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2016年12月31日 (土)

A place in the sun

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 今朝「今日は天気イマイチかな」と思いながらあたりを歩いていると、雲の間から黒姫山の一部に光があたりました。こういうとき、空ってのは、3Dだなあと(あたりまえなんだけど)思ったりします。もし、身長が1000mくらいあると「あ、日が昇ってきたな」とか、思うんだろうなあ(笑)。

 今年の最終日は、あたりに雪のない日になりました。ちゃんとスキー場はオープンしてるし、山は白いし、僕らのまわりは除雪不要だし、なんだかありがたい年の瀬だなあ。

 さて、今日は、糸魚川の大火でしばらくお休みしていた紅久さんが10:00からお店を開いているそうです。
 年末のお掃除が一段落ついたら、まちでゴハンを食べたり、ちょっとしたものを買ったり、ぜひ、糸魚川駅回りにおでかけください。

 僕も、こどもたちと神棚を掃除し、榊や松や、鏡餅を飾りました。これから、年末年始対応の仕事に行ってきます。

 おはようございます。

2016年12月30日 (金)

邪魔してわりぃな

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 昨日のお昼過ぎくらいまでは冬じゃないようなぽかぽか陽気。ウチの屋根の上にもご近所のネコがやってきて、まあるくなって昼寝してました。なんだかほのぼのだなあとおもってカメラを向けると、気付いたらしくしばらくにらめっこ。別に、いじわるなんてするつもりはないのだけれど、目をそらすとふらっとどこかへいってしまいました。連中、自由だなあ。

 火事の跡のいろんなもの探しも、あたたかかったこともあって昨日はボランティアのみなさんといっしょに行われたそうです。泉家さんの囲炉裏にかかっていた鉄瓶をぶらさげるご主人の姿をニュースで見て、「ああ、あれも出てきたんだ」と懐かしく思ったり。えびすさんも出てきたそうで、これからはいいことがたくさんあるといいのにと願っています。

 さて、今日はウチは餅つき。これから蒸し器に火を入れて、半日かけて白、豆、草とつき、鏡餅もつくります。
 カレンダーのめぐりで今年は大晦日の前の日になっちゃったけれど、これが来ると「年越し」という気分になるワタクシです・・・って、明日は出勤ですけどね(笑)。

 おはようございます。みなさん、今日もあったかくして、お過ごしください。

2016年12月29日 (木)

山の名前は、知らない

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 いや、植物の名前も、動物のも、知らないんですけどね(笑)。
 須沢の浜から見て、ぼくのまちのやま、黒姫の右隣に見える、もう少し雪で白く輝く山。地図を見ると、白鳥山なのかなあ。
 昨日の帰り道、きれいだなあと思いながら眺めていました。

 ずいぶんと荒れた一日だったけれど、夕方海のほうが明るくて、「明日はあったかいといいな」と思っていたら、起きたら日差しが案外とあたたかい一日。

 年越しに向けて、みなさんいろいろお忙しいでしょうが、時にちゃんと一息いれて、あったかくしてお過ごしください。

 おはようございます。

2016年12月28日 (水)

いつものように

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 今朝はあちこちの職場の御用納め。
 家人も「もしかしたらちょこっと酒が入るかも」というので、駅まで送っていったのだけれど、その道すがら、雁木通りにきれいな光がともっているのに気がつきました。時刻は午前7時ちょっと前。

 電気も戻ってきたばかり。そして、途中には焼けてしまった場所。
 だからこそ、そのまわりのひとたちの心意気を感じました。

 特別なことなんて、できないし、しなくてもいい。でも、いつもどおりやろうよ。
 それが、けっこうしんどい時期なのはよくわかります。だからこそ、そうやっているひとたちが、とても凜々しく思えるのです。

 今日も寒くなりそう。みなさん、あったかくしてお過ごしください。
 で、開いているお店で、お昼を食べたりちょっとした買い物をしたりも、ぜひ。

 おはようございます。

2016年12月27日 (火)

抜け道

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 こどもと散歩していると、今の連中はヘンなところは傍若無人なのに、妙なところで律儀だったりして、たとえばひとんちの庭や家と家の間の細いスキマをショートカットするようなことを「ここ、入っちゃいけないんじゃない?」なんて二の足を踏んだりしてます。
 確かに、ひとんちだし、入っちゃいかんのだけれど(笑)、そこを行ったり来たりしてても、よほどひどいことしなきゃ勘弁してもらえるのが小学校くらい。で、時にそこのオヤジに怒られたりするところまでセットで、そういうことも経験してほしいのだけどなあ。
 こういうことは、オヤジが煽ると「公認の悪さ」になってつまらないので、上級生におおいに煽られて、大人に隠れてやってほしいもの。ヘンに悪いコトを大人にかくれてやるくらいなら、こういうことのほうを、やってほしいなあ、と。

