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2018年1月31日 (水)

つきあたりは雪山

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 ウチの前の路地は、厚いところで15cmくらいの岩盤ならぬ雪盤の場所と、なにもない場所がまだらであらわれる状態になっています。それが、気温があがると緩んでぬかるみになり、下がるとがっちり凍ってまた「雪盤」に戻る日々。とはいえ、降らなければすこしずつ減っていきます。

 僕がこどもの頃は、この路地を除雪車が通ってくれることはほとんどなく、ずいぶん雪が貯まって収拾が付かなくなったときの「一斉屋根雪下ろし」みたいなときだけだったなあ。そう思えば、今の様にある程度降ると毎回通ってくれるのは、ありがたい限り。

 で、この道を通る除雪車は、かき分けながら前へと押していくタイプの車だから、つきあたりのところに山を作ります。そんなわけでパターゴルフ場の生け垣を越えてむこうまで、こんなふうに今は雪山が。それもだんだん小さくなってきました。
 向こうの道も、数日前は消雪パイプの水がいくら吹いても路面が出てこなくてでこぼこだったのに、今は道幅一杯にアスファルトが見えるところまでやってきて。

 これで終わりってことはなくて、まだまだ降るのだろうけれど、そろそろ一休みしようよ。今晩は月食らしいしさ。そんなことを思う(というか、願う)ワタクシなのです。

 さて、もうじきお昼ゴハン。みなさん、おいしいお昼を。

2018年1月30日 (火)

ぼくが小学生だったら

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 きっと、あのつららが欲しくて欲しくてしかたないんだろうなあ。そんなことを思った、本町通り商店街でみかけたでっかいつらら。

 下の屋根より大屋根のほうのがデカい。手が届かないから、雪玉なげてなんとか落とそうとして、ガラス割っちゃったり、ちゃんとつららにあたったのに当然ながら落ちてきたつららは割れちゃって、長いままではとれなかったり。

 なんだか、なつかしい気持ちになります。

 さて。

 警報も解除になったようで、日差しがのぞいてきました。このまま、あったかくなってくれるといいのになあ。気温が緩むと、昨日の朝みたいにあちこちで雪が溶けて、どこもかしこも白いどろんこみたいになってしまうので、それはそれで難儀なのだけれど。

 そんなこんなでみなさん、おいしいお昼ゴハンを~。

2018年1月29日 (月)

知らない世界

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 僕がこどものころも、オヤジに連れて行ってもらったスキーは、踏んで固定するビンディングだったし、ブーツもバチンと止めるやつでした。ただ、踏まれたりしてキズがつくと、その下から木がのぞいたり、相当強い衝撃でもビンディングがはずれなくて足を強烈にヒネったりなんてことは、あったなあ。近所で遊ぶのは、長靴をベルトで止める、プラスチックの「ミニスキー」だったけれど。スノーボート的なそりは、ちょうどではじめのころだったかもしれません。

 そんなわけで、こういうひもで止める木のスキーは「資料館で見る」類いのもの。
 昨日の旧倉又茶舗での「カルタ会 in 町屋」の途中で裏土間でトイレをお借りしたとき、無造作にぽんと立てかけてあるスキーに「!」してしまいました。
 きっと、あの頃も、こういったスキーは土間のはしっことかに、こんなふうにたてかけてあって、季節になるたびに取り出されたりしたんだろうなあ。あわせる靴はきっと、編み上げの革靴だったりするんだろうなあ。

 さて。

 今日は、朝から雪。ただ、先週のあの寒い寒い中降るさらさらした雪とちがい、湿っていてつぶの大きい、本来の当地の雪という感じがします。積もると、イヤだなあ。

 そんなこんなで、みなさん、おいしいお昼ゴハンを。

2018年1月28日 (日)

上刈みかん

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 今日は、午前中に 糸魚川の町屋文化を守り伝える会 さんの「カルタ会 in 町屋」にお伺いしてきました。
 毎年恒例になったこのカルタ会で、これまた毎年恒例のように、上刈みかんに遭遇。
 最近は、保存会の方たちがいろいろ努力されていて、公園にあったり、庭木として植える方が出てきたりと、すこしずつ広がっているそう。毎週木曜日にお店に並ぶ、イノヤさんの上刈みかんケーキも、今年はまだ食べてないし、今週こそはのぞきにいかなきゃ。

