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2016年9月30日 (金)

ひとそれぞれ

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 ウチの庭のアサガオは、そろそろ最後の花がしおれてくる頃。タネになってるヤツは、もうすっかりかわいてはじけたあとだったりするのに、まだまだなんとか咲いています。
 暑いだとそうも思わないのだけれど、秋雨が続いたり、朝が涼しかったりすると「まだ咲いているなあ」という気分は強くなる。一番はやいヤツと遅いヤツ。これだけ前後が開いたりもするのだけれど、後から咲く方が埋没しないで愛でてもらえたりすることもあって、これもまたいいな、と。

 7月はじめからコドモが飼っていたオタマジャクシも、夏休みのおわりにはおおむねカエルになってもとの場所に返してきたのだけれど、最後に残った一匹の後ろ足がようやくだいぶ立派になってきました。そろそろ前足が出るかな。これもいっしょの卵から同時にうまれたくせに、一番はやいヤツからほぼ2ヶ月遅れ。だいぶ水も冷たくなってきたけれど、ちゃんとゆっくり育っているな、と。

 まあ、自分も晩成しよう(笑)。
 そんなこんなで、おはようございます。

2016年9月29日 (木)

近づけないよなあ

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 今日は移動途中にちょっと寄ってみた今井の不動滝。
 近く開催される不動滝まつりに間に合うようにトイレが改装中でした。この下まで車でいけるようになって、ラクになったなあ。

 そんなこんなで、昨晩ものすごく酷く降った雨は今朝になってもおだやかになったけれど続いてます。秋雨、なかなか一段落つかないなあ。夕方にはあがる予報なので、それを楽しみに一日がんばります。

 おはようございます。

2016年9月28日 (水)

欄間

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 先日、オフクロが富山の欄間が有名なお寺にいってきて「すごかった!」と連呼してかえってきました。ウチのウラからベニヤ板あててあるのとは、ちがうよねえ(笑)。

 そして、9月終わりの真夏日で、さらに今日雨が降る予報の昨日の夕暮れも、たくさん出ていた雲がどこか欄間のようでもあって・・・。

 昨日は30度越え、今日は冷たい秋の雨。みなさん、体調くずされませぬよう。

 おはようございます。

2016年9月27日 (火)

キハ52につながる鉄路

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 昨日までお伺いしていたお客さんのところは、小湊鐵道の起点、五井が最寄り駅。ここから出る小湊鐵道は房総をつっきって、途中でいすみ鉄道につながり、外房の大原へとつづいています。
 小湊鐵道はトロッコ列車が名物だそうで、走っているちっちゃい列車も懐かしい配色。そして、この先を走るいすみ鉄道には、大糸線を退役した後こちらにきて走っているキハ52がいるはずなのです。

 ときどき寄せて貰う縁があるのに、なかなかキハ52には、会いにいけないなあ。

 そんなわけで久しぶりに朝の更新です。
 おはようございます。

2016年9月26日 (月)

ぴっぴっ

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 村上春樹はエッセイで、しばらくカタマリの肉を食べないと「肉切れてますぜ、ぴっぴっ」とか頭の中で信号が発生するなんてことを書いていたことがありますが、僕のそれは「海のもの」。時々「魚きれてますぜ、ぴっ、ぴっ」がやってくることがあります。たいていそいつが来るのは、出張中。魚がうまいところでやってくるといいけれど、大抵が内陸部だったりすることもあって、乾いた魚がいっぱいまわっている回転寿司とかで「おれ、なに喰ってるんだろう」とか思うことになるわけです。
 (でも、たとえば、さくら水産の真っ白いしめさばとかも、実はとっても好きなんだけれど(笑))。

 そんなわけで、今日帰ってきたら、地物の甘エビの刺身がありました。贈答用のみたいにでっかくて太いやつじゃないけれど、じゅうぶん甘くておいしい。しっかり魚チャージも済んで、明日からまた地元で働きます。地物の魚がウマいのって、いいなあ。
 賛辞として、となりに埼玉県のかたはみなさんご存じらしい「うまい、うますぎる」のCMのあのまんじゅうを置いてみました。

