あらためてれんがしゃこ
今週末は、赤れんがネットワークの年に一度の大会。今年は、愛知県の半田市で開催されます。
開催地は、どこもレンガで作られた古いなにかがあり、それを保存し、これからも使って自分たちのまちを「!」なまちであり続けさせたいと願うひとたちの場所。今年は、半田赤レンガ建物( http://handa-akarenga.jp/ )を残したひとたちのまちです。
半田は、地元の大学生とも協業して、古い建物をまちのシンボルのひとつとしてとてもうまく活用しているんだそうです。去年の舞鶴の大会でも、やってきた半田のジィさんと若い子たちがとても楽しそうに自分のまちの「!」なところを自慢し、「この先どうしようか」という話をしているのは、見ていてとても眩しい風景でした。古いものを古いひとたちだけが躍起になって残すのではなく、昔からあったそのまちの風景が、ちっちゃい子からおじいさんおばあさんまでみんなのやりとりの起点になる。それが、素晴らしいな、と。
赤れんがネットワークの大会は、糸魚川でも2009年に開催。全国いろんなところのひとたちが集まり、この三連アーチがこの形で残ることに力を貸してくれました。
また、週末にはいろんなところのひとたちに、パワーをもらいにいかなきゃ。
というわけで、糸魚川の美味しい日本酒と地王を手土産にお伺いするときに持って行く「糸魚川はこんなまちですよ」というリーフレットのために、今朝あらためてアルプス口の写真を撮りに行ってきました。ヒスイも「日本の石」になったことだし、またいい出会いができるといいな、と。楽しみにしています。
では、みなさんたのしい午後を。
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