 そんなこんなで、午後からも13:00-15:00、19:00-20:30とやってますので、ぜひお近くの方はお立ち寄りください。いろんなカルタやすごろく、だるまおとしやコマなどで、懐かしい遊びができますよ。
 詳しくはこちらをどうぞ。
 http://www.itoigawa-machiyakai.com/info/karuta-kai-in-machiya2018/

2018年1月27日 (土)

選択と集中

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 毎年、通りかかるたびに思うこのいきどまり。
 全部の道を除雪なんて、とうていできない。ならば、今必要な道、特に必要な道だけ、さきにどうにかしなきゃ。中には「必要だけど、ちょっと優先度は低い」なんて道もある。それは、みんなでがまんする。

 雪ってのは、いろんなものを可視化するブツだなあ。

 今日は、きらら青海で「これくらいの雪、いつもだったよなあ」という話を地域のじいちゃんたちとしていました。
 除雪だって、いまのほうがずっときれいにしてくれる。そもそも、僕が小学生のころはまだラッセル車がめずらしくて、ほとんど左右にかきわけていくだけでたまっていくとどうにもならなくなっていったし、一桁国道でも「根雪」的に路面が白いままの時期がかならずあったように思います。

 要は「降ったらいつもどおりにはできない」という、雪国ならではのあきらめが、もっと徹底していたということなんだろうなあ、と。お店にものがなくなるのも、どこかへ移動できなくなるのもあたりまえ。それを織り込んでいろんなことを考えていた。もちろん、それで生産性は落ちるんだけれど、それも含めて。

 そういう感覚って、もうすこし戻ってきても、いいのかもしれないなあ。
 少なくとも「対策が不備だ」と声高に言うより、この時期の、(たとえば関東の大雪のように、滅多に来ないことの)対策としては、ずっと建設的だという気もする僕なのです。

 そんなわけで、雪が降っている地域のみなさんは、午後からもおとなしくお過ごしください(笑)。

2018年1月26日 (金)

松澤先生の碑

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 寒くて、風が強くて。
 だから、降るほどにはつもらず、でもずっと降ってるだけにそこそこはつもって、冬は難儀だなあとあらためて思う今日この頃。ここんところ、ずっと路面が白く埋まってる日が続くような冬は、なかなかこなかったものなあ。

 さて、写真は旧須沢小学校、今の須沢自治会館敷地のはしっこにある「松澤先生の碑」。
 かつて、農村に小学校ができるってのはかなり大変なことで、最初のころの先生は、名士さんだったんだろうなあ。
 そうでなくても、梅澤・白澤・松澤ばかりのこのあたり。この碑の松澤先生の末裔も、ご近所におられるのかなあ。

 あちこちで積み上げられた除雪の山もだいぶたかくなり、あちこちでは岩盤のようになった雪をなんとか割り、はがしてどけようとしているひともがんばってます。土曜日には雪は一段落とのこと。週末にはみんなも、ゆっくり休みたいよねえ。

 そんなこんなで今週も終わりがみえてきました。みなさん、もちょっとがんばって、あったかい夕ゴハンを。

2018年1月25日 (木)

鮮やかな、赤

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 昨日は、何度も信号無視しそうになってしまいました。それは、強い横風で信号に雪がつき、どこがついているかよく見えない場所がたくさんあったから。

 LED信号は夕方の西日がつよい時間帯でもよく見えるのだけれど、こういった雪がついたときにすぐ見えなくなってしまうのが泣き所。省電力というのは「廃熱がすくない」ということ。こういうときは、電球の信号だと、赤と青は見えるけど黄色だけ雪に埋まってるなんてことがあるのだけれど、あれは点灯時間がながければある程度溶けるってことなのだろうなあ、と。

 そんなわけで、こうやって風がつよい中、長い道具で信号を拭う仕事もあっての、見える信号。寒いし、危ない仕事だと思う。どうもありがとうございます。

 雪が付着しにくい、薄くて斜めについている次世代のLED信号機もだんだんと出てきました。あれだと、すべり落ちやすくてこういう感じにはなりにくいのかな。

 今日も強い風が吹いて、雪が舞ってます。
 おとなしく、ゆっくり移動しませう。

 おはようございます。

2018年1月24日 (水)

夜にはたらくひと

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 朝玄関を出ると、家の前の道にわだちはなし。そのかわり足跡がポストにむかっててんてんとついていました。

