土地それぞれ
比較的時間の余裕があるはずの一泊二日の関東仕事は、結局移動で四苦八苦。
いつもは高速バス90分の今日のお伺い先は、電車を乗り継ぎ、途中倒木などで阻まれ、最後は身の毛もよだつタクシー奮発でなんとかたどりついたものの、仕事がおわっても高速道路は復旧せず、結局またいろいろ乗り継いでなんとか新幹線までたどり着きました。ただ、糸魚川まではたどり着けないので、途中まで迎えに来てくれるという家人のおかげでなんとか家まで帰り着ける見込みです。いやはや、日頃ちゃんと予定通り動く交通機関をあてにしてぎりぎりの予定を組んでいるだけに、こうなってみるとあらためて、東京って遠いのだなあと思います。
さて、写真は、昨日泊まった宿のすぐちかくの果物やさん。
昨日は、高速バスが止まっていて前日移動をさっさとあきらめたこともあって、おだやかな気持ちで過ごすことができた。今日は、いままで通ったことのない経路で無理矢理移動したこともあって一日中余裕なく過ごすことになった。
あらためて「オオゴトが起きた日には、あきらめるのは大事」なんだなあと実感しました。きっと、動かないことにすれば、今日の関東は白い雪に青空で、きれいで気持ちいい日だったはずなのだから。
結局の所、備えあれば憂い無し。たとえ雪国な人間でも、雪への備えのないところではなにもできないわけで、あらためて新潟ってのは雪にカネ、かけてるのだなあと、あらためて思うのです。そして、昼間だけじゃなく、夜中や早朝に雪をなんとかするために働いてくれてるひとも。
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