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2018年4月30日 (月)

日没は日の出のように

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 今日までお試し期間の DAZN で、松坂が投げる中日vsDeNA戦を見ていました。
 彼よりずっと年上の岩瀬も8回をきちんと締め、田島が投げきって松坂の勝ちが決まったときの嬉しそうな顔、そしてヒーローインタビューに望むとき、きちんとチームの帽子をまっすぐかぶり直したその「仕切り直し」の姿勢に「このチームのメンバーとしての仕事をしたのだ」という彼の矜持のようなものを感じて、胸が熱くなりました。

 さて。

 今日は、加賀の井さんの新蔵でのお酒の出荷予定日。いつもの酒屋さんに顔を出したら「まだなんですよ。きっと必死で箱詰めしてるんじゃないのかなあ」とのこと。お向かいの加賀の井さんの新蔵は、各工程の仕事の様子が外から見学できる親切設計なので、洗米、仕込み、熟成、絞りと各工程をこどもと一緒にのぞきながら、最後の窓をちょっと覗いたら、先代自らがいっしょうけんめい箱詰めされてました。

 こちらも、もうすこし、あとすこし。
 明日は糸魚川の商店街がお休みの日なので「水曜日にいただきにきます」と声をかけて、帰ってきました。

 これだけ待ったんだもの、あと二日なんて、なんでもありません(笑)。

 日本海側の日没は、太平洋側の日の出のような風景。はじまれば、いろんなことが楽しみになる。そんな「日の出のような日」であると、いいなあ。そんなことを思いながら、きれいな夕陽の写真をのせておきます。

 みなさん、おいしい夕ゴハンを。

2018年4月29日 (日)

時々黒姫

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 毎年、GWまでは雪がある能生のシャルマン火打スキー場。今年の冬は雪が多かったから、楽勝だろう・・・と思っていたら、昨日何度かいっているひとと話をしていたら「午前中が勝負」とのこと。春以降とってもあたたかかったせいか、今年はかえって雪が残ってないトシなんだそうで。

 そうなると、下から見上げる黒姫の雪も、今年はなくなるのがはやいのかな。
 なんだか、黒姫の姿も「白と黒」ではなく「白と緑」になってきている気がします。

 今日は、一日子どものサッカーのつきあい。一日外にいると、腕が真っ赤になる季節になってきたんですねえ。熱中症の心配とか、塩タブレットとか。そんな季節なんだなあ。

 そんなこんなで、一日おつかれさまでした。

2018年4月28日 (土)

ひろっぱ

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 広い場所があれば、こどもは遊ぶもの。
 でも、工事現場だったり、片付け途中だったりすると、あぶないから立ち入り禁止だったりする。ドラえもんに出てくる空き地は土管が積んであったりして、たぶん高度成長期のあちこちの下水道や舗装の資材置き場だったんだろうし、いまならきっと壁がたてられ鍵がかけられる場所なんだろうなあ。

 糸魚川駅北大火のあとのこの広場。先週は復興マルシェが行われていたけれど、今朝通ったらサッカーして遊んでいる子がいました。なんだか、いいなあ。あぶなくて、近寄っちゃ行けない場所の時期をすぎて、また遊びに来て、子どもたちだけでいていい場所になる。そして、遊びながらすこしずつ、愛着も戻ってくるといいなあ。そんなことを思う朝なのです。

 広場の向こうには、加賀の井さんの新蔵。右には先日戻ってこられたばかりの畑亀商店さん。
 朝は曇り空だったけれど、ずいぶんと気持ちのいい青空になってきました。

 そんなこんなで、僕はこれからお昼を食べてきます。

2018年4月27日 (金)

てづくりひもの

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 昨日は、地元の日本酒をいろいろ楽しんだり、まわりのひとに知っていただいたりしようという 糸魚川 五醸の会 の年に一度の総会。
 まあこの手の会は、会議はそこそこに切り上げて、あとは大いに呑んであんまりかしこまらない話をたっぷりとすることで、おもしろいアイディアが出てきたりするもの。懇親会はとてももりあがったようです・・・と書くのは、残念ながら中座することになってお酒が飲めなかったから。
 今年の春、会ではじめて取り組んだ、シリアル番号入りの各蔵の限定酒も、振る舞われたのになあ。
 テーブルの上には、地魚の干物や、刺身や、山の幸の煮物、天ぷら・・・。なんだかお酒にあいそうな、豊かなごちそうがならんでいました。うらやましい。