 そんなわけで、写真は畑亀商店さんと旧島道書店さんの間の道。かつて島道書店さんの前にあった雑誌の自動販売機に用があって、暗くなってからここに隠れてでたりはいったりしたかつての血気盛んな少年たちは、みんなお世話になった道なのではないかなあ。
 こういう、細い抜け道の表と裏でがらっと景色がかわる感じ。これは、細長い町屋の玄関と勝手口とかでもそうだけれど、この「!」は、こどもたちにいっぱい体験してほしいと思います。

 んで。

 ここ数日、家の中でカメラを持つことはあっても、なんだか家の外で写真を撮ることがありません。たぶん、時に笑顔をうかべながら大きなレンズのついたカメラをぶら下げて歩いている取材の方たちへの嫌悪感と、どこか自分の中でつながっているのだろうなあとも思うのだけれど、こういう時には、自分の中で「写真撮りの自家中毒」みたいな状態になってしまうようで、今日もスマートフォンの中にある古い写真を。

 でも、ここ数日、被災された方たちと業務再開のために打ち合わせさせてもらっていると、こちらがしょんぼりしているのが申し訳ないくらいパワフルなひとたちばっかり。もちろん、空元気もあるんだろうけれど、あのひとたちが元気なんだから、僕らもちゃんとやってかんといかんよね、と思う。逆に、元気なひとたちには、ちょっと休んでくださいねとも思いながら。

 そんなこんなで、なかなか雪に変わらない冷たい雨の午後です。
 みなさん、あったかくしてお過ごしください。

2016年12月26日 (月)

今日のお昼

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 今日のお昼は、gu市場にてベーグル購入。ついでに昨日はお休みだった正香園さんでコーヒーも買って、マグに作ってから移動。午後から上越で移動しています。

 もっちり、かみ応えがあって、ウマいなあ。

 お店は無事でも、働いている方が被災されてたりといったところも多いけれど、それでもみんなが、この状況でなお、いつもどおりをがんばっています。
 gu市場のベーグルも、いつもどおりウマいです。

 ほんと、ひどい目に遭ったけれど、あちこちでお聞きする話は、それぞれに「いいまちだなあ」と思うものばかり。そういうまちに住んでいるんだなあ。
 そして、ふるさと納税とか、義捐金とかもほんとうにたくさんしていただいているようで、どうもありがとうございます。

 糸魚川市の義捐金ご案内ページ
 http://www.city.itoigawa.lg.jp/item/19827.htm
 糸魚川市ふるさと納税 ふるさとチョイスご案内ページ
 https://www.furusato-tax.jp/japan/prefecture/15216

 そんなこんなで、これからだんだん寒くなるようです。
 現場にいかれる方たちも、あったかくしてお出かけを。

2016年12月25日 (日)

コーヒーが切れたので

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 100gずつ買って、切れるたびに買いに行くコーヒー豆。
 5のつく日が20%増量なのだけれど、切れると買いに行くので惜しい日なことが多く、お店のヒトによく笑われています。
 今朝ちょうどなくなったので、これから買いにいかなきゃ。ちょうど25日。今日は市内のお茶さん、正香園さんのコーヒーのサービス日なのです。

 んで。

 今日はクリスマス。今年は、23-25が三連休のところも多かったから、本当ならこの週末は個人のお客様相手の商いをされている方たちにとっては、かき入れ時だったはず。
 それが、大火で焼けてしまったお店が多いということで、火にかからなかった周辺のお店のみなさんは、自分たちの商売そっちのけで必死にいろんな支援をされています。

 だから。

 ぜひ、市内の、開いているお店で、今日はお買い物を。
 みんながみんなを気遣いあうやりとりに「ああ、うちのまちは、いいまちだ」と、きっと再認識できるはずですから。

 昨日も、小さい買い物にちょうど1000円札がなくて「5000円ですいません」と言いながらまちがって10000円札を出してしまったらしく、おつりに9000円ちょっといただいて「え、5000円札でしたよ」「いえ、お預かりしたのは10000円で」と、間の抜けたやりとりをしてしまいました。逆の「1万円出したのに5000円だと思われてお釣りが少なかった」というような世知辛い話は、よく聞く。でも、こんなやりとりができるまちなのです。歴史的な大火のあとでも。