 雪は、跡をのこす。そして、雪は、跡を隠す。
 昨晩、日付が変わった頃車で戻ってきたときのわだちはもうないから、あれからそこそこ雪が降ったことがわかる。そして、そのあと車で通ったひともたぶんいなかったということも。
 で、新聞やさんは、広めの道にとめて、歩いてこの道沿いの家に、入れて行ってくれだんだなあ。

 ウチは取っている新聞がいくつかあるので、配ってくれるお店も2つあるのだけれど、足跡も北側からと南側からひとつずつあったり。ほんと、雪の中おつかれさまです。

 そんなこんなで、無事国道で車は立ち往生もせずに流れ、学校や会社は稼働し、朝のウチに「今日のPTAの会合、中止にしましょう」なんて電話が学校からかかってきたり(笑)、みんな手際よく話しは進んでいく。これもまた「雪があたりまえ」な土地のひとたちだから。

 僕らは、たとえば大きな台風が来るときの対応は、あまり上手にできない。その分、雪にはちゃんとエリアとして対応できる。昨晩に続いてですが、ほんと「土地それぞれだなあ」とあらためて思うのです。

 そんなこんなで、ここ数日けっこう荒れそうです。みなさん、くれぐれもご注意を。
 おはようございます。

2018年1月23日 (火)

土地それぞれ

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 比較的時間の余裕があるはずの一泊二日の関東仕事は、結局移動で四苦八苦。
 いつもは高速バス90分の今日のお伺い先は、電車を乗り継ぎ、途中倒木などで阻まれ、最後は身の毛もよだつタクシー奮発でなんとかたどりついたものの、仕事がおわっても高速道路は復旧せず、結局またいろいろ乗り継いでなんとか新幹線までたどり着きました。ただ、糸魚川まではたどり着けないので、途中まで迎えに来てくれるという家人のおかげでなんとか家まで帰り着ける見込みです。いやはや、日頃ちゃんと予定通り動く交通機関をあてにしてぎりぎりの予定を組んでいるだけに、こうなってみるとあらためて、東京って遠いのだなあと思います。

 さて、写真は、昨日泊まった宿のすぐちかくの果物やさん。
 昨日は、高速バスが止まっていて前日移動をさっさとあきらめたこともあって、おだやかな気持ちで過ごすことができた。今日は、いままで通ったことのない経路で無理矢理移動したこともあって一日中余裕なく過ごすことになった。

 あらためて「オオゴトが起きた日には、あきらめるのは大事」なんだなあと実感しました。きっと、動かないことにすれば、今日の関東は白い雪に青空で、きれいで気持ちいい日だったはずなのだから。

 結局の所、備えあれば憂い無し。たとえ雪国な人間でも、雪への備えのないところではなにもできないわけで、あらためて新潟ってのは雪にカネ、かけてるのだなあと、あらためて思うのです。そして、昼間だけじゃなく、夜中や早朝に雪をなんとかするために働いてくれてるひとも。

2018年1月22日 (月)

あたりまえの新幹線

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 今日は、午後から関東で降雪の予報。もしかしたら積もるかも…とのこと。だけれども、あまり心配せずそちら方面への新幹線に乗って移動中です。
 ホームにのぼるエスカレーターをひさしぶりにまじまじと眺めてみて、さびが浮いていることに気がつきました。そうか、ついこの間できたばっかりだって感じがするけれど、考えてみればもう、越後湯沢乗り換えで上京していたあの感じって、思い出しもしなくなっちゃったものなあ。
 越後湯沢経由上京の頃は、雪がひどいときは新幹線が遠くて、途中でずいぶんとまったり、たどり着けずに折り返してきたりなんてことも。それはそれで、なんだか懐かしい、冬の風物詩のような思い出なのだけれど。

 いまとなっては、あたりまえのように「昼間関東で打ち合わせして、夜もどってきてこどもの習い事の迎えに行く」なんて予定を組んじゃうようになったけれど、これも新幹線さまさまだなあと思うワタクシなのです。先週の車移動のように「疲労困憊」になることもないし・・・と、これはトシを取ってきたからこそのうれしさのひとつでもありますね。

 そんなこんなで、半分こわごわ、半分たのしみに、これから雪の東京方面に向かいます。明日の朝の鹿島への高速バスは大丈夫かな。

 おはようございます。

2018年1月21日 (日)