 さて。

 この日、再建なった新蔵で初の上漕が行われたと、加賀の井の蔵元、小林さんが教えてくれました。5/1にはお店に並ぶとのこと。つい先日おなじく再建なったばかりの畑亀酒店さんで、早速初日に買ってこなきゃ。

 はやいひとは、今日のお昼くらいからGWだったりもするのかも。僕は明日も働きますが(笑)、みなさん、よいお休みを。

2018年4月26日 (木)

月末の金曜日がやってくる

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 今朝、新聞を見ていたらこんな折り込みチラシを見つけました。

 そうか、明日はプレミアムフライデーなのか。このだじゃれのセンスは、どこかスポーツ新聞的。オヤジとしてはなかなか「!」なのです。

 それにしても、月末の金曜日に早帰りってのは、ちょっと想像できない世界。一方で、早帰りできたら痛快な日でもある。
 深夜にもコンビニはあいていて、困ったときにはどこかに電話したりすると誰か対応してくれるなんてサービスがあちこちにあるこの時代では、おそらくこういう仕組みはどの日どの曜日に設定しても、休めないヒト、恨み言が出ちゃうヒトは必ず出てくる。「いろんなひとがいるよ」ということがごく自然にアタマの中に入っていると、いろんなことへの寛容度があがって、日々が少しラクになるんじゃないかなあと最近よく思います。

 そんなわけで、明日プレミアムフライデーで、フライをつまみながらプレモルを楽しめるひとは、たのしい夕どきを。僕は、仕事をもう少しちゃんと片付けて、平日午後に休みをとって、蕎麦やさんで日本酒をちょこっと、いただきたいなあ・・・などと夢をみながら。

 みなさん、おいしいお昼ゴハンを。

2018年4月25日 (水)

うれしいことがあったひは

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 「笑顔のお酒」で。
 というわけで、上越で仕事をしていたら 泉家さんのブログに「畑亀さん、おかえりなさい。」という書き込みが。
 今月中には元の場所に建てられていたお店に戻っての再開だとお聞きしていたのだけれど、日まではアタマに入っていなくて、あわてて糸魚川にもどってきました。なんとか初日に間に合って、セーフ。

 うれしい日には、笑顔のお酒をということで、謙信さんのお酒にカテイトエさんの笑顔一杯のラベルが貼られたこのお酒を買ってきました。
 大火で酷い目にあったみなさんが、もとの場所にすこしずつもどってこられる。ほんと、うれしいなあ。

 今日は、もどってきたらうれしく晩酌したいと思います。
 というわけで、みなさんも、おいしい夕ゴハンや晩酌を。

2018年4月24日 (火)

学校の桜

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 って、ソメイヨシノばっかりじゃないんだなあ。そんなことを、市内の小学校にお伺いしてちょっと約束の時間まではやいしな・・・と時間をつぶしているときに気づいたりします。

 田んぼは、あちこちが田おこし中。水を張っている田んぼも増えてきました。
 そして、お伺いした学校では校門に自転車がいっぱい。あったかくなってきたから、自転車をきちんと講習しておくということだそうで、そういえば先週はウチの近所の小学校もやってました。

 みんなが外に出てくる季節、なんだなあ・・・と思っていたら、今日は、雨。無料WiFiの電波が出ている近所の図書館に、ちっちゃいゲームを持った子たちが群がっていたりします。
 それも、どうかと思うぞ(笑)。

 というわけで、昨日の打ち合わせは、eネットキャラバンという、インターネットにつながる機器のヘンな使い方で身を滅ぼさないようにしようねという小学生とその親向けのセミナーのもの。これから市内でもあちこちで、こんな講師ごとも時々やってます。

 さて、そろそろ夕ゴハンの時間が近づいてきました。
 みなさん、仕事もあとちょっと、ですよ。

2018年4月23日 (月)

