寒いと気付くのは
すべてを終えた後。
昨日、デンカビッグスワンスタジアムであった小3の子のサッカーフェスは、時に銀屋根が轟音をたてるほどの雨空の下で行われました。
朝方、準備しているときには青空も広がってきて「やった、予報よりいい天気だぞ」と思っていたら、そのあとは雨。けっこう終日冷たい雨に打たれての、各チーム3試合のミニゲーム。そして雨に打たれながらのサッカークリニック。だけど、こどもたちは寒いとも言わず、ぶるぶる震えることもなく、日頃プロがプレイしている天然芝のピッチでめいっぱい走りまわっていました。
いっしょにいった、野球をやっている親御さん曰く「オレたちがコドモの頃、後楽園球場で野球やらせてもらうなんて、ぜったい無理だったよなあ」。もすこし若いお父さん曰く「夢みたいなことですよね。コイツらはわかってないだろうけれど」。昔は考えられないくらい、こどもたちに優しくなった部分「も」ある。こういうことで覗き込んだ夢が、この中の誰かの未来をこじ開ける鍵になったりするのかもしれないなと、ふと思いました。
んで。
終わった途端に寒い寒いと言い出すコドモたち。現金といえば現金だけれど「なんだ、オマエら集中力あるじゃん(笑)」ってことでもある。
いい経験させてもらいました。
なんでも、このイベントはネーミングライツを取得したデンカさんが、そのネーミングライツのリターンのひとつとして得た権利「スタジアムを一日占有できる」を、社員の福利厚生イベントではなく地域のこどもたちのために提供してくれてはじまったとのこと。
オヤジとジイサマがお世話になって、バアサマも亡くなるまで、僕が職場にいくことを「店に行く」といい、デンカさんに仕事でいくことを「会社にいく」と言っていた会社。なんだか「ぼくんちのかいしゃ」みたいな気持ちを懐かしく思い出しました。
さて、ゆっくり休んだし、明日からまたがんばろう。
そんなこんなで、みなさんおいしい夕ご飯を。
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