文政八年

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 糸魚川の町屋文化を守り伝える会や紅梅文庫などでいろいろお世話になっている、作家の小川英子さんの御縁で、西山利佳さんから『「時」から読み解く世界児童文学事典』という本を、献本いただいてしまいました。
 なんでこんな高価な本を僕なんかに・・・とおもえば、以前この「塩の道の起点の写真がほしい」とご依頼いただき、小川さんを通じてお届けしたものが、この中の「荷抜け」(岡崎ひでたか著)のページに掲載されているそうで、そのお礼として下さったとのこと。

 僕の写真を使っていただいて、こういう扱いをしていただくことというのはあまりないことなので、ほんとありがたい限りです。

 こういう本は危険な本で、ぱらぱらとめくっていると、つい欲しい本がいろいろと出てきてしまうので、ネットからはなれて読まなきゃ、いかんのだよなあ(笑)。

 紹介されている話も、糸魚川が起点となる塩の道をめぐるお話なんだとか。
 いろいろと語られるお話が、地元にあるということ。それが今でも作家さんをインスパイアして新作を書きたいと思う衝動になるということ。なんだか、ありがたいなあ。

 さて。

 週明けは、また雪が降りそうです。今日は、子どものフットサルの試合につきあって妙高までいってきたのだけれど、お昼頃には青空が広がり、中型バイクで会場にやってくるひともいたというのに、夕方外を見てみたら、一面真っ白。車の上にもずいぶんと貯まっていて、山の瞬発力を感じました。月曜夜からは関東でも降るとのこと。月火と関東方面出張なので、お手柔らかにしてほしいなあ。

 そんなこんなで、みなさん週明けもあったかくしてお過ごしください。

2018年1月20日 (土)

オレンジの雪

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 冬が終わる頃には、あちこちの道路の白線はみんな、さび色にかわります。それは、消雪パイプから出てくる水の、さびの色でもある。だから、路肩にたまる雪も、消雪パイプのないところでは小石などで黒くなり、消雪パイプがあって、路面がきれいなところでは、こんな風にオレンジ色になることもあります。
 場所、それぞれだなあ。

 この色、日差しがさせばオレンジだけれど、曇っているときはけっこう残念な色。実は、冬の晴れ間のちいさなうれしさの一要素なのかもしれません。

 さて、あの酷い雪から一週間。
 週明けにはまた寒波だそうだし、この週末くらいはのんびり雪からはなれたのんびりで、すごしたいなあ。そして、明日は糸魚川駅前での荒波あんこうフェアです。

 では、みなさん、おいしいお昼ゴハンを。

2018年1月19日 (金)

くずそう

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 おもえば、先週の今頃はみんなが「ひょえーーー」と溜息をつくような雪が、降ってたんだよなあとあらためて思います。もう路面には雪がなく、とはいえあちこちには大きな山ができていて、そして週明けにはまた寒波の予報。だから「今のうちにすこしでも山は、小さくしておこう」で、こんな感じであちこちで山を崩して路面に広げる作業がはじまっています。

 みんなが雪タイヤはいてる土地ならではの、雪対策。それも、場所によっては消雪パイプのある道とない路地のひとたちで「せっかくなくなったところに広げるな」とか、立場のちがいによる感覚差はあるようだけれど、それでも今日みたいな晴れた、そこそこ気温の高い日は、やっぱり「やっちゃえ!」な日なのです。

 そんなこんなで、こどもの通う中学校の駐車場の山は、だいぶ小さくなりました。用務員さん、ほんとおつかれさまです。締まった雪は、堅くて重たいだけに、ほんとアタマが下がります。

 ではみなさん、おいしい夕ゴハンを。

2018年1月18日 (木)

規則的

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 うっすらと降る雪とちがい、ガッツリと降った後の消え方、残り方は、かならず「どう除雪したか」と絡んできます。今、あちこちに残ってる雪を見ると「ああ、ここに積んだのか」というのが、なんとなく見えてくる。なんだか、おもしろいなあ・・・なんて言えるのは、雪が一段落ついたからなんですね、きっと。
 この後も、何度かこういうの、来るんだろうなあ。

 というわけで、写真は近所のドーム屋根の下の雪。柱ごとに切れて、定期的に並んでいます。屋根の上の雪は全部滑り落ちて、なんだか妙に規則的なのです。

 そんなこんなで、おはようございます。

2018年1月17日 (水)