日差しが強くなってきた

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 昨日の夕陽は海には沈まず、水平線あたりの雲の向こうへと消えていきましたが、それでも暑い日になりました。
 日差しが強くなると、八千川の河口あたりを夕方に撮ると、水面のハネや川底の石に照り返される斜光が、どこか花火のように見えるようになります。昨日も眺めていたらそんな雰囲気が出てきていて、4月だけど、初夏だなあと感じる夕方でした。

 とはいえ夕方になれば、さらっとした空気。歩いているひとも、走っているひとも多くて、いい季節だなあ。

 さて、うってかわって今日は朝から曇り空。だんだんと天気は悪くなっていくようですが、あきらめて働きましょう(笑)。
 おはようございます。

2018年4月22日 (日)

会津のお米、大野のお米

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 先日の福島出張のときに買ってきた「天のつぶ」を炊いてみました。

 ウチでいつも食べている市内大野産のコシヒカリが右、会津産天のつぶが左です。
 印象としては「長い」感じ。

 研いだ娘は「なんだかちょっと少ない気がする」なんていいながら水を入れてお釜をセットしていたので「朝炊きあがったらすこしやわらかいかも」なんて思っていたのだけれど、炊きあがってみたらすごくかみ応えのあるもちもちしたお米でした。
 で、早速冷凍庫からひとつ、昨日のゴハンをチンして並べて、さらに写真まで撮ってしまった酔狂なワタクシの朝です(笑)。

 こうやって食べ比べてみると「お米って、味がちがうんだなあ」と思う。
 去年の秋、新之介を食べたときも思ったのだけれど、もうひとつ思うのは「僕らはコシヒカリをほんとに食べ慣れている」のだということ。ウマいとか、そうでないとかじゃなく、あの味と食感に、きっとすごく馴染んでいるんだろうなあ、と。だから、あたらしいお米を食べても「うん、おいしいね」「これはすごいなあ」とか言ってるんだけど、あらためて次にお米を買うときには、いつものを買っちゃう。日々のゴハンの継続力って、すごいなとそんなことを思ったりもするのです。

 とはいえ、ときどきこうやって他の土地のお米を食べてみるのも、たのしいもの。ほんと、どこのお米もおいしいよなあ。糖質制限ダイエットなんて、つまんないよなあ(笑)。

 そんなこんなで、おはようございます。

2018年4月21日 (土)

今日は夏日だそうですが

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 なんでも予報によると、今日は糸魚川も夏日になるそうで、ずいぶん気温があがりそう・・・と思ってTシャツを着て子どものサッカーについていったら、陽の当たる背中だけがあたたかく、まだまだ寒い朝でした。
 朝も晩も暑くなるには、まだまだはやい。そのさらっとした空気が、4月の終わり。

 さて。

 昨日の夕方も、夕陽が沈む頃の須沢海岸には、ぽつんぽつんと釣り人がルアーを投げていました。なにが釣れるんだろう。

 数日前の新月まわりでは、糸魚川のあちこちでもホタルイカも出たようだし、いろんなひとから海の話しが増えてくる季節になりました。

 今日は、糸魚川駅近くで復興マルシェ。あとで出かけてみようかな。
 そんなこんなで、おはようございます。

2018年4月20日 (金)

季節感

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 ウチの職場ではあんまりないことなんですが、同僚と一緒にお昼を食べてきました。
 中庭の坪池に金魚がはいってはじめての、泉家さん。ひょうたんの器の中、ついてくるサラダの蓋をあけると、こごめがあしらってありました。
 家ではけっこう食べてるけど、定番献立の中にはいってくると「あ、はいってる」とうれしくなる。あちこちの定食モノの小鉢なんかでも、そのうちゼンマイの煮たのが入ってきたり、ワラビのあえものが入ってきたりする。その3つの山菜の移り変わりが、春のグラデーションだったりもするわけで、一斉に爆速で駆け抜けていった今年の春にも、しっかりこのグラデーションはあるのだなあ。そんなことをあらためて思うお昼なのです。

 ちょっと昼寝したい午後、だなあ(笑)。

2018年4月19日 (木)

