特別だけど、特別じゃない
昨晩は、いといがわバル街。お酒をたのしむひとがたくさんまちにあふれる日にどうかなと多少の遠慮はあったものの、泉家さんの卵焼きで「そば前」を楽しむのが大好きな娘も連れて、この卵焼きが楽しめる 畑亀商店 さんに昨日の夕方顔を出してきました。
店内は、赤ら顔のお客さんでいっぱい。みんな、ビールやワンカップを前に、にこにこしながら歓談中。この卵焼きに再会できたのは3ヶ月ぶり。そのこと自体は「!」なのだけれど、そこにいるひとたちほとんどが、「老舗の復活準備の夕べ」を見に来ていたのではなく、食べ慣れた好きなものを前に「呑んで話してにこにこ」をしていたこと。お酒も、おいしいつまみも、ある意味「脇役」で、素敵な脇役にもりたてられて、たのしい酔っ払いの夜を過ごしていたこと。
その、あまりにも「ふつう」な風景に、なんだかじーんときました。
お酒も、おいしいものも、きっと、そういうものだものな。
これは、泉家さんのおいしいものや、畑さんちのおいしいお酒が、暮らしの中の「ふつうのもの」に戻っていく、そういう夕方だったんだろうな、と。
添えられたゆず風味の鶏も、なんだか毎年晩秋に囲炉裏を囲んで楽しんだ写真仲間での「新そばの会」を思い出しました。
ほんと、楽しい夜でした。泉家さん、畑さん、バルのスタッフのみなさん、どうもありがとうございます。
そんなこんなで、おはようございます。
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