銀葉草の季節

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 昨晩、糸魚川にかえってきて冷蔵庫をあけたら、銀葉草がありました。
 で、朝飯で、味噌汁。おもわず朝から二杯汁してしまいました。

 これからの季節、こういう湯を注ぐと鮮やかな緑になる海藻が、ウマいんですよねえ。
 こどもたちが酒粕の甘酒を好きだといいだした今年の冬は、粕汁や粕鍋も、復活させられるかも。もっとあったまるようになるなあと、楽しみにしてます。

 さて。

 もどってきてみれば雪はだいぶ減り、今朝は冷たい雨。雪よりも雨の方が寒い気がするなあ・・・というのは、こういう天気の日にはいつも思うことだけれど、雨は積もらないし、雪かきもしなくてもいいもんね。

 そんなこんなで、おはようございます。

2018年1月16日 (火)

溶けてるかなあ

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 長距離運転をすると「ああ、年を取ったなあ」と思います。まだ雪空の風情がのこる日曜日の夜に出発して、あちこち作業をしながら1300kmほど。さっき、無事かえってきました。滋賀のあたりまで、しっかり路肩に雪はあって、駐車場でとなりの車が夏タイヤのままなのにちょっと驚きます。
 考えてみるとまわりの車すべてが雪タイヤをはいているウチのあたりのほうが、雪はたとえ多くても、冬はずっと怖くないなあなどとあらためて思ったり。

 さて。写真は、日曜日の近所の自販機。二台ならんでいて、片方は販売中止じゃなかったので、たぶん売り切れたけど扉があかないから補充ができない状態なのだろうなあと想像してます。ずいぶん雪も減ったし、明日みたら販売再開してるかな。

 電車での移動は、旅行だといろいろ眺めてるけれど、出張だと駅から仕事場所までのポイントトゥポイント。移動途中の風景に「へえ」と思うことは、僕の場合少ない気がします。久しぶりに車で都市部を流してみて、日本って、場所によっていろいろなのだなあと、あらためて感じてなかなか面白かったです。とはいえ、しばらく長距離移動は、いいや・・・なのだけれど(笑)。

 それではみなさん、おやすみなさい。

2018年1月15日 (月)

どんど焼き・快晴

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 住んでいる地域恒例、どんど焼きが昨日執り行われました。
 三九郎だったり、さいのかみだったり左義長だったり。いろんな呼び方があって、当地でもみんな一緒じゃない小正月のお焚きあげ行事ですが、お酒やお汁粉いただいたり、みんなでスルメをあぶったり、なんだか楽しかったなあ。
 数日前まであんなに酷い天気だったのに、今日は青空。うちの地区は海岸でやるのだけれど、おだやかであたたかくて、こういう年も珍しいよねなんて話しをしながらかえってきました。

 書き初めも燃してもらってきたけれど、字はうまくなるかなあ(笑)。

 さて、本日、明日と関西方面に車で出張しています。
 雪って、移動すると、なくなるんですねえ。

 おはようございます。

2018年1月14日 (日)

除雪車奮闘中

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 こどもをスキー場に送っていった帰り道、ちょっと根知駅をのぞいてみました。
 大糸線のJR西日本部分は、本日も雪で運休中。集中除雪をやっている除雪車が、どんどん雪を飛ばしながら長野県方向へと走っていきました。

 ひさしぶりの大雪にあらためて思うのは、僕らが雪に強いんじゃなくて、雪を対策してくれるひとたちがどれだけ手厚く準備しているか、なんだなあということ。
 シーサイドバレースキー場への道はとてもきれいに除雪されていて、駐車場もなんなく停められましたが、そこに至るまで、あちこちのひとが自宅用の手押しの除雪機で家の周りを除雪してたり、屋根雪下ろしてたり。もう、海岸部に住む僕らとは、雪への備えが全然ちがうな、と。

 ここ数日除雪車がまわってきてくれなくて、時に車が入ってこられないうねうねの雪面になっていた自宅前は、さきほどようやく路面が見えてきました。ある程度の量降ると、もう重機が来てくれないとどうにもならない。あらためて、ありがたいなあと。その分、降らない年もちゃんと待機してくれるひととか、そのためのコストとかをちゃんと考えてないと、こういう対策はできないわけで、そういうことを受け入れることも含めて「雪国に住む」ということなのだよなと、あらためて思ったりするワタクシなのです。