 そんなこんなで、メリークリスマス。

2016年12月24日 (土)

ごくふつうの年末のいちにち

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 うちでは、毎年年末に二回、餅をつきます。
 一回目は遠くの親戚に送る豆を入れたのし餅のために。そして、年末に弟夫婦といっしょに、鏡餅とか年越し用ののし餅とか、そういったもののために。
 一回目はひと臼だけだから、本番のための練習のようなもの。ここで勘を取り戻して二回目に臨みます。

 ありがたいことです。こういう日々を過ごすことができるのって、幸せなことなんだなと、あらためて思います。

 今日は、火事の現場への立ち入りができる時間があるそうです。
 避難されてる方たちは、一刻も早く状況を知りたいはず。
 だからこそ。

 「関係者以外」の方、野次馬で現地を見たいと思っているヒトたちは、できるだけ今日は遠慮しませんか。
 そういう時、だれかがカメラを向けて現地をばしゃばしゃ撮っていたり、その周辺に大量の路上駐車があったりしたら、きっと悲しいと思う。それは、テレビを見ながら「あいつら酷すぎる」って言ってる、一部の無遠慮で無礼なマスコミのひとたちとおなじことになってしまう。

 みなさん、野次馬に墜ちないクリスマスを。
 おはようございます。

2016年12月23日 (金)

一夜明けて

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 昨日の、糸魚川駅前の大火災。
 多くの人にご心配いただき、ありがとうございました。僕の家は現場からはかなり遠く、比較的近い職場も影響ありませんでした。

 しかし。

 とても大切な場所が、たくさん焼けてしまいました。
 現地でシャッターを切る元気は到底なく、そういうバイタリティのあるひとを見ると、なんだか自分が素人ながら写真撮りであるということにとても不思議な気持ちになります。

 なにか大変なことが起きたときは、伝えるべき情報があるとき以外は、僕はいつも黙ります。大切な情報が、流されていかないように。そして、なにができるのか、それを考えたいと、今は思っています。

 写真は、一年ちょっと前、いろりを囲んで新そばを楽しんだ、大好きなお店。再びこんな日を、ぜひ過ごしたいなと思います。

 おはようございます。

2016年12月22日 (木)

呑み込みにくる

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 あたたかな日差しでたぶん「今年最後の自転車通勤」だった昨日とはうってかわって、ものすごく強い風の音で目が覚めた今日。
 日の出前の空は怪しい青と赤。そして、大きな雲がものすごい風に遭っているんだろうなあと上空の風具合を想像してしまうような、そんな雲も見えました。なんだか、口が見えそうだ。

 考えてみれば、今週は今日で終わり。来週やっつければ、来年なんですねえ。
 いろんなこと、間に合わない(汗)。

 そんなこんなで、おはようございます。

2016年12月21日 (水)

冬至の朝

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 7:30。まだ太陽はのぼってきません。今日の朝日はきっと、焼山の右のあたり。
 そして、コドモを送っていく途中、この数分後に、でっかい太陽が姿を現しました。

 一番遅い日の出は今年は1/8頃、一番はやい日の入りは12/8頃だったとのことなので、もう少し日の出は遅くなるのだけれど、なにはともあれ一番夜の長い日は、今日。これから冬は本番だけど、すこしずつ昼間は長くなるんだよな、と。あらためて思う朝なのです。

 で、今朝あらためて(ポケモンもたくさん出没するらしい(笑))国立天文台の暦計算室
 http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/
 を眺めていたら、太陽が南中する時刻も、毎日12:00ってわけじゃ、ないんですねえ。ウチのあたりで今日太陽が真南に来るのは、11:46。そりゃ、日の出が一番遅い日と日の入りが一番はやい日がずれてるなら、南中時刻だってずれるよねえ・・・と、このトシになってあらためてびっくりしたり。

 そんなこんなで、今日は柚を浮かべたあったかいお風呂の日。みなさん、一日働いて、ゆったりとお風呂を。

 おはようございます。

2016年12月20日 (火)

駐車場満杯

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 朝、コドモを学校に送って戻ってきたら、臨海公園の駐車場に妙に車が沢山。
 なんだろうと思って海岸を覗いてみると、釣りのひとで波打ち際がいっぱいでした。まさに、2~3m間隔の混み具合。みんな、なに釣ってるのかなあ。