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 昨日は出張先からの帰り道、途中の山間部で夜間の濃霧でずいぶん消耗しました。長距離いつも走っている仕事のひとは、すごいなあと思う。なんだかぐったりつかれて就寝。そして、今朝起きてみたら、今度は糸魚川に濃い霧。時折青空が広がる晴れ空に霧って、当地ではけっこうめずらしい天気かもしれません。

 そんなこんなでそろそろお昼。みなさん、おいしいお昼ゴハンを。

2018年4月18日 (水)

表日本にくると

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 今日は、仕事で福島に来ています。

 泊まったホテルでは、まずフロントの寄付金箱が札でいっぱいでびっくり。台湾での地震への寄付だそうで、「おかえし」の気持ち、感じました。
 部屋に入ってトイレの水場の足下には「非常用」とかかれた水のはいったタンク。次があったらイヤだけど、次があっても困らないように。ずいぶん昔に関西にいったときと感じたのと同じようなことを感じました。
 中越・中越沖とあったウチの県は、そろそろこういう感じは薄れてきてるよなあ。ウチもストックの水そろそろあたらしいのにかえなきゃとか思ったり。

 さて。

 海がどっちにあるかで方向感覚がきまってる日本海側人間としては海がない場所だと、ちょっと不思議な感じがするのだけれど、今日は雨でそういった感じが薄いのがちょっと残念。で、話のタネに一昨日の日本海の夕景を一枚のせておきます。波にあらわれてまあるくなったテトラと、夕日。

 おはようございます。

2018年4月17日 (火)

赤の前の時間

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 昨日は、「オヤジの先輩」な客人が旅の途中でちょこっと須沢の浜に立ち寄ってくれました。久しぶりにお会いして、相変わらずバイタリティ溢れるパワーをもらって(銚子のぬれせんべいもごちそうさまでした!)、一緒に眺めていたときの海はこんな色でした。

 シャンパンゴールドというにはちょっとおとなしめだけれど、僕は赤くなる前のほのかにこんな色の海も、けっこう好きなのです。
 港へと帰って行く船は、だんだんと「右」に向かって大きくなり、太陽はこの画面左上の「欄外」を、すこしずつ枠に向かって移動している時間帯。
 ひさしぶりに見ると、姫川の河口はだいぶ本来の場所へと退いていきました。しばらく海に来ていなかった僕にとっては、夕方ここに来るのも、Sさんの御縁によるものだなあ、と。

 さて、僕も今日明日と磐越道を通って福島方面で仕事です。

 おはようございます。

2018年4月16日 (月)

ご近所の給食

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 日曜日の夕方、ご近所のスーパーにいったら、給食のメニューが貼られていました。
 前はこのお店、最寄りの小学校のだけだったような気がするのだけれど、いつのまにか中学校も、おとなりの小学校のも貼られています。
 まじまじと見てみると、いつものことながら豪華なゴハンだよなあ。

 一年生の初日には、御祝いのゴハンがついてたり。僕らがコドモの頃とは大違い。
 先日給食会計を見る機会があって、まじまじと見ていたら、主食代より牛乳代のほうが高いのも驚きました。

 そんなこんなで、今日もそろそろ夕暮れどき。
 きれいな夕陽になると、いいなあ。

 ではみなさん、おいしい夕ゴハンを・・・には、ちょっとはやいか(笑)。

2018年4月15日 (日)

タイヤ交換

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 午前中「そろそろやっておかなきゃ」で家の車のタイヤを2台交換。1台分はもう雪タイヤが来シーズン使えそうにない減り方でちょっとしょんぼりしながらも、夏タイヤがちゃんと目が残っていてほっとしました。
 あと一台はちょっと特殊なボルト・ナットなので、明日車やさんに持ち込んでお願い予定。

 桜も見送って、タイヤも換えて。あちこちでの春祭りも終わり、これであちこちで田植えが終わると、もう初夏の頃、ですねえ。

 そんなこんなで、思い出のように、数日前の姫川沿いの一本桜を、一枚。
 そろそろ週末もおしまい。新しい週、またがんばらなきゃ。

 では、みなさん、おいしい晩酌だの夕ゴハンだのを。

2018年4月14日 (土)

隣町の駅

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 田舎町は車社会。そんなわけで、あんまり駅には縁のない暮らしになります。降りたことのある駅を数えると、たとえば信越本線上の駅より、山手線の駅のほうが何倍も多いのかも。

