かるた会、やってます
昨日に引き続き、今日も 糸魚川の町屋文化を守り伝える会 さんの恒例カルタ会、開催中です。
写真は、糸魚川で何度かつくられている地元のカルタのひとつ「糸魚川ふるさとかるた」の「ま」。これは、昭和の大火災のあと、しばらく駅北の商店街の界隈で、ごはんは夕食前に朝の分のまとめて炊いておいて、朝はそれをおかゆにして食べるという習慣を詠んだもの。夜に大きな災害があったときに、炊いておいたごはんをすぐに差し入れしたり、持って逃げたりできるようにということだそうで、翌朝は、なにもなかったことを感謝して温めて食べたのだとか。
話を聞くと、昭和40年代に入るくらいまでは残っていた習慣のようです。
そういえば、先日読んだ「日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか」という本でも、1965年くらいが「キツネにばかされた」という話を急に聞かなくなる境界なのだという話が出てきたけれど、まわりの家々との関わり方とか生活スタイルとか、いろんなものが急激にかわっていった時期なのかもしれないなあ。
そんなこんなで、このあとも 13:30からと19:00から、旧小川茶舗でやってます。ぜひ、お立ち寄りを。
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