 今年は、お店の前にある「○○アリ〼」の貼り紙の「〼」の形になる写真を意識してたくさん撮ってきた年でした。なので、今朝のも〼構図で(笑)。

 冷たい雨が降ってきました。予報より天気の進みがはやいようです。みなさん、あったかくしてお過ごしください。

 

おはようございます。

2016年12月19日 (月)

ついてるとこ、きえてるとこ

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 遅い新幹線で帰ってくる家人を迎えに、ちょっとはやく駅に着きすぎてしまった昨夜は、あたりを散歩して時間調整。
 ポケモンGOをやる大人を時折見かけるほかは、あまり人通りのない日曜日の22時過ぎの商店街では、すこしずつ雁木通りのクリスマスイルミネーションが消えていきます。

 雁木は、形はアーケードと似ているけれども、でも、ちがう。
 共有の道にみんなで屋根をかけて歩けるようにするのではなく、自分の家やお店の軒先を長くつくって(その分、自分の家やお店は狭くなるわけですが)、その軒先をみんなが雪や雨を避けて通ることができるようにするのが、雁木。
 だから「○時まではつけていようね」という申し合わせ時間の先につけているのも、そのお店の持ち主の自由で、この時間には場所によってついているところといないところがあったりもするのです。

 それも含めて、それぞれのお店が「持ち寄る」形の表れとしての、とても「雁木みち」らしい風景。そんなことを思う夜の「糸魚川まわ~る」なのでした。

 おはようございます。

2016年12月18日 (日)

冬の Squall はいつも雪とともに

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 ドラムのH氏の海外転勤でしばらくライブは見られないなあと思っていた市内のフュージョンバンド、 Squall さんたち。しっかりサポートメンバーを得て、今年の冬もライブがあって、にこにこしながら出かけてきました。
 会場は、彼らが使い慣れたビーチホールまがたまのホールではなく、そのトナリのスタジオ。「あの天井の高い部屋ですよね」なんて話はしていたものの、あまり広くない場所でもあるしあんまり照明や効果は凝らない、シンプルなステージになるんだろうなと思っていたら、まさかの壁面に映像を映す演出。モンゴルの草原だったり、眠らない都市の夜だったり、曲のイメージにあわせた映像が、吸音壁の白の上に映し出されて「ああ、ここで、こういう手もあるのか」とあらためて「!」させられてしまいました。

 コドモが吹奏楽をやるようになって、実はそちらの定番曲にもなっていると知った「宝島」からはじまるステージ。楽しかったなあ。

 次はまた夏の頃。撮らせてもらうのを楽しみに、また待ちたいと思います。
 それにしても、ここ数年。Squallの冬のライブの日の前後には、まわりに雪があるんだよなあ。雪を呼ぶヒトたちなのかも。l

 そんなこんなで、今日は今度は子どもたちの吹奏楽のコンクールに顔を出してきます。練習は一生懸命シンドい思いもしてやってきたんだろうし、その分今日は楽しんでにこにこしてやってくれると、いいなあ。

 おはようございます。

2016年12月17日 (土)

細い屋根にも雪は降るのだ

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 かつては建物だったけれども、今は「モノリス」になってしまった糸魚川駅の赤れんが車庫。でも、昨日最終列車で帰ってきた家人を迎えに行くと、上の部分にほっそりと、でもしっかり雪が積もっていました。ヤツは、きっとまだまだ屋根のつもりなんだろうなあ。なんだか、心強いぞ。

 レンガ車庫といえば、保存活動をしていた頃は毎年のようにコンサートを中で開いていたのだけれど、2008年に出演していただいたサキソフォンプレイヤー、彦坂眞一郎さんのお名前を、先週末に小出で行われた新潟県アンサンブルコンテストの審査員の中に見つけて、ひさしぶりにやりとりさせていただきました。なんだか、懐かしかったなあ。
 今は、上野学園大学の教授もされているそうで、今年の夏のオープンキャンバスには、日常のレッスンの公開授業だけでなく、多くの人向けの基礎講座をされたそうで、その動画をよかったら中学校の子に教えてあげて下さいと紹介いただきました。
 https://www.youtube.com/watch?v=v9mGKI75Bx4

 そして、今日は夕方18:00オープン、18:30スタートで、おなじく何度も赤レンガ車庫のコンサートに出て頂いた Squall のみなさんのこの季節恒例のクリスマスライブ。なんだか、時期は多少前後しても、ここ数年、かならず雪のある日のコンサートになっている気がします。
 こちらも、ぜひビーチホールまがたままで、お運びください。