 そういう暮らしをしていると、なにかがかわったときはチャンス。去年下の子がサッカーをはじめて、週末の練習が隔週で能生であることもあって、ずいぶん能生に来ることが増えました。今日も駅の横を通り過ぎたら駅の桜がとてもきれいだったので、つい立ち寄って眺めてみています。

 まるでバスみたいな一両編成のときてつ。通学のない土曜日の日中でも、けっこう混んでるなあ。平日朝晩は相当混んでるし、もう一両つないでもらうわけにはいかないんだろうか。そんなことを以前よりずっと思うようになったのも、上の子が列車で通学するようになったから。

 かわると見えてくること、感じるようになることって、あるんだなあ。それがまた、ルーティンで忙しい中年オヤジには、なかなか新鮮だったりもするのです。

 さて、そろそろお昼。みなさん、おいしいお昼ゴハンを。

2018年4月13日 (金)

春の資材祭り

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 今朝新聞を見ていたら、LACさんの春の資材祭りのチラシが入って来ていました。
 子どもがちっちゃい頃はあれに行くのが楽しみで、わたあめ貰ったり絵を描いて持っていったり、ヒーローショーを見たりして、お昼ちょっと前に糸魚川を出て高田に花見に行くというのがパターンだったような気がします。でも、今年は今週末に行くと、名残の桜。「今日はまだちょっと寒いね」とか「桜咲いてるかなあ」とか言いながら行ってたことが多かったことを思うと、今年はほんと春の足が速いなと、つくづく思います。

 そんなわけで、写真は美山公園の足下。
 もう、桜もだいぶ散ってきました。その分、風が吹いたり、歩き回ったりすると、足下がずいぶんときれいです。

 今日はいい天気だからあちこちで名残が楽しめそう。でも、週末は荒れるとかで、今年の春はお休みにも優しくない、ですねえ。

 さて、もうじきお昼。みなさん、おいしいお昼ゴハンを。

2018年4月12日 (木)

雲の立体感

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 ほとんど高層建築物のないウチのあたりではみかけない広告ですが、都市部では「マンションポエム」なる広告が話題になっているのだとか。すごくきれいな写真に、なんだかよくわからないけれどイメージ重視の、まるで「ポエム」のようなコピー。
 ちょうど昨日は福岡の駅前の広告のことを友達が話題にしていて、そこのコピーが「これからの人生に上昇気流を生むこと」だったので「そうか、みるみるうちに雲が立ちこめてくる住まいなのか」なんて話しをしてたら「駅前だからいつ降っても家には帰れて平気ってことじゃない?」なんて話しも出て、なるほどなあ、と(笑)。

 マンションは近所になくても、立体感のある雲はこの季節になってどんどん増えてきました。
 ソラが全部雲で埋まっていて、高さを感じるすべもなかったのが、冬。雲の立体感を感じるということは、だんだん青空が増えてきて、高さを感じるスペースができてきたってことなんだろうなあ、きっと。

 そんなわけで、今日の桜は姫七発電所近くの大きな一本桜のところ。僕はこの近くにある、点描のような神社の桜が好きで、そちらも楽しみに眺めています。

 そろそろ、あちこちでは桜吹雪。信号待ちのとき妙に舞っていてきれいだったりもします。週末は、晴れるといいなあ。

 そんなこんなで、みなさん、おいしいお昼ゴハンを。

2018年4月11日 (水)

撤収

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 昨日は快晴のけんか祭り。いろんな方のFacebookなどに、たくさんの祭りの写真が並びました。みられた方、いいなあ。
 僕は、コドモの習い事のつきあいで、暗くなってから一の宮界隈へ。ついでに境内を歩いていると、暗い中一生懸命露店を撤収している方たちが仕事されてました。

 そういえば、昨日の習い事のB先生が「昼間に来てた子が『店が閉まって高田公園に戻っちゃうから、はやくいかなきゃ』って言ってたよ」なんて話しをしてくれました。そうか、高田公園のテキ屋さんが、平日だし一日だけこっちに来たりしてるのかな。リンゴ飴とかチョコバナナとかに心躍らせるのも、祭り。なんだか、たのしい昼間だったみたいでなにより、なのです。