 それでは、おやすみなさい。

2016年9月25日 (日)

いよいよ来週

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 以前のように新幹線改札の前にしょっちゅういくことがなくなったこともあって、ここが実はマメに模様替えされていることをちょっと忘れがちになっています。
 でも、まじまじと見れば、しっかり飾られてるんですね、ヘルメット。日本最大級の「獲得標高」を誇る自転車イベント、グランフォンド糸魚川はいよいよ来週末。あっちこっちに案内看板を見かけるようにもなりました。

 コース図は毎年見るたびに「これ、とんでもないコースだな」と思います。僕が走ることは、きっとないだろうなあ。でも、みんな苦しくてもうれしそうに、走ってるんだよね。

 昨日は、日本の「国の石」がひすいになったというニュースも大きく伝えられました。フォッサマグナミュージアムの宮島館長の投票前演説はとても「!」なものだったとか。ビデオがあるなら見てみたいなあなどと、そんなことを思ったりもしながら太平洋側で仕事中のワタクシです。

 みなさん、よいお休みを(笑)。 

2016年9月24日 (土)

いろとりどりの

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 今日は、今年で八年目という能生漁港での小学生向けの海釣りイベントにいってきました。

 海の近くのヤツは、釣りして遊ぶモノ。僕らがこどものころはそうだったから、オリムピックやダイワの新しい分厚いカタログが出るたびに釣具屋さんにもらいにいって、スペックをみながらあーのこーの言っていたり、毎週山のように小アジを釣ってきて家の冷蔵庫を満杯にして親に嫌がられたり、まあそんな感じだったのだけれど、最近はもうすっかりご無沙汰。
 なので、20年ぶりくらいによりもどしに糸を結んだりした気がします。
 でも、おぼえてるんだな。オヤジが仕込んでくれたいろんなことは。
 オヤジが死んでもうずいぶん経つけれど、こんなにたってから、教えて貰ったことで息子に「とおちゃん、やるじゃん」と言われることになるとは。ありがたいもんですねえ。

 そんなわけで、今日は数日荒れたあとの晴れということもあって大漁。その後みんなでアジをさばいたり(小学生までひとり一匹ちゃんとゼイゴをひき、三枚におろしてかわをひくまで!)、小アジを唐揚げにしたりして、お昼においしくいただきました。
 この事業は今年で一段落の予定とのことだけど、まだまだ続けて欲しいなあ。
 そして、僕もひさしぶりに楽しかったので、今年はあと何回か、今度は家族であじ釣りしようかなと思っていたりするのです。

 それにしても、こういうイベントで、竿も、仕掛けも、全部主催者さんが用意してくれるって、なんだかありがたいというか、いい時代ですねえ(笑)。

2016年9月23日 (金)

はかどらない秋

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 雨がつづいて稲刈りが滞ってると嘆いている農家の方がおおいここ数日。ほんと、晴れないよなあ。ほんのひと月ほど前には「暑いねえ、雨ふらないねえ」って言ってたのに、いろんな意味で極端な天気な日々です。

 そういえば、この時期の彼岸花。気にしてなかったせいか家の周りの写真を撮るようになるまでは、「ウチの近所には、ないんじゃない?」と思ってたのだけれど、気にしてみるとけっこうあちこちに咲いていることに気がつきました。ただ、関東のほうによくあるような、田んぼの畦にってのは、あまり見かけない気がします。
 そんなわけで、この彼岸花の向こうにはさがけして干してある稲も、かけられてからずっと降ってる感じ。せっかくの天日干しなのになあ。

 そろそろ晴れてほしいですねえ。
 明日からの出張先、ホテルからの移動はみんな自転車でやる予定なので、なおのことそう思っているワタクシなのです。

 というわけで、すっかり暮れてしまいました。こんばんは。

2016年9月22日 (木)

