電線
昨日は荷物がいろいろあったりもして晴れてたのに自動車移動だったのだけれど、夕方の淡く焼けたソラをながめていたら「自転車で来ればよかったなあ」とつくづく思ったり。
ちょうど、この交差点のあたりにはポケモンGoのジムがあるのだけれど、そこを狙っているのかお父さんといっしょに歩く小学生くらいの子がいたりもしました。三交代してるオヤジさんもいるし、放課後いっしょに遊んだりしてるのかな。平日に当たり前のようにオヤジもいっしょにって、いいなあ。
それにしても、こういう写真を撮るたびに、僕は電柱とか電線のある風景が好きなのだなあと思います。写真撮りとしては、ここはよく怒られるポイントでもあるのだけれど。
僕は「こういう仕組みでこうなってる」というのは、ある程度見えた方がいいと思っているフシがあります。そうじゃないと「誰が働いてくれているおかげでこれができている」ということに、どんどん気付かない世の中になっちゃうような気がするのです。
ひとりひとりの家に引き込まれた電気や電話の線。このひとつひとつを引き込んだひとがいて、切れないように、垂れ下がらないように見ているひとがいて、トラブルがあったときに直すひとがいる。その結果としての、日々ほとんど停電も、電話やネットの不通もない暮らしができているわけで。
僕の仕事も、そういうもののひとつとして「あたりまえの日々」のための、意識しなければ見えないなにかであるくらい、ごくごく平穏無事あたりまえに提供できると、いいなあ。
そんなことを思いながら。
おはようございます。
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