 そんなわけで、そろそろ夕暮れ。
 みなさん、おいしい夕ゴハンを。

2016年12月16日 (金)

アーケード雪降らない

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 などと、まるで「インディアンウソツカナイ」みたいな調子で言ってみたりする、朝の糸魚川駅。地面に雪がないだけじゃなくて、雪のツブだって、屋根の向こうにだけ、映ってるものなあ。

 今朝は、海の近くでも起きたら一面真っ白な朝。昨日の朝よりもう少し多く、国道などでは除雪車がさっそく道をあけてくれた跡がありました。
 そして、みんなの初動が速い。青海方面への通勤の車列で青海通り線が大渋滞するのは、いつもだと7:40くらいからのことが多いのだけれど、今日は15分くらいからかなり長くR8が渋滞していました。青海中学校やDKK田海工場へとつながる2本の道のうち踏切がないほうの一本が消雪パイプ故障で通行止めになってしまったのがかなり大きな影響。そちらも、いつもなら自宅から10分弱で連れて行けるのに、中学校まで片道30分。いつもの3倍以上かかってしまいました。あらためて、道って、大事なんだなあ。そして、そういうことがあるのがわかっているから、雪が降るとみんな、はやく動き出すのだよなあ、とも。

 そんなこんなで、こどもたちは大喜び。大人は「うへえ」な雪の朝です。スキー場には、いっぱい降ったかな?。

 おはようございます。

2016年12月15日 (木)

水平線のでこぼこ

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 と書きながら、ふと菊池桃子の「青春のいじわる」が口から出てきたり。もう「○○の○○」って形しかあってない...(笑)。

 今朝は、ひさしぶりに「起きてみたらまわりが真っ白」な日。その後も、ちらちらと雪が舞っています。そういえば、先日東京で雪が降った日に府中あたりを歩いていたら、こんな雰囲気だったなあ。

 コドモを学校に送ったあと、田海川あたりの河口を眺めると、水平線のかたちがものすごくでこぼこでびっくり。あんな遠くなのに、あきらかに凸凹してるのって、どれくらい波がうねってるんだろう。立てすじの雲もきっと上昇気流。雪を降らす準備なんだろうなあなんてことを思いながらの一枚なのです。

 おはようございます。

2016年12月14日 (水)

ステージライフカレッジ

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 コドモを習い事で市民会館に送っていったら、3Fに煌々とあかりが。「もしかして、今日、稽古かな?」と思って覗いてみたら、やっぱり芝居の練習中でした。

 「三人姉妹」あたりから、ときどき覗いては写真を撮らせてもらっているみんなの芝居。今年は春からずっと続いている芝居をめぐるいろんな分野のワークショップの集大成として、3月に芝居をやるんだと聞いてはいたのだけれど、現場に顔を出すのは、実ははじめて。

 夏のお化け屋敷以来お会いするメンバーも多く、なんだか懐かしい気持ちになりました。
 これからちょこちょこと、彼らや、こどもたちの芝居の稽古をのぞきに行こうと思います。

 それにしても、今日も寒いなあ。ここしばらく、寒さが骨身にしみて「でぶでも寒くなるんだなあ」とひしひしと感じます。むかしは、暑いと思っても、寒いと思ったことはなかったのになあ。

 そんなわけで、みなさん、あったかくしてお過ごしを。
 おはようございます。

2016年12月13日 (火)

接線

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 最近、上の子が図形が絡む数学の問題でなかなか苦労しているのを見ているせいか、なんだか「あ、円と接線」とか「錯角・同位角」とか、ふと風景を見ても思ってしまうワタクシ。
 そういえば、昨日もとても大きな月が、たまたま雲もなくまちのいろんなものの中をあがっていくのを見て「ああ、図形だ」と(笑)。

 最近毎年話題になる「スーパームーン」は、ビルとかタワーとか、身近に比べるものがないので大きさがあんまり実感できないことが多いのだけれど、それでもそんな話題がちょくちょく出てると、全然ちがうときに「あ、デカい月だ」と気付くきっかけになったりする。そういうことも、うれしいことなのかもしれません。

 そろそろ「師走」のせわしなさがフル稼働してきて、だいぶ気分に余裕がなくなってきているだけに、月を愛でられるのはいい自己チェック。曇り空や雨空が増えてくるんだから、はれてくる日くらいはいろいろ楽しめると、いいなあ。そんなことを思っているワタクシなのです。