騎馬戦

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 今日は近所の幼稚園の運動会。下の子が見に行きたいというのでちょこっと顔を出すと、小学生もいっぱい。中学生もちらほら。見慣れたあちこちのおじちゃん、おばちゃんたちも「おじいさん、おばあさん」としてやってきてる。学校とか幼稚園って、いろんな吸引力があって、いろんなひとと出会うハブになってるなあとつくづく思います。だから、コミュニティスクールなんてことを役所が言い出したりもするんだろうなあ。でも、うまくそれはそれで活用できればいい手なのかもしれないなあなんてことを、昨晩の田沢小のコミュニティスクール準備会合なんかでも思ったワタクシです。

 それにしても、いまひとつすっきり晴れなくて、運動会もグラウンドじゃなくて体育館の中。ちょっと気の毒だなあ。

 というわけで、庭のアサガオの種がなんだか騎馬戦の騎馬みたいだなあなんてことを思いながらの昼下がり。仕事したり遊んだり、のんびり過ごしております。

 午後もみなさん、いい「のんびり」を。

2016年9月21日 (水)

荒れた翌朝

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 家人が長野市で働いていることもあって、スマートフォンの天気や災害の速報アプリは、糸魚川だけではなく、長野市も設定しているのだけれど、昨日は夕方から長野市の一部に避難準備情報が出て、それが避難勧告に切り替わりと相当酷い雨と緩んだ地盤だったよう。上流で降れば、糸魚川も増水するということで、昨日は相当川も荒れたようです。
 そして、荒れた翌朝、すこし海が落ち着いてくると、海岸には石を探す人があらわれます。
 今日も、いつもよりちょっと陸寄りに、手慣れた感じのひとが何人か海岸線を歩いていました。上流からまたなにか、流されてきているのかな。
 何はともあれ「ご安全に」。

 そんなわけで、今日は雨はちょっと中休みのようです。台風の災害がひどかった地域の皆さん、ほんとお大事にしてくださいね。

 おはようございます。

2016年9月20日 (火)

ぼうしつき

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 週末は、助手席とか後部座席にのることもあるので、それが元の発見をすることもあります。
 昨日は、うしろの席のドアポケットに、どんぐり。もう「当年モノ」のどんぐりをコドモが拾う季節なんだなあ。そういえば、上の子はどんぐりをキログラム単位でひろう子だったので、どんぐり銀行 ( http://www.pref.kagawa.lg.jp/midoriseibi/donguri/ )にあこがれたりしたんだけど、下の子もちゃんとそういうところは(あれほど熱狂的ではないものの)うけついでいるようです。

 さて、台風はわれわれの方面からはすこしそれでいくようですが、ルートのみなさんはほんと大変な被害のようで、くれぐれもお気を付けて。

 さて、休みの多い今週ですが、今日からスタートです。おはようございます。

2016年9月19日 (月)

仕事を眺める

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 村上春樹のエッセイの中で「うさぎ亭」に惚れたひとは多いと思います。コロッケの描写もさることながら、僕があのエッセイにとても共感するのは、キビキビとしているけれどセカセカとはしていない、そんな仕事を眺めることの幸せさを、僕も感じるからなのだろうなあと、つくづく思います。

 自分の仕事で考えてみれば、忙しいときって大抵トゲトゲしています。「できれば話しかけないでくれ」光線を発信しながら、ついつい怒りの沸点が低くなったりもする。
 それだけに、手際のよい仕事を、まわりのひとに「忙しすぎてこちらまで気ぜわしくなってしまう」と感じさせずにするひとというのは、いいなあといつも思ってしまうのです。

 泉家さんのご主人も、そういう方のおひとり。だから、すこし暗くなってから、囲炉裏の小上がりでお蕎麦をいただきながら、池の向こうのご主人の仕事を眺める時間というのは、僕のとても好きな時間なのです。

 というわけで、昨日も早食いのワタクシはさっさと食べ終えてしまって、コドモが食べるのをながめつつ、あちらのお仕事も眺めてニコニコしておりました。もうじき新そばの季節。楽しみだなあ。

