工夫の「川」
ひとはいろんな所に住んでいます。車では気軽にいくことができても、歩いて行くのはしんどいよなあという場所にも。
だから、あんまりひとは歩いていないけれど、繋がっている先の集落までの道は確保しなきゃいけないというところは、あちこちにある。
冬の除雪は「どこをやってどこを春まで諦めるのか」の、まさに選択と集中が行われているわけです。
写真は、海谷を少しあがっていった、来海沢バス停よりちょっと下のあたり。
このあたりの坂道は、用水の一部を道路に直接入れて、路面をずっと水が流れ落ちるようにしています。そして、ここは流水エリアの終点。
ひとが歩いてると、びちゃびちゃになるかもしれない坂道。でも、急坂なのに、雪はありません。これもまた、割り切った上での工夫だよなあ。なにより「道が閉ざされる」ことが、雪の季節には一番怖いのだから。
ちょこっと谷に入ると急に増える雪の量。糸魚川は広いなあと、長靴じゃなくてもあたりをあるきまわることができる海岸近くに住む僕は、あらためて思うのです。
さて、午後からもがんばりますか。
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