通り道
トキ鉄と国道が併走するあたりに、立派な鳥居。
いつも「あ、ここに神社があるのか」くらいにしか思ってなかったのだけれど、つい先日線路の反対側の道を走っていて「あ、ここは鳥居しかないのか」と気づきました。
鳥居の後ろには、ヒトだけが通ることができる踏切。そして、そこから小さい川沿いにもう少し山側にいくと、田んぼが切れ、里山にさしかかるあたりに、祠が見えます。
そうか。
漁師のひとの神様が、近くの小高いところに祭られているというのはこのあたりでもよくある話だけれど、その参道を遮らないように、ちゃんと線路に踏切を作ったんだなあ。このあたりは、線路を車でわたる場所がいくつかあって、あえてここを通すとすれば「参道」だからということ以外に理由がない。それだけ「みんなをまもる神社」への思いが、あったのだなあとあらためて思う風景なのでした。
柏手を打ち、おみくじをひいたりして、多くの人がなんとなく神頼みするお正月。神社に詣でることって、ある意味「人事を尽くして天命を待ってます」って宣言のようなものだものなあ。
そんなこんなで、今日はあちこちバリバリに凍ってるけれど、なんだか青空がひろがってます。こういう日は、いいねえ。
おはようございます。
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