 そんなこんなで、おはようございます。

2016年9月18日 (日)

種もはじけて

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 親子連れみたいだなあ(笑)。

 あちこちのアサガオは、そろそろ最後の数輪が咲いてるという感じ。ほとんどはこんな感じでタネになってきました。
 ススキがふえてきたり、セイタカアワダチソウのさきっぽがすこしずつ黄色くなってきたり。

 そんなわけで、連休中日の今日は、ちょっとコドモをつれて遊んできます。
 おはようございます。

2016年9月17日 (土)

しあわせな夕べ

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 昨晩は、上の子が小1からバイオリンでお世話になっている別本裕子先生と、糸魚川出身のマリンバ奏者さんで田沢小学校の周年イベントでも演奏していただいた斉藤裕子さん、そして、いつも撮らせてもらっている市内のアマチュアフュージョンバンドのキーボーティスト他いろんな顔を持つ相沢智子さんの三人でのアトリウムコンサート。
 きらら青海の天井の高いあの空間で、とても幸せな時間をすごしました。

 いい音が、響く場所。生のバイオリンとマリンバに、PAを通したエレピ。違和感なく、バランスよく。アトリウムコンサートも回数を重ねてきてスタッフの皆さんもほんとうに手慣れてきて、いい音で聞かせてくれます。ほんと、いい仕事だなあ。

 きらら青海では新潟近代美術館の巡回展も開催中なのだけれど、この日は「ナイトミュージアム」として、コンサートが終わるまで展示も継続。あかりをいれてあたたかく光る作品もあって、夜ならではの鑑賞になりました。

 こういうの、いいよねえ。

 11月には「歌劇カルメンのおいしいところどり二時間弱コンサート」をやられるんだとか。昨年のオデュッセイア2で大活躍だった渡邉直人さん、尾張恭子さん、相沢磨由さん、鈴木至門さんの四方が揃ってのステージになるんだとか。気軽に楽しめるこのアトリウムコンサート、どんどん「エスカレート」していくようで、なんだかうれしいです。
 そんなこんなで今日もそろそろ夕ごはんの時間です。みなさん、おいしいゴハンを。

2016年9月16日 (金)

中秋の名月

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 雲に隠れたり、出てきたり。すっきり澄んだ秋空ではなかったけれど、それでも愛でることができる糸魚川の「中秋の名月」。
 窓際にすすきを飾って、コンビニのちっちゃいお団子パック。長野に通勤している家人も昨日は帰りがはやくて、このまわりに集まってみんなでがやがやと月を見ていました。
 下の子は「雲を飛ばす」とうちわをふりまわし、上の子は思い出したように一眼レフで写真を撮り始め、そのうち「東京のおばあちゃんちに電話しよう」となり、そちらが雨模様で見えないと聞くとメールを送り・・・。

 たまには、こういう日も、いいなあ。

 さて、今日はきらら青海でワンコインコンサート、上の子がお世話になっているバイオリンの別本裕子さんと、マリンバの斎藤裕子さんの読みはちがうけどおなじ名前のお二人のアトリウムでの演奏は、どんな感じになるか楽しみです。19:00からです。お時間のある方は、ぜひお運びを。

 おはようございます。

2016年9月15日 (木)

ひまわりは枯れて新米はたのしみ

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 自転車での移動途中、はさがけしてある稲を見ると、つい近くを通ってしまいます。これも、小学校の頃、はさがけがはじまると囲われた中に「宝物」を持ち込んで秘密基地にした幼児体験を思い出すからかなあ。あの当時は、わずか数日しか囲われないことがわかっているのに中に入り込んでは、ある日突然素通しになった秘密基地を見て愕然とするなんてことを、毎年毎年繰り返していたような気がします。
 ほかにも海岸のテトラの中とか、あっちこっちにたくさんの秘密基地、作ってたなあ。

 ヒマワリもあちこちで立ち枯れてきましたね。暑いなあとおもっても30度を超えることはなくなってきたし、いよいよ秋本番。新米もりもり食べるのが楽しみです。
 というわけで、今日は中秋。月が出ると、いいなあ。

