傍観者の感覚
たとえば「ひとのコトモはあっという間に大きくなる」のと同じで、育てているひとにはたくさんの手数と苦労があるのは間違いないことなのだけれど、田んぼを見ているとあっという間に季節はめぐるんだなあといつも思います。
ついこの間田んぼが水鏡になって、かわいい苗が並んでたとおもったら、わっしわっしと分けつして、もう出穂。花もついていたりする。
そういえば、先日読んでいた本で、稲は日の長さが短く転じてこないと穂が出ない性質があるということが書いてありました。いくら早生でも、夏至前には収穫できない仕組みなのか。まちがって冬に生っちゃったりしないように、なっているんだなあ(と書きながら、秋の刈り取った後の蘖に、うすい実のある穂が出てくることはあるので、それはどうなんだろう・・・)
などと思って見たりもして(笑)。
稲がこうなってきたということは、もうじき新米の季節だということ。ということは、秋が見えてきたということでもある。
季節は、どんどんと巡っていくなあ。そして、もう1ヶ月以上の夏休みがなくなって何十年も経つのにいまもなお、夏休みが終わってしまうことを想像すると、なんだかさみしくなる。そんな、コドモスイッチをまだ残した50前後オヤジのワタクシなのです。
というわけで、明日から二日間は糸魚川駅近くで「おばけの館」。
僕は例によってちっちゃい子のところにいます。お近くにこられたときには、ぜひお立ち寄りを。
おはようございます。
« ようやくの、土用干し | トップページ | おばけの館、はじまりました »
「季節の移ろい」カテゴリの記事
- 干す(2023.11.27)
- 試食のおとも(2023.09.16)
- あちこちで、はじまる(2023.04.24)
- 役割交代(2023.04.02)
- 春を待ちかねて(2023.03.07)
コメント