みさいるのおてがみ
昨日、家に帰ったら、下の子が「学校からみさいるのおてがみがきたよ」と教えてくれました。
え、「みさいるのおてがみ」?。
声変わりしてない男児の声で聞く「ミサイル」の「お手紙」。この2つの言葉の組合せに、なんだかものすごく衝撃を受けました。
いいとか、悪いとか、昨日あったいろんな話のどうこうではなく、純粋に言葉の組合せとしての、びっくり。これはもう「ミサイル飛来についての注意喚起文書」とかなら、全然驚かないのだけれど「みさいるのおてがみ」。この組合せの破壊力は、すごい。以前村上春樹のエッセイに出てきた「腔犯まくわうり」とか穂村弘のエッセイで見た山村暮鳥の藝語にあった「誘拐かすていら」とかもすごかったけれど、個人的にはそれをうわまわるインパクトだったなあ。
さて。
近所の国から飛ばされたミサイルが、頭の上を通過していくという警報が鳴った昨日は、いろんなひととこの話をしました。「逃げろって言われても、直撃したらどうしようもないし、どーせいっちゅーねん」なんて話をしてたら「でも、イスラエルの紛争地域とかでは、建物の影にかくれるとか伏せるってだけで、爆風が弱まって死ななくて済んだとか怪我が小さかったなんて話もたくさんあるそうだよ」と教えてくれたひとがいて、なるほどなあとあらためて思ったり。
こんなことが日常茶飯事になるのは避けたいけれど、なにかあれば、次はもっといい対応をと考えるのはオトナの習慣。本当の意味でヤバくない段階でいろいろ問題を洗い出すことができたのは、いいことだったのかもしれません。
そんなこんなで、今日はなにもないといいですねえ。
おはようございます。
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