毎年一回くらいは、春先のネマガリダケ(細いタケノコ)の味噌汁のことをこのブログにも書いている気がします。糸魚川から塩尻に抜ける千国街道は、シンプルなタケノコとじゃがいもとかせいぜいもうひとつくらいの具のさっぱりした汁。でも、おとなり上越から長野へと抜ける北国街道沿いでは、サバ缶が入り、かき玉がはいったりする、具だくさんの汁で、全然タイプがちがうのです。
さて、今日は毎年恒例の小布施町のハーフマラソン「小布施見にマラソン」。
仮装しているひともおおく、まちなかを眺めて小布施のまちをたのしむ、町内探検のようなフレンドリーなハーフで、ここ数回うちの家人がエントリーしていることもあり、下の子とあっちこっちのチェックポイントを走り回りながら応援したりしています。
で、写真はみんなで仮装してるグループ。まさに「サバ缶とネマガリダケの味噌汁」のグループなのです。こちらの街道沿いでは、きっとソウルフードなんだよね。
この2つの汁の境目は、どうもうちのまちの海岸沿いにあるようで、先日の塩の道を歩くイベントのゴール振る舞いの根知駅では、2種類のタケノコ汁を振る舞ってくれていました。「こっちもおいしいよ!」とサバ缶入りの汁を勧めていた方は、きっと引っ越してきたとか、お嫁に来たとか、そういう方なのかも。
いまとなってはどちらのタケノコ汁も好きな僕です。ほかの土地では、どんなネマガリダケの味噌汁を食べるんだろう。それも興味が・・・(笑)。
走ったみなさん、おつかれさま。大会をサポートしてくれたみなさん、ほんとありがとう。
一万人以上のひとがおとずれて、そのまちを「見に」走ったり、練り歩いたりしてくれる。そういうイベントは、素敵だなあ。
図書館と並んで、僕にとっての小布施のうらやましい企てのひとつが「見にマラソン」なのです。
そんなこんなで、こんばんは。日曜日ももうすぐ、おわりですねえ。
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