 さて、今日はうってかわって強風の朝。
 トキ鉄がすこし遅れたりもしているようですが、みなさんお気をつけて。

 おはようございます。

2018年4月10日 (火)

ひとりじめ

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 小学校の頃は、基地めいたものはなんでも好きでした。
 新潟県特有の、高く壁のように干すはさがけの稲のカコミの中に、いろんなもの持ち込んだりとか、よくしたなあ。
 で、小学校から見て僕が住んでいるところの反対側にあったイカリ公園も、なんだか胸躍った場所のひとつ。小高い丘、のぼったりおりたりできて、丘の上からおりるすべり台。丘にのぼるのもまっすぐだけじゃなくて、でこぼこした坂だったり、まわりをまわったりいろいろルートがあって、さらにそこにのぼりたくなる木もあって。

 上の子を駅にピックアップに行く途中、ひさしぶりに夜、のぞいてみました。
 ちょうど桜が街灯に照らされていい感じ。風がつよくて誰も居ない中、秘密基地な公園を独り占めしていました。なかなか優雅な時間だったなあ。

 さて、今日はうってかわって穏やかな晴れの朝。風も収まった感じで、祭り日和。仕事で見に行けないけれど、今日は天津神社の「けんか祭り」ですねえ。みなさん、たのしいお酒を。

 おはようございます。

2018年4月 9日 (月)

二色の海

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 昨日は小谷の方では雪もちらついたそうで、ひさしぶりの冷え込み。上流では雨もけっこう降ったのか、姫川はずいぶん濁っていて、夕方の近所の海はこんなふうに河口まわりだけずいぶんとちがう色になっていました。

 寒いだけなら、桜が長持ちしてくれそうなのだけれど、強い風だったり雨がぱらついたりするとさっさと散ってしまったりもするので、今週はちょっと天気もお手柔らかに願いたいなあと、そんなことを思っています。

 さあ、一週間のはじまり。電車通学のはじまる上の子も、6時前に駅へと出かけていきました。きっと、ぼかあ夕方眠くなるはず(笑)。

 おはようございます。

2018年4月 8日 (日)

秘密基地は、もういい

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 高田公園にいくと、ちびっこ広場のところに残る土塁の根が露出したロボットみたいな木のところでなにか悪さをするのが、下の子の日常でした。でも、4年生にもなると「あそこは、いいや」になったりするんだなあ。秘密基地めいたところの誘引力もだんだん弱くなるのかも。

 というわけで、土曜日。雨風の中、高田公園にお花見にいってきました。
 上の子は春から毎日この界隈なのだけれど「桜がだんだんひらくのを見て通えるね」なんて言ってたらもう来週は散っていきそうな雰囲気。今年は桜が「速い」だけに、急いで一家で出かけることに。
 若杉の天むすは残念ながら売り切れだったけれど、ちょうど滞在中は雨も降らず青空も出て、時にあったかいくらいの陽気に。猿回しも楽しんで、いい土曜日になりました。

 ここでDSだかPSPだかやってる連中も、1~2年後にはここを秘密基地めいた使い方をしなくなるのかなあ。

 そんなこんなで、日曜日も暮れました。
 また明日から、あたらしい一週間。
 それではみなさん、あったかいお風呂とか、おいしい晩酌を。

2018年4月 7日 (土)

アセチレン焚いてリンゴ飴

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 今日は朝から冷たい雨と風の土曜日。なので、数日前の黒姫を望む青小近くの桜です。
 この配管の中身は、アセチレンガス。
 はじめて深夜放送で木根川橋なる曲を聴いたとき、妙に親近感を感じたのは、この配管のせい(おかげ?)です。当時あった市内4小学校の合同運動会。ここに集まった田沢小の僕らは、この配管近くによじのぼっては、怒られてたなあ。小学男子は高くて狭い場所のある、基地めいたところの誘惑には、逆らえないものだから。