 では、これから地域の「どんど焼き」にいってきます。
 おはようございます。

2018年1月13日 (土)

窓の外にシロクマ

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 なんだかそんな想像をしてしまうような、お向かいの電柱にまとわりつく雪。
 ここのところの強風に飛ばされる雪ではなく、しんしんと音もなく降り積もる雪はひさしぶり。今朝、家はさすがに大丈夫だけれど塩ビトタンの屋根の小屋みたいなところは、雪下ろしをしました。車庫からすべりおちた雪でこどもたちがかまくらを作ったり、なんだか雪国の子みたいだ(笑)。

 市内はあちこちで路面ががたがただったり、入っていけなかったり。
 翌朝除雪が間に合ってなくて幹線国道の路面の状態がよくなっていないなんてのは久しぶりだけれど、考えてみれば昔はいつもこうだったんだよなあなんてことを思い出します。道路にも「根雪」って、あったものね。

 寒い日はちゃんと引きこもってるのが、きっといいんだろうね。

 そんなこんなで、午後からまた雪が戻って来るらしい予報ですが、みなさん腰とかも含め、お気をつけください。

2018年1月12日 (金)

鏡開き

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 久しぶりの大雪。みるみるうちにつもっていくこの感じは久しぶりなのだけれど、Facebookのタイムラインも雪の写真ばかりなので、あまのじゃくなワタクシは昨晩いただいたおもちの写真を載せたいと思います。

 うちの鏡餅はうちでついた餅をうちでまるめたもの。
 ちゃんと松があけるころにはひび割れしてきたりするのですが、それを水につけてレンジでチンしてのし餅にします。昔だったら、割って干してかきもちやあられなんてのもやったのだけれど、だんだんそういうことはしなくなりました。

 んで。

 昔はウチのあたりでは「鏡開きのお持ちでお汁粉をつくっていただくと風邪を引かない」なんて話しは、あまりしてなかったような気がするのだけれど、なにはともあれ「病は気から」。ひとんちの習慣でも、楽しそうな風習はしっかりもらってやっちゃおうということで、昨日は帰ってきてからこんなのをいただいてました。
 草餅は鏡餅を伸したものではなく、年末について最初からのし餅にしておいたものだけれど、あんことヨモギは相性いいしね(笑)。

 さてさて、今日の雪は、糸魚川では朝起きた時点ではそれほどでもなく、ひとが動き始めてから本格的に降ったことから、あちこちの駐車場などの除雪が間に合ってなかったり、大変なようです。

 雪の壁や山でまわりが見えないと、びっくりするようなこともありますし、みなさんくれぐれもご注意を。

2018年1月11日 (木)

「らしい」雪が降る

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 ばちんばちんと堅いツブが時折襲うように降ることはときどきあっても、ごっそりと貯まるような降り方はなかなかしなかった今年の冬。
 でも、昨晩の雪はひさしぶりの「らしい」雪でした。ちょっとツブの大きなしめった、まるで紙吹雪の様にひらたい感じの雪。
 明けて今朝になってみると、僕が住む海岸部はそれほどつもってはいなかったものの、北陸新幹線が40分も遅れたりと、それなりに影響はあったようです。
 そういえば、金沢では電波塔に落雷火災があってテレビがずいぶん映らないままだとか。北陸新幹線も、上越妙高始発のはちゃんと出て行ったようだし、石川・富山のほうがこちらより雪は酷いのかなあ。

 そんなわけで、外はしろいものが今も舞っていますが、氷雨降る昨日よりはなんだか寒くない感じがするから不思議なものです。

 おはようございます。

2018年1月10日 (水)

真っ正面に、山

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 中宿のあたりのR8でも時々思うのだけれど、道の真っ正面に山って、なんだか気持ちいいのだよなあ。それが、「おらがまちのやま」黒姫なら、なおのこと。

 写真は姫川漁港からのものですが、こういう風景にあらためて「海山近接地域だなあ」と思うワタクシであります。

 昨日はあんまり寒い荒れた天気で、また写真を撮らず。今日で4日間おなじ日の写真をブログにのせてる手抜き状態。今日はカメラにさわりたいなあ。

 そんなこんなでそろそろお昼。みなさん、おいしいお昼ゴハンを。

2018年1月 9日 (火)