 おはようございます。

2016年9月14日 (水)

29匹のきょうだい

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 みんなに愛されている絵本のシリーズ「999匹のきょうだい」(http://www.ehonnavi.net/special.asp?n=998 )の作者、木村研さんを糸魚川にお迎えしていろいろやろうと糸魚川の町屋文化を守り伝える会さんがいろいろ準備をされていたのだけれど、無事先日お願いしていた助成金がいただけることになり、実現することになりました。
 毎月第2土曜にきらら青海でやっている土よう子ども会といっしょに楽しいワークショップができそうです。もちょっと先になったら、あちこちでご案内しますね。

 さて。

 この絵本では999匹のおたまじゃくしの兄弟の「お兄ちゃん」が一番最後までカエルにならずにおたまじゃくしのままだったりしたのだけれど、7月に須沢のコンクリート路上の水たまりで掬ってきたウチのモリアオガエルの「29匹のきょうだい」なおたまも、カエルになったヤツは山にかえしてきていまやのこり一匹。
 ずいぶんと大きくなったのだけれどなかなか足が生えてこなくて「はやいヤツからはもう1ヶ月以上遅れてるなあ」とか「しっぽの先が足でてるヤツみたいに傷んできたけど、もうコイツは足がはえないヤツなのかなあ」とか心配していたらやっとちっちゃい足が出てきました。

 足の付け根って、着ぐるみから出てる足みたいに、凹んだ穴からにょっとつきだしたみたいな形してるんだなあ(笑)。
 そんなこんなで、ウチの「29匹のきょうだいのおにいちゃん」も、そのうち山に帰れそうです。よかったなあ。

 そろそろお昼。雨もすっかりあがった感じです。
 午後からもがんばらなきゃ。

2016年9月13日 (火)

官能力はないけれど

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 昨日は、地元のお酒のおいしさを発信しながらも、その実は「みんなでもっと楽しもう」というもくろみの「糸魚川 五醸の会」の勉強会と称する呑み会にいってきました。
 あきあがりとか、ひやおろしとか、そんな名前でこの時期に出てくるお酒を、この時期のおいしいものにあわせて楽しもうという趣向。

 10人ちょっとの少人数ならではの、案外とミもフタもない話。蔵元の方が4人も来られていて、それぞれの蔵の「ひやおろし」がどんなお酒なのかということをいろいろはなしてくれたのだけれど、僕はお酒が進むうちにはじまった、蔵元さん同士のお酒についてのいろんな話を聞いているだけで、なんだかとってもトクした気分になってしまいました。

 それにしても。

 この日の「おいしいもの」は、さっぱりしたものから濃厚なものまでいろいろあったのだけれど、それに5つの蔵のお酒を常温とお燗でいただいて。あわせたときの「へえ」はあっても、致命的に「これとこれは、あわないよなあ」がない。日本酒を呑んでいるときはいつも思うことなのだけれど、けっこうなにとあわせてもどうにかなる。そんな「食事にあわせるお酒」なのだなあ。

 この日も、ついでいただいたらそのうちどれがどれだかわからなくなるので、箸袋にメモして(なにせ一応は「勉強会」なので)いただいてましたが、たとえば「加賀の井のひやおろしと角煮の組合せが~」とか、そういう感想を持つことはなく、「なんだかいろんな組合せがあったけど、みんなおいしかったなあ、ニコニコ」と、いつも通りの状態になってしまいました。
 この日は、謙信の蔵元として同級生のIくんも来てくれていたのだけれど、あらためてそういうウチの子じゃなくてよかったなあとも思う。なにせ、味を利きわけて仕込みを考えたりあわせるゴハンを考えたりするための「官能力」がないとできない仕事。僕はそこは求められないから、ただただにこにこして「おいしいねえ」とだけ言ってればいいわけで(笑)。
 酒蔵のみなさんが誠実な仕事をしてくれているから、僕はそんなわけでこれからも違いのわからないニコニコのままなんだろうなあと、そんなことを思いながらの夜なのでした。