 おはようございます。

2016年12月12日 (月)

案外

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 ひさしぶりに、ゾクゾクと寒気がおそってきたので、昨日は夕方からお燗酒。
 台所の火の周りは夕食前でいろいろ準備中ってこともあって、ちっちゃい一合瓶を、おうみ祭りにお越しの方には見慣れた生ビールのリユースカップいっぱいのお湯に沈めてのぬる燗でした。

 実はこのお酒、今年の夏に瓶詰めされた謙信の特別本醸造の生貯蔵酒。本当なら、冷やしてくいっと行くお酒なんだけれども、ぬるいときにはほんのり甘酒のような香りがしてやさしく、もう少しあたためると辛さがくいっと立ってきて、あったまる夜になりました。

 これは、こういう呑み方。そういうセオリーからはずれて、時に全然ちがう呑み方をしてみるのも、おもしろいもんだなあ。つくづくそう思った日曜日の夜なのでありました。

 そんなこんなで、また今週もはじまりました。
 おはようございます。

2016年12月11日 (日)

季節の習慣

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 毎年、むかしは(お茶そのものを売るほうの)お茶屋さんを商っていた旧倉又茶舗で催されるカルタ会。今年も、来年1/28-29の二日間、いろんなカルタで遊んだり、はねつきやコマ回しをしたり、はたまた冬は本当に手押しポンプの井戸の水はあったかくなるのかを体験したり、そんなことを予定しています。

 で、1/1付ショッピングガイドに載せて頂く案内のための写真を撮りに、ちょこっとお伺い。
 去年の夏に糸魚川にお越しいただいた木村太亮さんの恐竜のポストカード。今フォッサマグナミュージアムのショップの隠れた人気商品のひとつになっているコイツを2セットつかっての神経衰弱なんてのも準備しているようです。

 年末年始は、餅をついたりのしたりまるめたり、神棚の掃除をしたり鐘をついたり酒をかっ喰らったりと、たくさん年中行事があるので、そういうことひとつひとつ、楽しんでいけるといいなあと、そんなことを思っています。

 でも、まずは仕事やっつけないとね。今年はどうも、12/31の午後からとか、1/2や3のあたりにも働かなきゃいけないきな臭い匂いもしてきたので、できるだけトラブルが少なくありますように。

 では、お休みの午後、みなさんあったかくしてお過ごしください。

2016年12月10日 (土)

風物詩

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 発売日の夕方から、僕のFacebookのタイムラインには突然、このお酒の写真が大量にならびはじめました。「今年もかったよ」という、酒呑み連中が大量にいるこのお酒は、根知男山の「雪見酒」。この季節ならではの生搾りなのです。

 実は、糸魚川の5つの酒蔵はけっこういろんな時期に少ない本数の季節限定のお酒を出しています。今年は月不見の池の猪又酒造さんで二色のサビ猫のラベルのお酒があったり、雪鶴さんでブラックやブラックレディーなんてのが出たり、はたまた先日の加賀の井さんの「純米吟醸127」だったり、阿吽さんと謙信のいろんなコラボレーション限定酒だったり・・・。でも、そういったものはどちらかというと地元よりは市外、県外の日本酒好きな方向けという面が強くて、なかなか地元のひとには積極的に知らされてこなかった。そんな中、長年暮れの風物詩として楽しみにするひとが多いこの雪見酒は、見つけると「ああ、今年もそろそろ終わりなんだなあ」という気分になる、毎年この季節だけの楽しみなのです。

 ちょっとお手伝いしている「糸魚川 五醸の会」でも、こういった季節折々のお酒を、もっとまわりに紹介していくことができたらいいなあ。来年はもっと頑張らなきゃ。

 そんなこんなで、今日も寒い朝です。雪もちらつくそうですが、あったかくしてお過ごしを。
 おはようございます。

2016年12月 9日 (金)

風と平行

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 上の子が、最近学校の数学で扱いはじめた、図形の証明問題になかなか苦労しているようです。パズル解くみたいで面白かったなあとか、でもヤヤこしかったなあとか、設問の図形を見て思い出すワタクシ。そして、ドリル作ってるヒトはけっこう、意地悪だなあ、とも思ったり(笑)。

