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2017年4月16日 (日)

アセチレン焚いて・・・

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 あんず飴売ってますか?という歌詞の曲を高校の頃深夜放送で聴いて、僕はびっくりしました。アセチレンガスって、あのグランドの横のでっかいパイプで送ってるあのガス?。あれ縁日で燃やしてるんだろうか?。

 ウチはオヤジがカーバイドを作る仕事をしていたし、当時の町内の4つの小学校があつまってやる運動会では、ここのグラウンドのパイプラインの近くによじのぼって遊んでは先生方に「あぶないから降りろ」と叱られてばかりいたので、アセチレンガスを燃やす簡易ランプが縁日で使われていた図が、想像できなかったんですね。もっとも、その当時もう、高田の夜桜なんかでは照明は電気だったような気もするのだけれど。

 当時は、ここは青小のテリトリー。僕ら田沢小の子は、基地みたいなおもしろそうな場所に潜り込もうとして「オマエらなんで来るんだ」って言われるような、ちょっとよそ行きの場所だったような記憶があります。今みたいに、おなじサッカーチームとか水泳教室とかで、他校の子と日常的にやりとりするようなことも、なかったしなあ。

 そんなわけで、青海小学校へとあがっていく道の桜は、なんだか僕にとっては懐かしいというよりは「眩しいひとんち」の桜という感じ。その思いも含めて、なんだか懐かしいのです。

 あちこち、桜吹雪になってきましたね。
 おはようございます。

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コメント

さだまさし「木根川橋」。久しぶりに聴いてみたくなりました。
Youtubeにあるかなあ。

薬屋の歴史から想像はつきますが、北陸はやはり化学の町なんですね。

 どもども、おひさしぶりです。
 ウチのまちは、山ひとつ全部石灰岩鉱山という、黒姫山という山がありまして、そのおかげで石灰岩を原料とする大きな工場の企業城下町だったこともあるところなんですよ。
 で、鉱山に近い工場から、ちょっと離れた場所にある工場に、精製されたアセチレンガスを送るパイプラインがあったりするわけです。で、小学生の頃、このパイプに石投げて遊んだりして怒られたりとか(笑)。

 化学工場って、リサイクルの化け物というか、ここで製造するものの生成物のうち使わないものをつかってこれをつくり、そこででできた生成物でまたほかのものを造りと、ほんといろんなところをまわしているなと製品関係図みたいなものを見せて貰うとつくづく思います。

 というわけで、歌は「木根川橋」です。
 「あっけらかんとみんなみんな許せた毎日」。どんどん世知辛くなっていく中、もう少しみんなお互いに寛容になれるといいなあと懐かしく思う一方、この歌詞だって「許せ『た』」と過去を懐かしむものだったりもするわけで、やっぱりいつもちょっと前は眩しいものなんだななんてことを思ったりもして、ほわっと霧がかかったむこうのあったかさを感じる歌。それははじめて聴いてから30年くらいたっても、かわらない感じがします。

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