勾玉円形劇場
昨日は、オデュッセイアの音楽を全て書き下ろした飯田 俊明さん ( http://www.toshiaki-iida.com/html/ ) が久しぶりに糸魚川に来られて、ビーチホールまがたまでピアノコンサート。
あの会館は、場を仕切っているTさんがとても丁寧な仕事をされるのでいつも照明はきれいなところなのだけれど、会場に入ってみてびっくり。ステージのスペースをフラットにして、うしろをまるく囲み、小さなテーブルがあちこちにならぶ蒼い空間のまんなかに、ぼおっと温かい光でうかびあがるグランドピアノ。
はしっこにバーカウンターがあり、みんないろんなお酒(やノンアルコールの飲み物)を楽しみながら、手を伸ばせば届く距離での演奏を、にこにこしながら楽しむ。
ここを、こんな風に使うこともできるんだ。
なんだか、幸せな夜でした。演奏も、集まった人たちの笑顔も、舐めていたトニックソーダも、そして、一夜限りあらわれた、この円形劇場のいごこちの良さも。
やろうと思うと、いろんなアイディアはあって、それをおもしろがって実現させるいろんなヒトたちがいて。そういうことも、ホントうれしいなあ、と。
素敵な光の中で、お酒を楽しみながら音楽をやる場所が糸魚川にひとつ「開拓」されました。次、ここで誰かを魅了するのは、誰なんだろう。それもまた、とても楽しみなのです。
おはようございます。
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