ゴムにも貝はつく

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 んだなあ。

 なんとなく、堅いところとかにはいっぱいつくけど、こういうものにはつかないイメージがあるんだけれど、やっぱり、しっかり、つくんですねえ。

 んで。

 雪の降らない冷たい雨の朝。雨の方がずっと寒い感じがします。
 こどもたちが学校に出かける初日に、こんな天気にならなくてもいいのになあ。これもまた、冬の日本海側。

 そんなこんなで、おはようございます。

2018年1月 8日 (月)

計ろう

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 なんだか、アンテナが定規みたいだなあ。
 ひとの少ない海でのんびりまわりを見回していると、ヘンなものがいろいろ見つかります。

 さて。

 今日は、子どもが今シーズン最初のスキー。だいじょぶかなあと思いながら遠くで見ていると、はじめて履く少し長くなったスキーをがちゃんを踏んで、ちゃんとリフトに乗っていきました。なんだか、全然心配いらないなあ。

 そんなこんなで、オヤジは今日半日くらい働き、すこしのんびりして明日からの日々に備えます。いよいよ1月本番ですねえ。

 ではみなさん、おいしい夕ゴハンを。

2018年1月 7日 (日)

書き割りの木・冬

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 姫川漁港の壁に沿ういくつかの蔓な植物の組合せの書き割りみたいな木。
 冬になってすっかり葉も落ち、今はこんな感じ。でも、あちこちに春に向けての新芽のモトがついています。

 この季節は釣りのひとも少なくて、メンテナンスで船が一艘陸の上にあがっていたりと、なんだかまだ「お正月休み」の雰囲気。週明けくらいからはいろいろ動きがあるのかな。

 今日は、明日今年初スキーにいく子どものビンディング調整をしたり、ワックスをかけたりしながら、のんびり家で過ごしています。風邪もなおさないとね。

 たぶん、この連休が明ければいよいよ一月も本番。
 みなさんものんびりした週末をおすごしください。

2018年1月 6日 (土)

通り道

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 トキ鉄と国道が併走するあたりに、立派な鳥居。
 いつも「あ、ここに神社があるのか」くらいにしか思ってなかったのだけれど、つい先日線路の反対側の道を走っていて「あ、ここは鳥居しかないのか」と気づきました。
 鳥居の後ろには、ヒトだけが通ることができる踏切。そして、そこから小さい川沿いにもう少し山側にいくと、田んぼが切れ、里山にさしかかるあたりに、祠が見えます。

 そうか。
 漁師のひとの神様が、近くの小高いところに祭られているというのはこのあたりでもよくある話だけれど、その参道を遮らないように、ちゃんと線路に踏切を作ったんだなあ。このあたりは、線路を車でわたる場所がいくつかあって、あえてここを通すとすれば「参道」だからということ以外に理由がない。それだけ「みんなをまもる神社」への思いが、あったのだなあとあらためて思う風景なのでした。

 柏手を打ち、おみくじをひいたりして、多くの人がなんとなく神頼みするお正月。神社に詣でることって、ある意味「人事を尽くして天命を待ってます」って宣言のようなものだものなあ。

 そんなこんなで、今日はあちこちバリバリに凍ってるけれど、なんだか青空がひろがってます。こういう日は、いいねえ。

 おはようございます。

2018年1月 5日 (金)

ご来光

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 あちこちがガリガリに凍った朝。
 子どもを学校に送った帰りに、山の向こうからお日様が昇ってきました。
 考えてみれば、今年初めておがむ「ご来光」かも。ずっと雪模様だった天気。空の一部に青空はあっても、おおむね雲に覆われていたから、ちゃんと山からお日様が昇ってくる夜明けは、当地では今年はじめてな気がします。

 上越エリアで公立高校を受験する子たちの志望校を決めるための最後の統一テストみたいなヤツが今日なんだそうで、みんながんばれよ。

 そんなこんなで、おはようございます。

2018年1月 4日 (木)

犬が西向きゃ尾は東

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 先日、辞書を編むひとのエッセイを読んでいたら「『右』にどんな語釈をつけるか」という話が出てきました。岩波国語辞典では「オマエが読んでいるこの辞書の偶数ページがついてる方だ」と説明し、新明解国語辞典では「『明』の『月』のほうだ」と説明する。この岩波のは東西南北と左右とかを組み合わせて説明したり説明文章で使っている言葉同士がお互いを使っている循環参照に陥ったりしていない見事な説明なのだそうなのだけれど、読みながら思いだしたのは「犬が西向きゃ、尾は東」なんて話だった僕です。