 たまにはいいね、こういうの。

2016年9月12日 (月)

なにが見えているんだろう

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 昨日の夕方は、雲がおおいからかえって夕空がキレイという日。
 遠くを眺めていると、糸魚川からは島のように見える能登半島もうっすらと見えていました。

 んで。

 この写真だと左の方から1/3くらいまで「島影」があったあと、すこし途切れてからまた小さい「島」がいくつか見えます。
 これって、先っぽの輪島のあたりなのかなあ。それとも、七尾湾に浮かぶ能登島が見えているのかなあ。

 これだけ遠くまで見えるというのも、いつものことながらなんだか不思議な感じがします。
 さて、寒いくらいの夜を越えると、またそこそこ暑い昼間。そろそろ、体調管理が難しい時期になってきました。みなさん、お気を付けください。

 おはようございます。

2016年9月11日 (日)

座長

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 ひすいジュニア合唱団のこどもたちを束ねる高校生として、ときどき写真を撮らせてもらってきた石塚くん。彼の歌謡ショーVol.3が今日13:00からビーチホールまがたまで開催されます。

 打ち合わせとか、リハーサルとか。その最中の彼を見ていると、つくづく「座長」だなあと思う。自分の名前の舞台をやるということで背負わなきゃいけないものを、10代の、社会人一年目の子がちゃんとわかっている。それって、すごいことだな、と。

 とりあえず僕はカメラを通して眺めるだけのヒトなのだけれど、応援したいと思います。当日券もあるようです。お近くの方は、ぜひお出かけください。

2016年9月10日 (土)

代替わり

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 青海通り線では、道路沿いの電柱の立て替えが進んでいます。すぐとなりにもう一本立て、ケーブルを繋ぎ直し、古い方を撤去して、足下を固める。西側から進んできて、もうじきR8との交差点のところにたどりつきそうなところまでやってきました。

 考えてみれば、これを停電させないで、供用しながらごくあたりまえにやっているのって、すごいことだよなあ。
 僕の仕事の関係では、無停止での移行はきちんと設備さえあればできることが多いけれど、そのためにはサーバのライセンス料とかいろんなものがけっこう高いものでなければできないケースも多くて、小規模なところだとどうしても止めてやらなきゃいけないことも少なくありません。あっちこっちのいろんなサービスを、止めずにちゃんと更新していくひとたちがいて、僕らの生活は結果としてあまり止まらなくなっている。これって、考えてみれば案外と、すごいことだなあと。そんなことを思いながらの一枚。

 さて、今日は月に一度の土よう子ども会の日。きららのアトリウムでお待ちしています。
 今日は落語紙芝居がありますよ~。

 おはようございます。

2016年9月 9日 (金)

逆流

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 朝はまだ雨っぽかった今朝。上流はずいぶん降ったようで、姫川はコーヒー牛乳色。河口近くの海はずいぶん濁っていました。
 そして、この近所の用水も担っている八千川は、短いこともあってそれほど濁っていないのだけれど、河口から途中までは海とおなじコーヒー牛乳色。
 逆流、してるんですねえ。

 そういえば、市内には前川他河口に堰がある川もけっこうあるなあとふと思い出したり。

 いつもより増水した八千川を、鴨がゆうゆうとのぼってきたのを、「第二八千川橋」(28000ではありませぬ)の上から一枚。こういう日々観察も、なんとなく「大人の自由研究」な感じなのです。

 そんなこんなで、だいぶ晴れて、あったかくなってきました。
 おはようございます。

2016年9月 8日 (木)

花火

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 昨日の夕方、高台から海を見下ろしていると、ソラの雲がなんだか小さい星がたくさん同時に開くタイプの花火みたいで、よくみるとうっすら流れた跡に上空の風を感じたりと、なかなかおもしろい雲だなあとまじまじと眺めてしまいました。