 そんなわけで、写真はご近所の今は使われていない工場。もとは、僕が小学校の頃にできた縫製の作業場だったようですが、その後持ち主が転々として、倉庫としてしばらく使われた後は空き屋のようです。
 三崎亜紀の小説「二階扉を付けてください」を思い出すような、ベランダだの階段だのが撤去されたあとの「二階扉」もあるし。

 そして、取れて傾いた雨樋とおなじ角度に風で付記流されたケーブル。「ああ、平行だなあ」なんて思いながら写真を撮ったりする僕も、コドモの数学のドリルに影響されてるんですねえ。

 いろんなものに影響を受ける日々。それもまた、おもしろいな、と。

 というわけで、今日も寒い一日になりそうです。あったかくしてお過ごしください。
 僕は、出荷がはじまったらしい冬の風物詩、根知男山の「雪見酒」を買ってこようかなと思ってます。

 おはようございます。

2016年12月 8日 (木)

兆し

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 冬になると、川は素直に流れ落ちることができなくて、河口のあたりは滞留することがふえてきます。でも、その水鏡も、いいんだな。

 朝はまだまだ寒そうで灰色の空だった今日だけれど、海の向こう側からすこしずつ青空はやってきて、水鏡の中だけは、青空。そして、予報よりちょっとはやめにあたたかい晴れ間がやってきました。

 今日は、まだ自転車大丈夫だろうか(笑)。
 おはようございます。

2016年12月 7日 (水)

避難訓練コンサート

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 昨日は夕方、クルマのナビがはじめて「糸魚川市で視界200m以下のホワイトアウト状態の恐れがあります」と言い出しました。さすがにそれはないよなあと思いながらも、山の法だとそういう降り方をしたところはあったのかな。夜にはけっこうばちばちと、白い大きなツブが降ったりもしてましたし、寒い夜だったなあ。

 さて、そんな中、習い事しているコドモの迎えに夜市民会館にいったら、いつのまにかチラシのラックに一工夫されてました。
 ラックの一部に「にいがた」や「とやま」「ながの」の文字。もともと、市外のイベントのチラシも置いてくれていたけれど、きちんと「県外のも近いところのはあるよ」とわかりやすくして、しかも県外チラシも置いてくれたんですね。

 以前、黒部のホール、コラーレのチラシコーナーの溢れる近在イベントチラシのことに触れて「同じ県とかそういうこだわりなしに、近在の文化イベントの相互紹介をもっともっとしたほうがいい」という話をしていたことがありました。できる範囲で、ちゃんと担当のひとは、やってくれているんだなあ。
 なにかがあると、役所に文句を言うひとは多い。でも、「これはいいことだよね」って試みに「ありがとう」って言われることはとても少ないようです。自分の仕事のモチベーションって、どうすれば下がり、どういうときあがるのかっていうのは自分でも実感できること。いいなあと思った試みはちゃんと「いいね」と伝えたいなあと、そんなことも思った夜なのでありました。

 それにしても、全国で最近すこしずつ増えてきているらしい、演奏途中で災害がおきたという設定で避難訓練もする「避難訓練コンサート」。チラシのは富山のだけれど、こういうの、おもしろいなあ。訓練のための訓練じゃなくて、糸魚川でもこういうことができると、いいなあ(と、また言ってみる(笑)。)

2016年12月 6日 (火)

のほほんと白熱

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 昨日は、きっと今年最後の自転車通勤。のほほんと港沿いを移動していると、ぽかぽかの公園でなんとかゴルフを楽しんでいるみなさん。
 そして、ベンチでは荷物が留守番中。こういうとき、置き引きがどうのとか、そういうことを心配しなくていいまちってのは、いいよなあ。

 そして、秋の日差しが心地よかった日が暮れ、夜中には風が強まってバリバリと冬の雷の音も。今日は雪こそまで降り出さないものの、冬本番の荒れ方。

 否応なしに、連中はやってくるんだなあ。お燗用のお酒、買ってこなきゃ。

 というわけで、そろそろお昼ですが、おはようございます。

2016年12月 5日 (月)

いろり、いいよねえ

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 毎年11月の終わりに新そばになる、市内の老舗 泉家 さん。
 今年もおくればせながら「家族新そば会」。行ってきました。昼間はあったかかったけど、日が落ちると急に寒くなるのが今の季節。だから、囲炉裏の周りは、うれしいんだよなあ。

 新そばを食べに来たのに、卵焼きに鴨抜きで冷や酒をにこにこしながら呑んでいたのも約一名いましたが(笑)、今年もみんなでにこにこしながらの新そば。これで、こころおきなく一人でも食べに来ることにします(笑)。