 というわけで、写真は能生のトットコ岩。尾のほうにほんものの鳥が、反対側を向いて止まってます。これでアタマも尾も、どっちも向いてるなあなんて、思ったりしてね(笑)。

 今日も、突然ばちばちと痛そうな雪が降ったり、音もなく白い雪がしんしんと降ってきたり、はたまた青空が広がったりと、なかなか不思議な天気でした。
 積もらないけれど、いろんな形で、雪は降るなあ。

 そんなこんなで仕事初日も、そろそろおしまい。今日から仕事だったみなさん、おつかれさまでした。

 正月もだんだんと、おわっていくんですねえ。

2018年1月 3日 (水)

ことしもアリマス

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 ここ2年ほど、Facebookのアルバムで、〼記号の構図で主に日本海を写した「アリマス」という写真を撮ってはみていただいています。
 時々、ブログのほうにも一枚。

 というわけで、今日の「アリマス」は、先日もすこしご紹介した、八千川放水路のところまでやってきた姫川河口のもの。今日も、正月中に来ていた弟がひさしぶりに見てびっくりしていました。考えてみれば、こんな風になった河口なんて、しばらく見たことないものなあ。

 さてさて、三が日もそろそろおわり。明日から自分は平常運転の予定です。
 あちこちでお会いしたみなさんとのやりとりだと、4日スタート、5日スタート、週明けの9日スタートと、いろんな方がおられるようですが、みなさんのお仕事にもいい一年がはじまりますように。

 では、おいしい夕ゴハンを。

2018年1月 2日 (火)

ぼくのまちのやまに

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 今朝、箱根駅伝を見ていたらざあっと音がして、急に一面が真っ白になりました。
 降っていたのはほんのすこしの時間で、そのうちあがってしまったのだけれど、お正月に白くなるのは、なんとなくいいもんですね。ガッツリ降って除雪しなきゃいかんのはイヤだけれど。

 年賀状のお返事を出して(実は昨年中一枚も出してません。みなさん、不義理しております。申し訳ないです)家に戻ってきたら、ぷうんと墨汁のにおい。ああ、お正月なのだなあとあらためて思います。

 そんなわけで、今年当ブログはじめての黒姫山。
 例によって冬の日本海側ですから、どぴーかんに雪山という絵にはなりませんが、これもまた故郷の風景ということで。

 みなさん、いまごろが「おはようございます」の方も、多いんじゃないでしょうか。
 そういえば今日は、火曜日、なんですねえ。

2018年1月 1日 (月)

うちのお雑煮

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 うちのお雑煮、とか、年取り魚は鰤か鮭か、とか。
 年末年始にはそういう話しをよくします。でも、実はみのまわりのお節とか年取り魚ってけっこう家ごとにちがう。大晦日、ウチの母の実家ではなくなったじいちゃんが采配するすき焼きだったそうだし、ウチではその年によって刺身が並んだり鮭だったり。ただ、必ずあったのはゼンマイの煮物やワラビの和え物といった山菜のごちそうだったように思います。

 話しをしていると、糸魚川駅まわりの古くから商いをされていた方たちは「年取り魚」の話しをされるので、きっと高度成長期以前は、糸魚川でも「城下」のあたりだけにそういうお武家様的なかっちりした習慣があって、あとは「お正月だからいつもよりちょっとごちそうにしよう」という感じだったのではないかと、そんなことを思います。だから「刺身!」だったり「肉!」だったり、みんなが豊かになっていくにしたがって、「ごちそうアイテム」が追加されていって今に至っているので、そんなにかっちりと「この土地はこう」って形で固まっていないのではないかと。
 (正月、年取りだけではなく、クリスマスにまで持ち帰り寿司やさんが混むのも、この「節目にごちそう」=「ごちそうは刺身」みたいな感じが、きっと残っているんだろうなあ、と。新潟県全域でこの傾向はあるそうです)。

 そんなわけで、ウチの雑煮はこんな感じ。なんでも「7品入れる」そうで。醤油味、焼いたお餅です。

 今年もよろしくお願いいたします。
 みなさんにとって、2018年がとてもいい年でありますように。

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