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2016年5月11日 (水)

普段着の海

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 連休も一段落。海岸にも静けさがもどってきました。
 週末まではバーベキューしてるひとたちで賑やかだったベンチにも、朝ご飯を食べてちょっと運動するトラックの運ちゃんとかの姿が。
 ああいう姿もある。こういう姿もある。それが、まちなんだなあとつくづく思ったり。

 さて。

 昨日、高山市民時報社さんから封筒が届きました。中身は、先日旅先の宿で見つけた野草の本。
 僕はもう、草とか花とかの名前が壊滅的にわからなくて、時には桜と梅と桃の区別がつかなくてブログに変なこと書いては日々笑われたりしています。先日、宿のすぐそとの斜面を歩いていたら、人参に似た白い花と葉の草が一面に生えていて「これなんだろうねえ」と家人と話をしていたのです。で、宿の部屋に戻ったらこの本があって、調べてみたら植物の名前もわかったのだけれど、花にまつわる文章がとても美しくて「この本、欲しいなあ」と。
 フロントに聞いたら宿では売っていないとのこと。地方新聞の連載を集めたものなので、大きな地元書店にいけばあるのかもしれないけれど、僕らがいたのはほとんど富山な岐阜のはしっこの山の中ということもあってそういうわけにもいかず。で、出版元に連絡して「売ってもらえませんか」と相談したのです。
 そうしたら「本を送りますので、中に入っている郵便振替用紙で代金を送って下さい」とのこと。そして、昨日本が届いた、と。
 まずブツを届ける。そこに振込用紙がはいっているので代金を払ってねというやり方は昔からあるけれど、あたりまえのことながらこれって「後払い」。相手に信用がなければできない商売のやり方なわけです。そして、僕はこのやりとりでは完全に一見さん。つまり「西澤が信用できるから本を先に出す」のではなく「ウチのブツを買いたいというひとみんなを信用して、本を先に出す」ということ。これって、お金を払わずにもらっちゃうひとがたくさんいたら、成立しないやり方だなあと、ふと思ってしまいました。

 相手は、信用できるもの。こういう前提でいろいろ動けないことも正直多々あるんだけれど、それでも、こういう商売ができるというのは、僕らはとてもすごい国に住んでいるのだなあと、あらためて感じてしまいました。

 というわけで、本は「花野に遊ぶ」です。興味をお持ちの方は、ぜひ高山市民時報社さんにお問い合わせを。

 雨の朝ですが、おはようございます。

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