 結局一日雨は降らず。その分、今日は一日降ったり曇ったりのようです。
 日差しがあると、暑いなあと思うけど、陽が差さないと秋だなあ・・・と思う。

 そんなこんなで、そろそろお昼。午後からもがんばらなきゃ。

2016年9月 7日 (水)

看板

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 今日は月に一度の西海小学校の朝読書の日。こちらにお伺いするときにはついヘンな道を帰ってくることが多く、今日も水保から大野経由で帰ってくるというヘンなドライブをしてしまったのだけれど、こういうルートを走るときの楽しみのひとつが、古くから残っているお酒の看板なのです。

 こちらでも、あまり最近は見ることのない黄色くて丸い謙信さんの看板が。地酒は地元でだけ売っていた頃の名残で昔の看板は場所にあわせてみんなちがう大きさ・デザインのものがたくさんあります。壁一面にお酒のラベルのデザインの看板なんてのもありますしね。

 ロバートパーカーのワインスコアの中に日本酒の情報も増えて、その初代のリストに糸魚川のお酒が載るような時代。
  http://www.erobertparker.co.jp/info/52_info.php
 きっと、糸魚川の5つの蔵のお酒は僕らが想像もしないようなところまで運ばれて、呑まれていたりするんだろうなあ。そして、ファンになってくれたひとが「いつか、この酒が醸されたまちに旅したいなあ」なんて思ったりして、そういうひととたまたま市内の呑み屋さんで遭遇して、このまちのことを話しながら呑んだりするのも、きっと楽しいんだろうなあ。

 いろいろ妄想は広がります。

 戻って来る途中、姫川を渡るとウチの子が通う小学校の「川鍋遠足」をやっていました。天気予報が悪くて心配してたけど、川も増水してないし、なんとか雨も降ってないしでみんなニコニコ。できて、よかったねえ。

 そんなこんなで、おはようございます。

2016年9月 6日 (火)

日の出

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 ついこの間までは、4時頃にはだいぶ明るかったような気がするのに、今朝山のヘリから朝日がやってきたのは5:38。日の出もだいぶ遅くなりました。

 雲がけっこうあって、晴れるんだか、雲るんだか、なんだかはっきりしない朝・・・と思ったら案外暑くて、でも予報だと夜から雨だったりとか、すこしずつ夏も店じまいなのかなという風情。

 でも、これくらいの陽気になると、朝歩くのも、夕方歩くのも、だいぶ楽になってきたかな。もう少し涼しくなったら、自転車通勤も増やそう・・・といろいろ思ってはいるのだけれど、まだ今ひとつ行動が伴わないワタクシなのです。

 おはようございます。

2016年9月 5日 (月)

灼熱のCCR

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 こどもたちの夏休みも終わったというのに、暑い暑い日曜日でした。でも、市民会館のN響のコンサートは開演1時間前から行列。上の子はワークショップをしていただくことになっていたのででっかいチューバを運びにいったのだけれど、自分自身で音がかわるのがわかったような素敵な体験ができたようです。こういうブレイクスルーになる「習う」って、ここのところあまり自分では体験することがなくなってきているだけに、うらやましいなあ。できたりわかったりするようになることで、突然見えるものがかわる瞬間がある。あの感じには、まだまだ何度も遭遇したいものだと、つくづく思います。

 さて、写真は昨日の日本海クラシックカーレビューの駅前のパレードのもの。今日の出張の前のりで上京する家人を駅まで送ったあと、こどもと二人で眺めてきました。
 きっと日本海口近辺は通れないよなということで南側から入ろうとしたのだけれど、R148でちょうどパレード通過中に遭遇。パレードを全部通すためにずっと赤信号だったということで、かなり時間に余裕を持ってでかけたものの結局発車一分前に駅につくというギリギリの移動になっちゃいました。信号ごとにおまわりさんがついていて、全部青にしてるのを見たら、それがOKになるくらいいろんなものを、歴代スタッフの方は積み重ねてこられたんだなあとつくづく思ったり。
 駅前をうろうろしたあとは、黒姫さんで生ソースのかき氷をいただいて帰ってきました。ホント、暑かったなあ。