 さて、昨日は入学式のハシゴ。
 午前中は、幼稚園の「絵本まま」の最終日に約束した年長さんたちの小学生姿を見にご近所の小学校へ。今年からコミュニティスクールの委員は来賓席ではなく主催者側に座るということで、この仕組みのことを考えれば「なるほどなあ」と思いながらみんなのものすごく元気な返事を聞いてきました。
 そして、午後からは上の子の高校の入学式。はじめて通う「市外」の学校。やつらのアウェイ感はどんな感じなのだろう。入学式後、親のいろいろ(保護者会とか...)が終わるのを待っていた連中は、観桜会でごったがえす高田公園に行き、する天だとりんご飴だのをかかえて学校に戻ってきました。ウチの子がする天と花見団子で、友達の女の子がりんご飴。この見かけの女子度のちがいもまた、ウチの子だなあと思ったり(笑)。

 そんなこんなで、寒くても、あったかくても春。
 みなさん、いい週末を。

2018年4月 6日 (金)

赤いろうそくはどこ?

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 いつもここから海を見下ろすと、姫川港の赤い灯台が、まるで「赤いろうそく」のように浮かび上がります。でも、一本満開の桜があると、やっぱり目はそっちにいっちゃうんだなあ。

 美山までの道は、桜コース。市民会館界隈も、糸魚川中学校横も、そしてここも、この先の美山公園界隈も。あちこち桜が咲いていて、なんだか気持ちのいい道です。
 畑仕事も、はじまりましたね。

 さて、今日はご近所の小学校の入学式。黄色い帽子の連中がにこにこしながらオオイバリで歩いて行くんだろうなあ。

 そんなこんなで、おはようございます。

2018年4月 5日 (木)

ゴリラ公園の夜

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 ゴリラ公園で桜を眺めていたら、ちっちゃい女の子に「こんばんは!」とすごく元気に声をかけられました。彼女は間髪いれずにとなりのブランコで遊んでいたおにいちゃんにも「こんばんはって言わないといけないんだよ!」とツッコミ。となりでお父さんが笑っています。
 そのあと「絵本ままのひとだ」。話しを聞くと、僕が毎月お伺いしている近所の幼稚園の子。僕はだいたい年少さんのクラスに入るので、今年の春まで毎月いっていたところの子なんだとか。暗いのに、しかもちがうカッコなのに、よくわかったねえ。なんだか、うれしくなっちゃいました。
 おにいちゃんは春から小学校だとか。「入学式もおじさんいくよ」って言ったら、なんだかうれしそうでした。

 近所の公園の夜桜。なんだか、うれしい時間でした。
 こういう風景も、ゴリラは見守っているのだと思う。

 今朝はずいぶんと涼しい朝だったけれど、雨はあがりました。
 今日も、あちこちでいい桜を愛でられますように。

 おはようございます。

2018年4月 4日 (水)

枠の向こうの

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 デンカ工場を見下ろす小高い丘の上。高速道路の下から眺めると、海側にも、山側にも桜があります。昨日は、高速道路を額にみたてて海側の桜を一枚。

 いつもはもっともっと桜を待ちわびながら、すこしずつすこしずつひらいていくのを待っている感じがするのだけれど、雪が多かったはずのことしの春はとんでもない駆け足。気がつけばどんどんとひらいていて、桜の速度の置いて行かれそうな感じです。

 もうすこしのんびり、桜を楽しみたいなあ。でも、そういうわけにもいかないのが「年度初め」ってヤツ。せめて、風であっという間に散ってしまわないように、長持ちしてほしいな、と。

 みなさんのまわりでも桜、咲いてますでしょうか。
 おはようございます。

2018年4月 3日 (火)

誕生日のケーキ

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 年度末年度初めと出張は多かったものの、めずらしくクルマでの長距離移動ばかり。久しく新幹線には乗っていなかったので、3月にホーム内に登場したこのディスプレイは昨日はじめて見ました。

 家人が新幹線通勤をはじめて、家族みんなで暮らせるようになったわが家としては、新幹線は劇的変化ツール。昨日はコドモのサッカーの帰りに「ひさしぶりに入場券買ってホームまで迎えに行くか」で、こんな感じなのです。