 ちょうどクリスマスセール真っ最中の「糸魚川口まわ~る」の商店街。お昼頃には紅久さんのお得な「やまのほまれ」が売り切れちゃってスイマセンっていう記事がFacebookのタイムラインに流れてきたりしていたけれど、夕方の 泉家 さんも、ガラポン抽選会の抽選券が足りなくなっちゃって・・・なんてはなしをされてました。
 商店街がにぎやかなのも、いいよね。

 さて、週の始まりはちょっとあったかい朝。
 おはようございます。

2016年12月 4日 (日)

まちをほこるということ

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 昨日は、いただきもののちょっといい魚の粕漬けを焼いたのが夕ご飯だったこともあって、晩酌に一本買ってき(てもらい)ました。

 んで。

 いつ見ても思う、この根知男山のラベルにある「宣言」には、胸を打たれます。

米を作り、田んぼを守る
自然豊かな根知谷で、米作りから
酒造りまですべて自社で取り組み、
酒米の最高品質を目指すとともに
根知谷の環境を守り、
父祖伝来の田んぼを守ります。

 農業は、里山の暮らしを守り伝えるというシゴトでもある。
 かつて、ごくあたりまえの仕事をしていても結果として里山を守ってきた農業という生業は、やりかたが少しずつ変化していくに従って、「自動的な副産物として」里山を維持する機能を持つことは難しくなってきている。僕らはいままでそこにフリーライドして「里山は、いいね~」って脳天気に言ってきたわけで。

 それだけに、こういう農の生業で、里山を守っていくという宣言というのは、実はとんでもなく大きな宣言だと思うのです。そして、そこに「僕のうまれたところは、いいところだなあ」という愛着を子どもたちが持つことにつながる、大人の姿があるんだろうな、と(ヤセガマンだって、多分にあるにしても)。

 まちを誇るというのは、結局はここで生まれた子が誰にいわれるまでもなく、自然と「ぼくのすむまちはいいところだよ」ってなぜか言い出すためにどんなことができるのかということに、つながっていると思う。そんなわけで、僕は昨日もちょっとだけ、たのしく、赤ら顔でいただきました。

 もうじき、お休みも、おわっちゃいますねえ。

2016年12月 3日 (土)

秋が終わると

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 青空にいっぱいの鰯雲なんてソラがなかなか出現しなくなるので、こんなふうにソラから見た地球みたいな写真を撮って遊ぶこともなかなかできなくなるのだけれど、今日はなんだか「らしい」雲だったので、今年最後かな・・・なんて思いながら出勤途中に遊んでみました。

 お昼にそのあたりを歩いてみると、家の軒先にタイヤをだしてある家もけっこうあって、まだタイヤを履き替えてなかったひとたちには「この週末はチャンス」なのかな。僕も明日こそは替えなきゃ。

 だんだんと、青空が貴重になりつつある季節。みなさん、のほほんとたのしいお休みを。

2016年12月 2日 (金)

飛んでくる

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 日差しはひさしぶりにあたたかめの色。でも、海はそこそこ荒れている風の強い朝です。

 テトラに打ち付けてくる波には、水だけじゃなくていろんなものがはいってます。写真もまじまじと見ると、けっこうなサイズの石もあれば、枝もある。
 荒れると見つかる石もあるから、荒れた翌日は海を歩くひとも実は多いのですが、海岸に近づくときには、くれぐれもご注意を。

 そんなこんなで、おはようございます。

2016年12月 1日 (木)

チェック

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 先日から市内のあちこちで見かけるようになった、消雪パイプのチェック通水。いよいよやっている場所が増えてきた気がします。
 僕が小学生の頃増えてきて、その後はすっかりあたりまえになったこれ。ほんと助かっているのだけれど、一方で雪が降る場所ではどこでも使っているものだともむかしは思っていました。考えてみれば、しょっちゅう氷点下に下がるところでは水なんてまいたら凍っちゃうわけだし、これは雪は降るけどそこそこあたたかい新潟あたり限定のお話なんだよなあと、ここ数年あらためて実感しました。
 逆に言えば、あたたかい場所に降るからこそ雪はしめっぽくて重たくて、除雪がシンドいわけでもあって。だから、ありがたいよなあ。

 強烈に水を飛ばす場所も、だんだんと調整されていって、すこしずつ雪を待つモードに。さあ今日から12月。あと一ヶ月です。

 おはようございます。

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