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2016年12月 4日 (日)

まちをほこるということ

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 昨日は、いただきもののちょっといい魚の粕漬けを焼いたのが夕ご飯だったこともあって、晩酌に一本買ってき(てもらい)ました。

 んで。

 いつ見ても思う、この根知男山のラベルにある「宣言」には、胸を打たれます。

米を作り、田んぼを守る
自然豊かな根知谷で、米作りから
酒造りまですべて自社で取り組み、
酒米の最高品質を目指すとともに
根知谷の環境を守り、
父祖伝来の田んぼを守ります。

 農業は、里山の暮らしを守り伝えるというシゴトでもある。
 かつて、ごくあたりまえの仕事をしていても結果として里山を守ってきた農業という生業は、やりかたが少しずつ変化していくに従って、「自動的な副産物として」里山を維持する機能を持つことは難しくなってきている。僕らはいままでそこにフリーライドして「里山は、いいね~」って脳天気に言ってきたわけで。

 それだけに、こういう農の生業で、里山を守っていくという宣言というのは、実はとんでもなく大きな宣言だと思うのです。そして、そこに「僕のうまれたところは、いいところだなあ」という愛着を子どもたちが持つことにつながる、大人の姿があるんだろうな、と(ヤセガマンだって、多分にあるにしても)。

 まちを誇るというのは、結局はここで生まれた子が誰にいわれるまでもなく、自然と「ぼくのすむまちはいいところだよ」ってなぜか言い出すためにどんなことができるのかということに、つながっていると思う。そんなわけで、僕は昨日もちょっとだけ、たのしく、赤ら顔でいただきました。

 もうじき、お休みも、おわっちゃいますねえ。

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