 エントリーされたみなさん、スタッフのみなさん、そして沿道で手をふったみなさんも、みんなおつかれさまでした。

2016年9月 4日 (日)

八千川河口の変遷

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 河口が埋まってしまって夏の初めに重機で掘って道をつけなおした八千川の河口。ここしばらく何度か増水したことがあったのでひさしぶりにまじまじと見てみると、まるで埋まったテトラが「ここ、出口でっせ」と道案内でもするように、その場所からちゃんと注いでいました。石の間から「伏流水」のようににじみ出ていたことを思えば、今はちゃんとしてるなあ。

 姫川のほうも、左岸側に大きくあった湾のような部分に砂利がずいぶん貯まって高くなり、その分さきっぽがすこし短くなって右岸側がすこし伸びたような感じ。水が出るたびに、河口の形はかわっていくし、ときどき眺めるのも面白い。まさに大人の自由研究だなあ、と。

 しばらくお休みしてましたが、またときどき、河口の形、眺めていきたいと思います。

 さて、今日は日本海クラシックカーレビュー。多くの方が糸魚川にお越しのこととおもいますが、くれぐれも安全運転でたのしくお越しください。

 おはようございます。

2016年9月 3日 (土)

体育祭日和

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 今日は、上の子の体育祭で青中に。
 いい天気だなあ。すごい土埃だなあ。そして、みんな、いい子たちだなあ。と、つくづく思う。斜に構えてる連中はほとんどいなくて、みんななんだかわかんないけど「勝ちたいよなあ」という気持ちで一杯になってる。そして、終わった後の解団式もなんだか名残惜しくて、何度も何度も胴上げしようとか、みんなで円陣やろうとか、そういうこと繰り返してるウチに時間がどんどん経っちゃう。

 そういう気持ち、問答無用で味わえるのは、あと何年もないのかもしれないよ。楽しめるときは、たっぷり楽しんでおけばいい。そう思いながらシャッターを押していたワタクシなのでありました。

 というわけで、写真は平成一桁年代の卒業生の記念品の日時計。はっきりとした影が出る季節ももうじきおしまい。もうじき、秋がやってくるんだなあ。そんなことを思ったりもしながら。

 炎天下で楽しんだみなさん、おつかれさまでした。

2016年9月 2日 (金)

夕陽を愛でる

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 夕方、駅の近くのR8沿い展望台から海を眺めていたら、地元の人がどんどん海を見にやってきました。夏休みだと、ここに来るのはたいていが旅行の方。でも、夏休みがおわっても、見に来るひとはいるんだなあ。自分のまちの夕陽がきれいなのは、とってもいいことです。

 というわけで。

 台風前後は、曇っているところは雲。晴れているところはクリアな色と、どこか日本海の海の景色らしくないところがあったけれど、昨日はみんなグラデーションでどこか穏やかな、少し霞んだいつもの日本海。低い雲がたくさんあるから、沈む直前の雲の赤もきれいでした。

 まいにちちがう夕陽を楽しむ秋。今日はまだ真夏日だそうだけど、朝晩は涼しい中、景色を楽しめるようになってきました。

 おはようございます。

2016年9月 1日 (木)

実りの秋

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 小高い丘の上の田んぼから見下ろす海。
 田んぼの上には赤とんぼがいっぱい飛んでます。

 ああ、秋になるんだなあ。
 糖質制限なんていってないで、新米モリモリたべたいなあ(笑)。

 春になり、雪が消えるとなんだかすごく高揚感がやってくるように、農家でもないのにあちこちでお米が実り始めると、「新米だ、新米だ」って興奮がやってきます。
 考えてみれば、ここのところはお米の保存がものすごくよくなって、夏に買うお米も美味しくて、新米に切り替わる時に「ああ、ウマくなったなあ」と感動するくらい今頃のご飯が美味しくないなんてことは、もうないのだけれどね。でも、それでもなお、新米はやっぱり心躍るのです。

 というわけで、今日は風もおさまりいい天気。
 おはようございます。

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