 一昨年暮れの大火のあと、多くの人が貼ってくれている「がんばろう糸魚川」のステッカーとおなじデザインのポスターも、色が抜けちゃってるなあ・・・と思っていたら、駅の方がしっかりその上から塗ってくれていて、それもとてもうれしかったことのひとつ。
 職場のプリンタで印刷して時々持ち込んでいたんですが、ウチの職場のは耐光性能が低くて、すぐ色あせちゃうのだよね。それを「みっともないからはがす」んじゃなくて、こんなふうにしてくれている。駅の人も、糸魚川の人、みんなと一緒の気持ちがある。そんなことが伝わってきて、とても嬉しかったのです。

 帰り道、糸魚川小学校のグラウンドの桜が、街灯に浮かび上がってとてもきれいでした。
 日曜日に地域の方がちょうちんを吊ってくれた、ウチの近所のゴリラ公園の桜もそろそろかな。夜に散歩で眺めにいってみようかな。そんなことを思う朝です。

 おはようございます。

2018年4月 2日 (月)

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 日曜日にお伺いしてきた 根知男山・豊醸蔵のお話をもう少し。
 写真は、入り口の壁に吊ってある大きな一枚板の中に見つけた「顔」。
 木はひとつもおなじ模様はないので、見ていると本当に面白いです。

 今回の建物では200本を越える樹齢80年以上の杉を、地元の山から切り出し、地元で乾燥させ、地元の製材所で板や柱に(しかも12mもの長い材のままで!)製材し、それを地元の棟梁が建てたとのこと。
 2階はどこか大正モダンを思わせるしつらえなのですが、一部屋だけ梁や柱、天井がそのまま見える状態になっている場所があって、そこを見せていただくと「頸城のあたりだけでみられる雪に備えるための天井裏の構造」などがあったりと、雪国の大工の棟梁の技術の蓄積がたくさん見られます。

 デカくて重いものを、地元でちゃんと確保し、加工して、その場にそのまま建てる。あっちこっちに動かすための労力(やCO2や・・・)もかからないし、地産地消のひとつの形でもある。なにより「自然だなあ」と。

 このあと、機会があればそのたびに、建物の自慢を関係者の方と一杯やるたびにお聞きしたいと思います。建物の自慢は、そのまま根知谷の自慢。そして、根知谷に住むひとや、そのひとの手にある技術や、できる仕事の自慢でもある。おらがまち、なかなかいいよっていう話しになる。
 だから、いろいろお聞きするのが楽しみなワタクシなのです。

 さて、あちこちで桜もさきはじめました。あとは、すこし余裕をつくって、眺めに行くだけだな(笑)。
 ではみなさんおいしい夕ゴハンを。

2018年4月 1日 (日)

豊醸蔵

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 今日は、根知男山・渡辺酒造店さんのあたらしいゲストハウス「豊醸蔵」のオープンの日ということで、9:30のオープンにあわせてお伺いしてきました。
 この蔵のことを SAMURAI.JP という日英両方の言語の雑誌で紹介された 写真家 田川清美 さんが、蔵のオープンにあわせて糸魚川にやってこられたのですが、不思議な御縁でご一緒させてもらってのお伺い。渡辺社長と田川さんがガッツリ二時間ほど話すのをとなりでにこにこしながら聞いているという、なかなか素敵な体験をしてしまいました。

 自分がどうあるべきかをきちんと考え、必要な情報をきちんと集め考えながら、地域をきちんとまわすプレイヤーとしての酒蔵を考える。僕もたっぷり刺激されました。

 というわけで、写真は豊醸蔵を撮る田川さんと、蔵の前の五百万石の田んぼ。朝は堆肥のにおいが強く「ああ、田植えの準備が進んでいるんだなあ」とおもったこの場所は、お昼頃蔵から出てくるとまったくちがうにおい。朝と晩で風の向きが反転する根知谷ならではだなあと、そんなことも思ったワタクシなのです。

 蔵のショップでは、大吟までのいくつもの種類のお酒をリーズナブルに体験できる細い瓶があったり、この建物を手がけた大工さんの手による組み細工の酒瓶があったり、いろいろ「!」なものもたくさん。根知男山の酒粕をつかった海洋高校の子たちが開発した「カジキマグロの粕漬」なんかも買うことができて、いい「アテ」もそろってます。

 お近くにいかれるかたは、ぜひ。

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