚川タイムス/上越タイムスに、「予備校生送検」の小さな記事が載りました。
 数日前から ITに関わるひと界隈ですこしだけ話題になっている、 Coinhive を自分がやっているウェブサイトに設置したひとへの一斉捜査。糸魚川でも行われていたのだなとびっくりしました。

 この件については、情報セキュリティ絡みの超辛口論客、高木浩光さんが記事を書いているので、そちらを紹介します。
 というわけで、自分が今日書くのは、この記事にまつわる違和感のほう。
 多くの人が想像する「コンピュータウィルス」は、自分がインストールしたわけではないのに誰かが自分のパソコン(やスマートフォン)に無断で「インストール」し、勝手に動作させて、その後自分のパソコンやスマホがずっとおかしくなり、なにか酷いことをするヤツというものじゃないかと思います。
 この Coinhive は、これが設置されているウェブサイトを表示している間だけ実行するスクリプト。ブラウザを閉じてしまえばなにもしません。ある意味「そのページを表示させたら動画が再生される」「広告が山のように出てくる」のと、コンピュータへの働きかけ方はそうかわりません。
 そして「閲覧者のパソコンにおいて、意図に反する動作をさせるプログラムを仕込んだ」と書かれると、ウェブサイト側から不正にプログラムをコピーして送り込み、その後ずっとPCが感染しっぱなしのような印象を受けます。それは、ちがうよね、と。
 ただ、この「ちがい」は、その分野を生業にしているひとなら感じても、一般のひとには「どっちも一緒だよ」と思うようなことだとも思います。だから、こういうことがあると思うのは、「すべてのニュースの報道で『そりゃちがうよ!』と思ってるひとがいる」ということなんだなあということ。
 ひとに伝えるときの難しさに、生兵法の怖さも含めて、あらためて感じたワタクシなのです。
 なお、お断りしてきますが、ワタクシのブログには広告も、Coinhiveのような「他人に仮想通貨をマイニングさせる」仕組みも入っていません。今までも、これからも。自分が書きたいことのための場所のためのお金は、自分で払う。それだけのことだけど、ちゃんとやっていこうと、思っています。
 この送検された子に、あんまり今後ひどいことがないと、いいなあ。
 おはようございます。

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